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2010年8月31日 (火)

訃報・川本喜八郎

川本喜八郎さん人形美術家が肺炎で死去 

日本を代表する人形アニメーション作家で、NHK人形劇「三国志」などを手掛けた人形美術家の川本喜八郎(かわもと・きはちろう)さんが23日、肺炎のため死去していたことが27日分かった。85歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。後日、しのぶ会を開く予定。喪主はめい高橋裕子(たかはし・ゆうこ)さん。

 川本さんは、「鬼」「道成寺」「火宅」など日本の伝統的な様式美と人形表現を取り入れた映画を次々と発表。国内外の映画賞を数多く受け、高い評価を得た。折口信夫原作の映画「死者の書」(05年)が最後の作品となった。07年、代表作品などを展示する飯田市川本喜八郎人形美術館が長野県飯田市に開館した。95年、勲4等旭日小綬章。

ショック。これは知りませんでした。今日、井上のもとに川本さんのプロダクションから連絡があって初めて知った次第。5五年くらい前まで、アートアニメーション関係のパーティでお目にかかることはあったのですが、最近どうしていらっしゃるか……と思っていたのですが……

私の世代はNHKの『三国志』などは見てて当たり前でした。人形アニメーション作家として偉大かどうかというはるか以前に、太陽や月が存在するのと同じくらい、空で輝いているのが当たり前だったというか。

今ごろ、あちらの世界でイジー・トルンカやロマン・カチャーノフとの再会を喜んでおられるところでしょうか。残された者たちはまだただ悲しいばかりですが、その作品のありがたみを改めて振り返りたいですね。

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