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2012年3月22日 (木)

勝手に改造 「相棒10」最終回

あらら~。何とも肩すかしなシンプルな最終回。犯人を最初から明かした、いわゆる「倒叙もの」なれど、杉下右京がよくやるコロンボ方式でもない。もっとも、今回の焦点は神戸噂の「卒業」なので、謎解きはシンプルにして杉下と神戸の関係の変化に焦点を当てたのだろうとは思うけど、それにしてもシンプル過ぎる……。神戸が杉下に電話するあたりで、杉下が何か大きなどんでん返し発言をするのかと思ったら、それもナシ。まあ、杉下と神戸の関係の変化に焦点を、てのも分かるのだが、まがりなりにも「相棒」なのだから、もう一段階意外性があって欲しかった。というわけで、勝手に改造案を考えてみました。実はもっと早急にやって送信しなきゃならないものがあるのだが、どうしても考えちゃう。ま、作家の職業病ですね。

案1.そもそもの設定は、茜と母親郁子はめったに会えない、距離のある別居とする。殺人のあった夜に久しぶりに再会。作中、茜は大きくなったお腹を必要以上にかばい、母親も含めて誰も近づけないような言動をする。神戸が杉下に電話をかけた場面で、杉下が「実はもう茜さんのお腹には子供はいないのでは?」と指摘。実は事件の直前、茜は流産していて、科学者としての功名心が芽生え始めた母親には言えないまま、その治療も終わっていた。「もしクローン人間が生まれてしまったら」という課題自体、実はストーリーが始まる前から存在していなかった。

案2.郁子と茜は設定通り同居。捜査の過程で、茜の婦人科の主治医Aが郁子のかつての同僚であり、クローン胚移植で共謀していたことが分かる。裁判の最中に茜の体調に危機が訪れるが、早産なれど母子ともに助かる。世界中に「クローン人間誕生」のニュースが駆け巡る。事態を危惧しながらも「本当にクローン胚の移植は成功していたのだろうか」という疑いを拭いきれない神戸。何かを求めるように殺人事件の被害者隼斗の部屋に再びやってきた神戸は、あるものを見つける。隼斗は茜の亡くなった息子の遺髪を持っていた。中には毛根のついた毛もある。茜の主治医Aの言動に何となく疑問を感じていた神戸は、一縷の望みをかけてDNA鑑定を米沢に依頼する。

DNA鑑定の結果、生まれてきた子は遺伝子的にはまちがいなく茜とその夫の子だったが、「別人」だった。実は茜は、夫とともに不妊症の治療を受けており、息子は最終手段顕微授精でようやく授かった子だった。そして郁子と婦人科医Aは、実は茜夫妻の了解を得ず、他の凍結受精卵を研究のために作り、保存していたのだった。郁子が茜の子宮に入れたのは、その凍結受精卵であり、クローン胚ではなかったのだ。DNA鑑定すれば茜夫妻の子であるのは間違いない上、すでに火葬されている長男と遺伝子的同一性は確認できないので、「世界初のクローン人間を作る」という科学的「栄光」を手にできると郁子は考えていたのだった。が、置いを思う隼斗の気持ちが、その偽りの栄光を打ち砕いたのである。

案2だったら、神戸の「生まれてしまったクローン人間が生きてゆける世界など、この世にはまだない」という危惧も番組の最後の最後まで引っ張れるんではないかと。

いや~、杉下と神戸の関係の変化に焦点を、てのは分かるんだけどさ~、分かるんだけど~、今シーズンは凝った科学ネタが多かっただけに、この最終回じゃ不満です。

ちっ。

次の相棒は誰になるんだろう。まあ萩原聖人演じる相原だろうとは思うけど、いきなり伊丹とかだったらウケるw 

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コメント

あるいは、実際に受精卵挿入の処置をしたのは医師Aで、処置室に郁子は居合わせなかった。Aは良心の呵責の限界に達しており、クローン胚ではなく凍結受精卵を着床させていた。郁子はそれを知らず、ストーリーの最後の最後で生まれた子が遺伝子的に「別人」と知らされるまで自分のクローン技術は成功したと思っていた、と、もうひと捻りいれてもいい。

とにかく不満っす。

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