短編集とかフランス・ニュース・ダイジェストとか告知関係いろいろ
東京はまた明日(0時過ぎたからもう「今日」か)雪とか言ってますが、ほんとに降るんすかね。また降る降る詐欺なんじゃないんでしょうか。そんなに寒くないじゃん。
告知関係がいろいろ蓄積してきたので、コマギレに告知されても読むほうは面倒かと思いますので、まとめてお伝えいたします。
まず、12月の鼎談の書き起こしですが、以前12月15日刊の「新刊展望」と書きましたけど、(13年)2月15日の間違いです。12月15日と伝えられて、やけに早いな、と思っただけで確認もしなかったワタシが悪うございました。2月15日刊の「新刊展望」です。これはネットでも読めるそうです。限られた時間内に三者とも可能な限りつめこんで喋ってたのでいろいろととっちらかったところもありましたが、それをきちんとまとめていただきました。
それから、フランス・ニュース・ダイジェストに、この間パリでしたインタビューが載ります。たいした量じゃないですが。多分2月の第3水曜日刊の号に掲載。フランスでは仏人からも日本人からも「『カラ妹』を3月のサロン・ド・リーヴルに持ってくればいいのにー!」とさんざん言われたのですが、さて、講談社はどう動いてくれるか……。こればっかりはなあ、出版社任せだからなあ……
日下三蔵編の短編集『ヴェネツィアの恋人』(河出書房新社)は、2月25日刊予定です。早いところは16日くらいから店頭に並ぶとか。表紙イラストは、皆川博子さんの『開かせていただき光栄です』の表紙で惚れ込んだ佳嶋さんにお願いしたところ、快く引き受けていただきまして、とても個性的かつ美しい表紙に仕上がりました。これ、見た人がみんな「なんかものすごく高野史緒っぽい」と言うんですよね。お楽しみに~。
まだゲラが手元にある状態で、ワタシがちゃんとやらないとわやになってしまうのですが、3月には『カント・アンジェリコ』の文庫版が出ます。ああ……著者校……何故か著者校が死ぬほどキライで、なんだか妙に辛くて鬱だ……。何だろうこの鬱は。何がそんなにイヤなんだ>自分。これは発売日が近くなったらまたちゃんと告知いたしますです。
で、ついでと言っちゃなんですが、告知関係をするとアクセス数が増えるので、これもここで告知しちゃうと見る人が増えるってことで。
8日、こういうイベントがあります~。
ヨシフ・ブロツキーを求めて――エッセイと映画の間
一部屋半、あるいは故郷へのセンチメンタル・ジャーニー
ヨシフ・ブロツキーのエッセイと
フルジャノフスキー監督の映画
______________________________
日時 2013年2月8日(金)17:00~20:00
・映画『一部屋半』(アンドレイ・フルジャノフスキー監督、2008年)
全編上映(121分)。日本語字幕付き。
・ブロツキーのエッセイ「一部屋半」について
報告:関岳彦(東大院・博士課程)
・映画『一部屋半』について
解説:井上徹(ロシア映画研究者・エイゼンシュテイン・シネクラブ副代表)
◎司会:沼野充義(東京大学文学部)
会場 東京大学文学部(本郷キャンパス)
法文2号館 1番大教室(定員220名)
主催 東京大学文学部現代文芸論研究室/スラヴ文学研究室共催
入場自由、事前予約は不要です。
うちのセンセイが映画の解説と字幕を担当しております。バブル時代って、こういう芸術系の映画をやる小さい映画館がけっこうありましたよねえ。そういう意味ではバブルも悪くなかった気が。でも今はフルジャノフスキーの映画なんてなかなか上映するところがないので、この機会に是非。
……とか書いてるうちに都内の降雪予告時間まで三時間程度に迫ってきましたけど、全然寒くならないじゃん。やっぱり降らない気がする。
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