小説を書く秘術のチート技教えます!
もうさー、小説のネット創作論とか、「着想のコツを教えてください」とか、えーかげんにーせーよと思う。手取足取り教えて欲しいんだろうけど、もう我々は小説を書く道具はめいっぱい持ってて、訓練も終わってるのよ。「国語」という形で。高卒程度の国語力は、仕事でいったらもう新卒どころじゃなく、主任やプロジェクトリーダーぐらいの職歴のはず。みんなネットでちゃんとした日本語で意見を述べ合ってるじゃん。なのに教えることとか、もう無いだろって話。
絵とかダンスとか楽器なら、技術的に教えることはある。でも、「小説を書く力=国語力」は、もうすでに効果的な線の引き方とかコマ割りの効果ぐらいのことは知っているレベルのはず。ネットの書きこみもクソリプも嫌味も、見て実践して覚えたでしょ? Xの字数制限も長文投稿も、見て実践して覚えたでしょ? それができて何故、小説ではそれができない? それは本を読んでないからでは。読むに値する質の小説を読んでないからでは。
なのに、小説を書くコツを教えてくれと言われて国語力の話をすると、みんな嫌な顔するのよね。教えてるじゃん。小説チート技は国語力だよ。トウシューズで立つための足の訓練は嫌がるくせに、オデットとオディールの演じ分けとか、ジゼルの表現のコツとか聞いてくんな!
……と思うけど、Xで国語力の話をすると、反応が鈍いのよねえ。
「無我夢中で突っ走って、振り返ってみたらあれが青春だった」が小説を書く人、「青春したーい!」って迷走するのが創作論。書きあがったものがイマイチなら、それはちゃんとした小説教室の先生が改善点を教えてくれる。でも、何にしても書くのは、書き始めるのは自分よ。最終的には、残るべき人だけが残る。
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