第37回日本SF大賞贈賞式とSF作家クラブの法人化
SF大賞のほうは、選評がネットに上がってからにしようかな~と思っていたら一週間経ってしまったので、とりあえずご報告まで。
去る5月21日、第37回日本SF大賞贈賞式が行われました。ニコ動でネット中継が行われたのでご覧になった方も多かろうと思いますが、大変な盛会でした。選評にはのちほどリンクいたします。
で、その贈賞式の前にSF作家クラブの総会が行われ、ほぼ全会一致でクラブの一般社団法人化が決定いたしました。初期の牧歌的な親睦の会を惜しむ声もないではなかったのですが、もうね~、このご時世、任意団体のままでは微々たる会費を管理するための銀行口座さえ作れないんで。今は事務局の会計担当者が便宜上個人名義で口座を開いているのだ! 個人名でちまちまあちこちから入金されてくるので、会計担当者は「なんか恐喝してる人みたいw」と言ってるけど、いやどちかっていうと少額詐欺っぽいよねw なので、このままだと引き継ぎもできないわけですよ。そもそもSF作家クラブの趣旨は「会員の親睦と、SF・ファンタジーの普及、振興」なので、その趣旨を守るために時代に合わせて会の形態を変えるのは、仕方なくすることじゃなくてむしろ積極的にやりたいところ。そして、法人化によって会員が「便宜上入会してるだけ」という形をとりやすくなったことで、個人的に新年をともにしない人たちも会員であり続けやすくなると私は期待しています。数年前に袂を分かった人たちにも戻ってきてホシイ……
今、藤井太洋会長と事務局が超人的な働きで頑張ってくれています。今後もSF作家クラブをお見守りいただけると幸いです。
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