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2020年6月12日 (金)

1988年 第二回青山円形劇場脚本コンクール

3

信じがたいことに、高野史緒は来月でデビュー25周年を迎える。自分にしてはよくやったと言うべきか、こんなものじゃ全然だめだと言うべきか……。何にしても、ちょっと過去を振り返っている。その作業中に、こんなものを発掘。

1988年の第二回青山円形劇場脚本コンクールの結果発表。「ぴあ」(懐!)に掲載されたもの。私は「高野史緒」名義を使う前の、「高野愁星」名義。なんでこのペンネームを使っていたのかというと、当時、80年代はまだ女性の作家が「女流作家」などと言われて、出版社が売り出す時、女らしさや「女性ならではの感性」を「売り」にされがちだったので、なんかそういうのに抵抗があって、男女どっちだか分からない、少なくとも「女らしさ」的なものを売りにしないペンネームを使いたかったから。

佳作受賞は
北野茨(37歳・高校教員) 「キューソネコカミ ねこひげたてる」
友澤晃(26歳) 「Pierro?」 のちの友澤晃一
高野愁星(21歳・大学生) 「エレヴァシオン」 のちの高野史緒
石川耕士(35歳・ちかまつ芝居主宰) 「春や春 春近松の浪漫す」

青山円形劇場脚本コンクールは、今はなき青山円形劇場(青山のこどもの城に併設されていた劇場。Wikiの記事はこちら)が行った脚本コンクールで、何回まで行われたのはちょっと資料がなくて分からない。この第二回の1988年は優秀作は出なかった年。私以外の三氏、北野茨、友澤晃(のちの友澤晃一)、石川耕士の三氏は、この後演劇や映画のジャンルで活躍。私だけが演劇とは縁のない人生になってしまったが、少なくともこの賞に泥は塗らなかったと思っている。

ちなみにこの時の「エレヴァシオン」は、のちの『ヴァスラフ』(中央公論社、1998年)になっている。

今考えるとかなり歩留まりの良かった第二回青山円形劇場脚本コンクールの情報ががネット上にほとんどないので上げてみました。関心のある方の参考になれば何よりです。

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