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2019年4月 5日 (金)

Get Old with PSB!

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4月1日、もう令和もエイプリール・フールも消し飛ぶ大イベントがあったのだった。

ペットショップボーイズの武道館公演だ。

単独公演は実に19年ぶりだそうで(サマソニ等では何度か来日)。私がこれまでPSBを生で聴いたのは15年前のトレヴァー・ホーン25周年コンサート@ウェンブリーの時だ。

私が本格的にPSBを聴き始めたのは1991年、コンピレーショカアルバム「Discography」以降。院生の頃ですね。一度は単独公演を聴きたいものだとその頃から思っていたのがついに実現。

4月1日のセットリストは以下の通り。

Inner Sanctum
Opportunities (Let’s Make Lots of Money)
The Pop Kids
In the Night
Burn
Love Is a Bourgeois Construct
New York City Boy
Se A Vida É (That’s The Way Life Is)
Love Comes Quickly
Love etc.
The Dictator Decides
Inside a Dream
West End Girls
Home and Dry
The Enigma
Vocal
The Sodom and Gomorrah Show
It’s a sin
Left to My Own Devices
Go West (Village People cover)

Encore:
Domino Dancing
Always on My Mind (Brenda Lee cover)
The Pop Kids

いやあもう最高でしたよ。感想とか評論とか無いよ。必要ないもん。ただただ最高。クリス・ロウは安定の置き物感でラップトップの前からほぼ動かず、ニール・テナント御年64歳は、ゲスシヴォーカルなしで1時間45分一人で歌いきってしまったよ。あの声もまったく衰えていない。

見ての通り懐メロ率高めw 客の年齢層も高めでしたけどねw だいたい30代〜50代って感じ。たま〜に混ざってる若い子はいったいどこからPSBのファンになったのやら。帰りがけに「なんか昔の曲だとみんなノリが違うよね〜w」と、ちょっとオールドファンを嗤うようなことを言ってる会話を小耳にはさんじゃったのだが、おいおい、当たり前だろ、と思う。ていうかPSBだってそういうオールドファンを思って選曲してくれてるんだと思うんだが。

我々は伊達に歳をとっちゃいないのだよ。デビュー当時から数えると30年以上にわたる蓄積があるのだ。我々にとってPSBの曲は、一緒に歳を取り、その時その時の思い出があるのだ。

五月にこのツアーと同じ内容でロンドンでやった公演のDVDが出る。もちろんもうポチってあるw 我々はこれからも、ニールとクリスが本当にジジイになって引退するまでPSBを聴き続けるのだ。

Get Old with PSB! あと10年も経てば、武道館でオールドファンをくさしてい若い子たちもこの時の我々の気持ちを知るであろう。

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