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2017年8月30日 (水)

トレヴァー・ホーン・バンド@ビルボードライブ東京

Tchtop

トレヴァー・ホーン・バンド来日公演

8月22日、トレヴァー・ホーン・バンドの2ndステージに行ってきました!

前回の来日は2012年8月。私はまだ乱歩賞の賞金も印税も振り込まれてないのにお付き合い関係でどんどんフトコロ具合が怪しくなってた頃で、果たして行けるのか?!という状況だったけど無理矢理行ってしまったんだった。まあ今回もワールドコンでナニだったので似たようなものですが それでもトレヴァー先生の来日とあらば行かねばなりますまい。ほんとは20日のサマソニも含めて全公演行きたかったけど……そこはホラ、ワールドコンが……ゴニョゴニョ

というわけで、ほぼ40年来のファンを自認しつつワンステージのみのレポです。

22日2ndステージのセットリストは以下の通り。

TWO TRIBES   Frankie Goes To Hollywood
VIDEO KILLED THE RADIO STAR   The Buggles
ALL THE THINGS SHE SAID   t.A.T.u.
RUBBER BULLETS   10cc
CRY   Godley & Creme
PLASTIC AGE   The Buggles
SLAVE TO THE  RHYTHM   Grace Jones
THE POWER OF LOVE   Frankie Goes To Hollywood
CAN’T FIGHT THE MOONLIGHT   LeAnn Rimes
OWNER OF A LONELY HEART   Yes
I’M NOT IN LOVE   10cc
SKY SHOW   Trevor Horn
FUTURE BOYFRIEND   OST The Reflection
RELAX   Frankie Goes To Hollywood

EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD   Tears for Fears

もうね、懐メロw みんなでかわりばんこにヴォーカル取って懐メロオンパレードです。シールのKiss from a Roseも予定されてたけどやらなかった。まあそもそも誰が歌うんだって感じの難しい曲ではありますが。トレヴァー先生がヴォーカルを取ったのはバグルズの二曲と新曲のSky Show。Sky ShowはNHKで粛々と放送されているアニメThe Reflectionの「80年代ヒット」という設定の曲ですが……これがね、もう、ものすごくバグルズっぽくて、私なんかは二度ほど聴いたらもう中学生くらいの頃からずっと聴き続けている曲のような気がするくらい、なじみすぎるほどなじんでしまった曲です。しかも、トレヴァー先生、バグルズ時代と同じ音域で歌ってる……。今回のライヴでも、根性であの高音域で歌い切りました。I'm not in Loveが終わった時点でベースを置いたので、おおっ?!と思ったら、そう、ヴォーカルに一球入魂で歌ってましたよ。もうイエスのトラウマからは解放されたのだなと思うと感無量です。ウェンブリーの時も2012年の来日の時も、ステージの上ではまだちょっと引いてる感もなくはなかったので……

「ヴィデオスターの悲劇」なんかはもう最初からコーラスは客がみんなで入れるのが前提のようなつくり(笑)。そして今回は途中でリック・アストリー(!)がゲストとしてやってきて、「ロンリー・ハート」を歌ったのでした。最初(あのジョン・アンダーソンじゃないと歌えない)オリジナルキーで歌い始めてすぐにオクターブ下げるっていうのは、まあ最初からそのつもりのネタだろうとは思うけど(何しろリックはデビュー当時、かわいい顔に似合わない太くて低い声でウケた人だし)、でも歌詞の紙見ながら歌うのやめてくれ(笑)。デキもイマイチ。まあ今回はお祭りってことで勘弁してあげよう。

トレヴァー先生はかつて「クラシックのオーケストラみたいに、過去の名曲を演奏するバンドがあってもいいんじゃないか」という趣旨の発言をしているのですが、何というか、まあ自分でそれを実践してるって感じでしょうか。過去の実績も今の実力もあるシュミのオヤジバンドだからこそでしょう。ポップスもロックも、もうクラシック並みに「名曲」があるんだし、確かにそういうバンドがあってもいいよね。

2ndステージの後はサイン会あり。Tシャツにサインしてもらってしっかり握手もして、夢の一夜は終了。また東京来てね! トレヴァー先生! そしてできれば次はGive Me Back My Heartをリードヴォーカルで歌ってください(笑)。

十代の頃から生ききづらかった自分に「トレヴァー・ホーンの新曲を生で聴く日がやってくるから頑張って生きろ」と言ってあげたい。いやあ、まさかこんな時代が来るとはびっくりだ。

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