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2015年9月28日 (月)

♪たったの三分 親子丼~

メンドウなので解説はしないんで、分かる世代だけ分かってね。

さっきテレ朝でやってた『葉加瀬太郎の「音楽ハカセ」三時間スペシャル」で、作曲者を問う問題。

「カルメン」の間奏曲が流れる。カルメンと言えばあの曲、のアレである。

曲が終わり、早押しで伊集院光が押す。

そして、ちょっと自信なさそうに答える。

「……ハイドン?」

wwwwwwwwwww

我々の世代ではこうなる人けっこういると思うけど、まさか21世紀になってテレビでそれを目撃するとはwww

Nobody Is Right

earth music & ecologyの新CM。うわ~私これキライshock 世は「アンチ安保法案のメッセージCMNにも受け取れる」と称賛が大勢のようだけど、私はこれダメだわ。

曲は中島みゆきの「Nobody Is Right」。中島みゆきの曲は聴く人の感情に直に訴えてくるので、ぐっとくるか拒絶感を感じるかのどちらかだけど、ワタシ的にはこの曲は後者だ。なんて言うか……これって「ガールズウォー」の戦闘手段であり、女子のマウンティングだからなあ。上手いとこ相手をおとしめる言葉を見つけてきて、第三者の感情をこちらの味方につけ、敵に「かわいそうね」って言ってあげる。まさしくおなご戦争の殺戮手段にほかならない。

「あなたは正しいって言われるのが気持ちいいから争ってるんでしょ? かわいそうね」ってやりはじめたら、本来考えるべき論点とかチャラになっちゃう。私はガールズウォー的な場では勝てたためしがないのでコンプレックスがあるからよけい気になるのは認めるけどさ~。単にCMとかネットのちょっとした話題という場であっても、安保法案と「キモチ」があまりリンクし過ぎるのは危機感を感じる。

国会議事堂の前に集まって「キモチ」で叫ぶのもいいけど、これから安保法案のある日本に生きる若い人たちは、日本が戦争なしでも気の世の中を切り抜けていける現実的な「技」を身につける方にこそ労力を使ってほしい。情報戦に強くなることとか、世界中の各文化圏に向けて発言してゆくための具体的な方策とか、文化・学術の領域で日本が信頼と尊敬を勝ち得るだけの業績とか、労力を使うべきことはいろいろある。「キモチ」というものは確かに大事ではあるけれど、そこにばかり集中していて得られるものはあまりないのでは。

などと、たかがCM一本とネット上の書き込みに対して何をマジメに論じちゃってるのか>自分。イタイぜcoldsweats01 でもやっぱりどうしても気になってしまうのだった。

2015年9月13日 (日)

ヤマトとSWで満席! オーケストラ・ディマンシュ第41回演奏会

東京のアマチュア・オーケストラが好きだ。

演奏歴ン十年とかセミプロの人たちとかが、自分のやりたい曲を求めて複数のオケに加入していることが多く、東京のアマオケはいわば巨大なサークルの各部門みたいな感じになっている。音大卒の人も多いので、全体にレベルが高い。そして、少ない機会にやりたい曲をやっているので、フツウに上手なプロオケよりヤルキがすごい。

今日はすみだトリフォニーホールにオーケストラ・ディマンシュの第41回演奏会を聴きに行く。別なアマオケのコンサートの時にもらったチラシを見て、0.3秒で「これは行かなければ!」と思ったのだった。何しろ、スター・ウォーズとヤマト、「惑星」をやるというのだ。

ついにアマオケで満席を目撃。全席自由にもかかわらず、私は奇跡的に二階最前列中央を確保。SFのカミサマの思し召しでしょうかw

SWはメインテーマ(エピ3型)、Across the Stars、英雄たちの戦い。ヤマトは宮川奏の組曲から序曲、誕生、「さらば」からの白色彗星をはさんで出撃、大いなる愛。白色彗星はもちろんすみだトリフォニー・ホールご自慢のパイプオルガンでの演奏。これ生で聴いたの初めて! そしてopをワンコーラス、客席が生オケで歌うコーナーあり。

後半は「惑星」の普通ヴァージョン。あ、さすがにマシューズの「冥王星」はやらないのね……sweat02 あれ好きなんだけどね……

で、アンコールがダース・ヴェイダー・マーチとDuel of the Fates。

この三つの演目ならアレは必ず聴きたい、アレもやりたい、というのを(「冥王星」以外は)全てやりきったコンサートでした。

もう演目からしてそうだろうけど、とにかく編成が巨大。管を補強しまくったオケに、前後半合わせて、ピアノ、チェレスタ、マリンバ、シロフォン、バスドラ、ティパニ2セット、アンヴィル、銅鑼、エレキギター、エレキベース、ドラム、チューブラーベルズ、フォース(!)、ソプラノスキャット、混声合唱、ミラーボール、ハープ二台、パイプオルガン(もちろん「惑星」でもちゃんと使用)。こうなってくると、普通の編成の弦が弱くなってしまうのが悩みどころか。合唱の東京トリニティコールというところは、発声法からいってバロック~古典~前期ロマン派あたりの教会音楽をやるグループじゃないかと思うけど、さすがにこの編成ではかき消されてしまう。声質はとてもきれいなんだけど。

