『量子回廊』と『東京SF化計画』
SWまつりの間は毎日更新しようと思ってましたけど、やっぱりばてました。免疫力が落ちますね。ここ何てタトウィーンですかというくらい暑い。
こうやって続けてみると、エピ4はやっぱりちょっと異質ですね。展開がゆったりしててビックリ。温泉旅館かと思うくらいのんびりしてるw エピ5、エピ6は「フツウの映画」だけど……。まあエピ4は70年代半ばに製作されたものだし、当時は「人気シリーズ」という看板も背負っていなかったし、手探り状態だっただろうし、80年代以降とは勝手が違ったんだろうと思いたいところですが、97年に手を入れた時、ルーカスはダルい部分をカットするどころか、いろいろ足してるのよね……。特にデス・スター上の空中戦なんか、すごく足してる。SFマガジンの塩澤前編集長は、劇場に見に行った時、ここで寝たと言ってたなあ。私はトイレに行って戻ってきてもまだデス・スターだったw この内容だったら1時間ちょっとで終わるよ! ていうかルーカス、どうせあとからいろいろ足したり差し替えたりするんだったら、エピ6のラストシーンにクワイ・ガン・ジンも入れてよ!
SWまつり終了後、東京創元社から年刊日本SF傑作選『量子回廊』と、ハヤカワ書房からSFマガジン9月号『東京SF化計画』(TOKON10との連携企画)が届きました。『量子回廊』には私の「ひな菊」が採録されております。SFMのほうには、新作の「アントンと清姫」。もう、タイトルからして何がネタかお分かりかと思いますが、その通りです。加藤俊章さんに大変美しい清姫さまを描いていただきました。加藤さんは私にとって、歌舞伎「仲間」というより先生に当たる方で、福助の「二人道成寺」もごいっしょさせていただいたことがあります。今回も、清姫の衣装の柄のことでご助言をいただきました。ああやっぱり加藤さんにお願いしてよかった……。解説のところで言及していただいた『新ロシアSF傑作集(仮)』と『新東欧SF傑作集(仮)』についてはまた後ほど。どちらも収録作の原稿はほぼ集まっていて、何とか年内に刊行できそうです。
今日は雨降ってくれないかな……。出かける予定はあるけど、それでもいいので雨降らせてください。このままではマジでタトウィーンですがな。太陽1コしかないのに……
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