【52thSF大会&2nd国際SFシンポジウム】無事終了しました
ご報告が遅くなりましたが、第52回日本SF大会こいこん と第2回国際SFシンポジウム、どちらも無事終了いたしました。SF大会はものすごくギリギリでエントリした上、ほぼゲリラ的にサイン会をやったりして、全然告知が行き届いていなくてすみませんでした。まああんなサイン会誰も来ないやろなと思いましたけど、それでも来て下さる方が何人もいてありがたかったです。相変わらずデザイン性のないサインでごめんね(笑)。
SF大会のパーティでのじゃんけんプレゼントでは、私が参加者全員に勝ってしまって当選者が決まらないこと数回(笑)。ああ……この手の企画、自分が応募する側としてじゃんけんに参加する時は二回戦以上に勝ち進んだことないのに……。このくらいの無心さでサマージャンボ最終日に挑む所存でございます(絶対ムリ)。
今回はちょっとバックレて宮島に行ったり、「陸上自衛隊 13旅団見学とミリめし」ツアーで激重の実戦用防弾チョッキや暗視装置をつけさせてもらったり(暗視装置まじスゴイ!)、なんかSF大会以外のネタが多くて、レポートとしては全然成り立たないなあ。ううむ。来年こそは『収容所惑星』第二部紹介の企画をやってレポートに値するくらいちゃんと参加したいですね。来年、地元だしね。
国際SFシンポジウムのほうは、私は大阪大会と名古屋大会の様子は知らないのですが、少なくとも広島大会と東京大会はイベントしては成功であったかと思います。まあシンポジウムというよりは顔見世的というか、白波五人男の名乗り的なお祭りではあったかと思いますが。東京大会の後に思ったこととしては、沼野充義、増田まもる、呉岩、ドゥニ・タヤンディエールに今回出席できなかったポーランドのミハウ・ストゥドニャレクと私を加えて、「SF翻訳の現状と底から見えてくる問題」に特化してガチンコのシンポジウムをやってみたいなあ、ということ。私も翻訳の現状(外国→日本、日本→外国の両面に関して)はもっともっとネタがあるのだ。東京大会では第一部も第二部も全然「論」と呼べるものは何も聴き手に提供できなかったので、不完全燃焼この上ないのであった。
もっとも、問題点も将来の展望も、今回まずは実際にやってみたからこそ見えてきたのだから、いかに顔見世的お祭りとはいえ、やってよかったのだと思っています。完璧じゃなきゃやってもしょうがないと考えのは愚かなことで、完璧では無いかもしれないけど、今できることをまずは実際にやってみないとね。
上の写真はフェアウェル・パーティでパット・マーフィさんと。パットに「猫手~! 猫手~!」と言われて慌てて猫手する(笑)。彼女は男前だし妙に「女の魅力」もあってステキだったなあ。腰痛を押して自腹でビジネスクラスにアップグレードしてまで日本に来てくれたパオロ・バチガルピさん、どのセッションもきっちり準備して挑んでくれた呉岩さん、ゲストなのに通訳としても働いてくれたドゥニ・タヤンディエールさん、日本の諸先生方、ありがとうございました。そして独裁者にして下僕の巽孝之先生、いろんな意味怨んでないこともないんだけど感謝します。微妙な言い方だな(笑)。
来年のSF大会はつくばだよ~。「なつこん」、綴りはNutsconだそうです。何がnutsなんだ…………………………あ、もしかして、いや、もしかしなくても、ナットウズ・コンヴェンションなのか…… うう
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