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2014年7月 1日 (火)

微妙な結論

今日、私は結婚指輪をはずして都心に向かった。ある男性に会うためだ。

彼は私の手を取って握りしめた。私は彼に求められるまま、これまでのことを語った。

私たちは熱く語り合った。彼の言葉は真摯で力強く、私は、この人に全てを委ねよう、と心に決めた。

彼は見つめていた私の手から顔をあげると、優しく、しかし有無を言わさぬ毅然とした口調でこう言った。

「腱鞘炎ですね」

ええ……そ、そうですね……

問題は、今は症状がかなり落ち着いているので、何としてでも手術(←内科がああ~!)、何としてでもステロイド注射(←内科がああ~!)ってほどじゃないということか。

どうしたもんか……

一番驚いたのは、どうせCTとかで造影だと思っていたので指輪は外して行ったのだが、今は診察室の小さい機械でエコー造影するので指輪とか時計とかつけたままで問題ないってことだ。その場で造影しながら患者に説明できるのだ。科学技術の進歩スゴイ。まあエコーなのでココロの目で見ないと分かんないわけですがw

しかし……確かに深刻な状況ではないとはいえ、不便だし、たまに痛いし、暑くなるとまたどのように悪化するか分かんないし、このまま秋まで半固定は避けたい。何らかの形で「治療」したいのだが……外科的に治療するほどでもなく……という、微妙な状態。こういうのが一番困る~。どうすりゃいいんだ。

というわけで今、整体的治療を考えている。もっとも、そういうところの専門家にも「治療するほどでもない」と言われる可能性はあるわけですが……

でも、シロート判断の半固定でここまで回復したって、すごくないですか?! 私の処置が的確だったってことじゃないですか?! 

……と言いかけてやめた。ここで褒められてもニガワラってされても、なんか複雑だからなあ。

私は少しばかりささくれた心を抱えて家路についた。もう彼に会うことは二度とないかもしれない……

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コメント

 去年、Spring8を見学して、超強力な粒子加速器に用いる磁石を触る機会があった。あれくらい強い磁石だと誘導電流で抵抗を受けるので指輪は外した。
 翌朝、朝食の時に指輪がないので、播磨まで取りに行くのかーーそもそも残ってるのか?ーーと血の気が引いたが、幸い、ベッドのところにありました。

別な意味危機一髪だったわけですねw 自宅に置いてゆくのが正解ですよね

そういう磁石って、身体の中にボルトが入ってる人とか「うっ、俺の脚が磁石に!」みたいなことないんでしょうか。いや今はボルトの素材自体が鉄じゃないか。

 フレミングの法則で磁場の中を伝導体が動けば電気が生じ、その電気で生じる磁場と磁石の磁場が反応して……って原理なので、鉄でなくても起こります。ペースメーカーの人などは厳禁だったと記憶してます。

ひょえ~ 宇宙人になんか埋め込まれてる人も厳禁ですね ソレが誤作動すると何が起こるのか……知りたいような、知りたくないような……

それにしても、アトラクティヴな「彼」(<ドイツ語でもフランス語でも男性名詞) に逢うために指輪外したんですね~w 心臓の弱い方は近づくことさえできないほど強力な力を持つ「彼」なんですね~w いや~すごいわ~w

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