フォト
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« ソチオリンピッググッズを入手 | トップページ | 佐村河内記者会見で思うんだけど…… »

2014年3月10日 (月)

ボンダルチュクの最新作がちょっと311

さすがにこの時期は精神的にキツイ。ここ半月ほど激しくネガティブなのだが、やっぱりこれのせいなのかなあ。お前はそこまでひどい目には合っていないだろうと言われれば、確かにそれはその通りだ。それでも、あの後で人生も感覚もいろんな意味で変わってしまったことに違いはない。

板橋区はホンモノの被災地と比べたらとてもとても「被災した」などとは言えない程度の状況だったが、近所のタイル張りのマンションはけっこうタイル落ちてたし、窓が割れた家もあるし、その後数か月で解体された家も実はけっこうある。実はうちのボロマンションも奥深くまでひびが入ったのだが、夏までには塗り直してナニゴトもなかったかのようにしちゃってるのだ。文字通り「糊塗する」ってやつ。「次」は多分「無い」と思っている。もう正直早く引っ越したいgawk

作家としてあの経験、あの歴史、被災地の現状や人々の心と真に向き合えるようになるのはいったいいつのことだろうと思っている。報道なら当然速報性が求められるし、ノンフィクションならまだ誰も消化しきれないうちの体験について語るのも必要だし、商売っ気があれば市場がホットなうちに震災ネタを売っとくのもいいだろう。第二次世界大戦なども、本当にそれを消化して創作のテーマにできるめようになるまで、人類はやはり時間を必要としたし。でも東西ドイツ統合をテーマにした『グッバイ、レーニン!』なんかはわりとすぐ……かと思ったら、調べて見たら東独消滅から10年以上経ってから作られた映画だった。その時その事態を生きた者がそれを題材として執筆するのって、どれだけ時間をかけたら可能になるんだろう……

しかし、事態の外にいる人にとってそれは格好の創作材料となる(それが悪いと言っているのではないよ)。もうそろそろそういう作品も出てくるだろうなーと思っていたら、意外なとこから出現!

フョードル・ボンタルチュクですよ。そう、『第九中隊』の監督。最新作は『スターリングラード』だそうで。私が見たわけじゃなくて、おろしや国帰りの夫に聞いたことなんですが。スターリングラードか~。いかにもボンダルチュクがやりそうなテーマで、またロシア軍の戦車とかヘリとか借りて大規模に撮影してるんだろうな~と思うが、まあそれはそれでいい。それより、なんでスターリングラードと311が関係してくるのかというと、何と、映画の導入部が311なんだそうだ。311の救援活動に来たロシア人がドイツ人を助けるのだが、実はそのロシア人の出生に関してはスターリングラードでのドイツとの因縁があり……という話らしい。実際に見てみないと、ちゃんと意義のある場面なのか、人目を引くためのネタなのかは分からないけど。

日本人としては、軽々しく扱ってほしくないという気持ちもあれば、海外の創作者に取り上げてもらうことでこちらの実情や気持ちもより分かってもらいたいという気持ちもある。ううう~ん、フクザツ。うぐぐ~。

日本での公開予定は今のところ無い。井上はそのうちDVD買うだろうけど、当然だがロシア語版だしなあ。パンドラとかギャガとか興味示してくれないかな~。商業上映に誰も手を挙げなかったらユーラシア協会の上映会で取り上げてくれと井上に言うけど……。何か動きがあったらお知らせします。

当分ネガティブ・モードの日々が続くが、何よりも、被災地の復興を祈りたい。アメリカのチャリティ・アンソロジー"Tomo"も、まだ寄付活動は続いているし、Kindle版も出たのでよろしくおねがいしますです。

Tomo 紙版

Tomo Kindle版

« ソチオリンピッググッズを入手 | トップページ | 佐村河内記者会見で思うんだけど…… »

ロシア・ソ連」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。