オケは、技術的にはオーケストラ・ダヴァーイやソニーフィル等には及ばないのだが、アンサンブル力がかなりあるので、ちゃんと聴かせてくれる。

次は「イタリア奇想曲」、「ローマの松」、メンデルスゾーンの四番で、表向きはイタリアがテーマというところなんだろうけど、ひそかに裏テーマとして爆演のニオイを嗅ぎつけているのは私だけですか?w いずれにしても、またもや楽しみに思えるプログラムはアマオケが担うのであった。プロオケは採算第一なところがあるので、安全パイプログラムが多すぎる……

ところで東京のアマオケに関しては別な方向からも関心を持っているので、どこかが取材させてくれるとありがたいです。……と、誰にともなく言ってみるw

2015年9月10日 (木)

第六十一回江戸川乱歩賞贈賞式(と茨城の水害と「戻り川心中」)

今日は第六十一回江戸川乱歩賞贈賞式の日。

……なんですが! 栃木、茨城が元台風十八号による前代未聞の大水害に。昼ごろには土浦・阿見にも避難勧告が。

親父が住んでいるのはちょっと高いところで大丈夫っちゃ大丈夫なのですが、わりとすぐ近くまで避難勧告対象地域が来てたので、まあいろいろあって、欠席させていただきました。すみません。今(22時時半現在)はもう本当に大丈夫になりました。

去年は母親の介護問題で欠席。今年はコレ。20年ほど前にこの世界の大先輩に、「女は何だかんだ言って親が弱ってくる時期は執筆も付き合いも滞らざるを得ない。その時期に無理をするとかえって親のことが終わった後に書けなくなったりするので、介護期は無理に書こうとしないで何とか乗り切って」みたいなことを言われて、まだ二十代だったこともあって内心反発を覚えたものですが、実際そうなってみると……本当なんだというのを実感します。何とか乗り切ります……長編は地味に書いてます。前エントリの『屍者たちの帝国』は予定通り出そうです。

そういや連城三紀彦さんの「戻り川心中」の舞台、「千代ヶ浦」というのは、ちらほら指摘はありますが、やっぱり土浦ですよね。別に土浦の名誉を汚すような話ではないんだけど、実際の地理とちょっと違うので仮名にしたのではないかと思います。土浦説を取る人はみな「鉄道駅があるから」を根拠にしますけど、土浦もんとしては、「水郷」と「菖蒲」を何よりの根拠にしたいところです。菖蒲に注目するって、さすが連城三紀彦!としか言いようがない。そして、昭和四十年代に暗渠になった川口川は、船の去来を計算できるほど規則的ではなかったけど、治水がイマイチだった昭和前半くらいにはけっこう逆流する川だったようです。まあそんなところなので、土浦出身者としては、東京に引っ越して十年以上経ってても、水害はリアル恐怖。雨降ったのがもっと東だったら、霞ヶ浦に流れそそぐ川は全て超戻り川になっちゃったでしょうね……shock

というわけで、呉勝浩さん、ご受賞おめでとうございました。

2015年9月 8日 (火)

予告:『書き下ろし日本SFコレクション NOVA+ 屍者たちの帝国』

もう公にしていいって言質を担当者から取ったのでw 

河出書房新社から、大森望・編『書き下ろし日本SFコレクション NOVA+ 屍者たちの帝国』が刊行されます。お招きいただいて書いてまいりましたよ。NOVAに関しては、10年近く「書く書く詐欺」をしてきましたけど、ついに本当に書きましたw 大森さん、長い間すんませんでした。

内容は、タイトルで「おおっ!」と思った方は多分そのまんま当たり。伊藤計劃さんの未完の遺作『屍者の帝国』(円城塔さんが構想を引き継いで2012年に刊行)の序章だけを共有して書かれるシェアード・ワールド・アンソロジーです。私が把握している限りでは、宮部みゆきさんや山田正紀さん、藤井大洋さん等、ベテランから新星までけっこうなビッグネームが揃っています。

私は、いかにも私に期待されている的な『白痴』の「その後」をフィーチャーしてみました。もちろん、「読まなくても分かる『白痴』」つきw 『白痴』に混ぜるなら絶対アレだろうというアレと、私の世代のSF少年少女の大トラウマ小説のコレ、そしてネタの宝庫のソレをリミックスして、『マトリックス』と『ブレードランナー』経由で明後日の方向にぶん投げます。『白痴』とアレの合体は十代の頃からやってみたかったのですが、ついに本懐を遂げました。乞うご期待。

配本は10月2日予定。著者校はもう終わってるので、気楽に他の方の作品が読めるのを待つばかり~。なんかトークイベントとかできるといいですよねえ。

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