春の体調不良まつりと太陽風
みなさま、今年も春の体調不良まつりへようこそ(笑)。
しかし何ですね、今年は「春の訪れが遅い」と言いますが、そのぶん、三月第二週当たりから春の体調不良も一気に凝縮されてやってきた感じです。冬の体調不良って、みんな理由は風邪かインフルエンザで、症状も似たり寄ったりだけど、春の体調不良って理由も症状もバラバラじゃないですか。そもそも原因が分からないことも多い。私もまた突発性難聴の兆候があって服薬なう。兆候があったら「突発性」じゃないじゃんというツッコミはさておき。
それにしても、国や気候を問わず春になると体調を崩す人が続出するのってなんでなんだろう? タマラ・カルサヴィナの自伝の子供の頃のエピソードに、精神病院から退院してきた青年を預かったら、冬の間は正気を保っていたけど春に向かっておかしくなってゆき、ついに精神病院に戻さざるを得なかった、というのがあって、「春の体調不良」というとなんかそれを思い出してせつない気持ちになる。そもそも春って、動物は冬眠から覚め、えさをむさぼり喰らい、繁殖に励むという、とてもアクティブな時期のはずだけど……。これは人間がヘンなの? それとも動物たちも「なんか頭いて~」とか、「またおなか壊したよ~」とか、「目がチクチクする~」とか言いながら冬眠から覚め、えさをむさぼり喰らい、繁殖に励んでいるのだろうか。まあ、冬眠から覚める系の子たちはけっこう調子悪そうな気はしますが(笑)。
そういやこの間、私は急におなか壊すし、近所のスーパーや商店街で泣き叫んだり奇声をあて暴れたりする子供が妙に多くて、近所の動物たちはみんな不機嫌で、なんか変な日だなと思ったことがありました。Mixiで友達に「太陽フレアの爆発でもあったんじゃないの~(笑)」とネタとして書いたけど、実はその日の「なんかヘン」と思った時間帯の6~3時間後、アラスカ等でめったにない大規模なオーロラ爆発が起こっていたらしい。観測データによると、太陽フレアの爆発があったわけじゃないけど、太陽風磁場がかなり活発化していたらしい。
この日だけたまた変だと思って注意を向けただけで、実は普段からいろんな要因が体調や精神状態に影響を及ぼしてるんでしょうね。ドイツでは新聞やテレビで「医学気象予報」なんてのをやっていて、今日はこういう天気だからこういう病気の人はこう気をつけなさい、とか言うらしい。本当は気象とか、太陽活動とか、宇宙線とか、月の引力とか、地磁気とか、大気中の物質の成分や濃度とか、それこそ無数の項目がからんでるんだろうなあ……
いずれにせよ、やらなくちゃいけないことはますます溜り、各方面に迷惑をかけるのであった。すんません。今日はちょっと早く寝ます。明日やります、明日
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