ソ連宇宙飛行士マトリョーシカ
ロシアに行っていた井上が週明けに帰ってきた。どこに行っていたのかというと、毎年恒例、モスクワ郊外のロシア国立映画保存所の映画祭。映画祭と言ってもスターがレッドカーペットの上を歩くような華やかなやつじゃなくて、少数の映画研究者だけに招待状を送って、モスクワから電車で一時間かそこらの映画保存所=一つの村という隔離環境で行われる、激しく地味な秘密結社みたいなに映画祭だ。私は「隔離軟禁映画祭」と呼んでいる(正式名称のロシア語が覚えきれないっちゅーのもありますけどw)。
例年、一月末に行われていたのだが、去年はソチオリンピックに押し出されて二月末の開催になった。そしてどういうわけかそのまんま今年も二月末開催。よく分からん……ロシア……
で、うちは二人とももうすっかりスレてしまってロシアのお土産にはあんまりわくわくしなくなっているのでございます。私に至っては、夫のお土産センスにも警戒感を抱いている。何しろ去年はこんな事案も発生してるもんでw
が、今年は奇跡が起こったのだ! こんなのを買ってきたのである。
背景のプラトークの柄がうるさくて申し訳ない。被写体を邪魔しない落ち着いた色柄を求めて紬の着物を広げたらものすごくヘンだったもんでやめました
外からガガーリン→チトフ→レオーノフ→テレシコワ→CCCP(しーしーしーぴーじゃなくてえすえすえすあーる)と書かれたロシアン末広がりロケット。ガガーリンの足元に書かれているのは「ヴォストーク」。ガガーリンがちょっとゆるくてすぐパカっと開いてしまうのが難点だが、まあロシアっぽさを感じさせると言えなくもない
うちにはこの他にもテロリストマトリョーシカとか、耳つきチェブラーシカマトリョーシカとか、まともでないマトリョーシカがいくつかあるので、ちゃんと写真に撮って公開したい。なんですけれども、私の撮影センスの問題があるので、もうちよっと時間を下さい
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きっとロシアのどこかにレーニンからはじまって、スターリン、フルッショフと流れゴルバチョフで終わるマトリョーシカがあるような気がする。
投稿: 林譲治 | 2015年3月 8日 (日) 08時15分
うちにはレーニンかスターリンから始まって一番外がエリツィン、メドベージェフ、プーチンに至るマトリョ三種があります。途中で誰が省略されるかがミソw
かつて地デジが始まる時にアンテナ工事に来た電気屋さんが興味を示したので、開けて見せたらとっても喜ばれますたw
これらも私の撮影センスの問題に妥協点が見いだされたらupしますです。
投稿: ふみお | 2015年3月 9日 (月) 22時47分