フォト
2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月28日 (日)

津波とベルリオーズ

津波が来るよぅ~、怖いよぅ~、と言いつつ、自宅より海に近い墨田区にベルリオーズを聴きに行く。いや、まあ、津波といってもすみだトリフォニーホールに届くほどのものが来るとは心配性のワタクシでもさすがに思ってはおらず、そういうストレートな意味でびびっていたわけではないのですが、何しろ水害の町・土浦市で生まれ育って、母親に自宅の柱を指差されて「ここまで水が来た」とか言われながら子供時代を過ごした者にとって、やっぱり水害系の恐怖は原始的なレベルで根付いているのですよ。もうオリンピックとか東京マラソンとか、どうでもいいわけですよ(ちなみに私は女子フィギュアの結果に不満は無いです)。

で、何故ベルリオーズなのかというと、夫の友人がソニー・フィルに所属していて、いつもちゃんと案内をいただくからなわけです。ソニー・フィルはその名の通り、ソニーの企業内サークル。まあアマオケなんですが、ここもまたハンパないアマオケで、今回もほほほ満席でした。

プログラムは「舞踏へのお誘い」とハイドンの85番「王妃」、そしてメインの「幻想交響曲」。指揮は金聖響。

「舞踏…」は無難に済ませたものの、正直、ハイドンがかなりヤバく、一時はどうなることかと思いました。いつからこのオケはこんなに下手になっちゃったんだ……まさか……世界的経済危機→資金力低下→練習環境悪化→質的低下→廃部という恐怖のループが頭を駆け巡る……

が、「幻想」はとてもよかったです。そうか……労力の大半をこっちに使っちゃったのね。まあそりゃそうでしょう。ハイドンはほとんど練習してなかったんでしょう。特にパート練習はほぼ皆無と見た。

まあそれはいい。「幻想」は素晴らしかったです。標題音楽である点を過大に重視せず、純粋音楽的にまとめて成功した感じ。ストーリー性やグロテスク感には欠けるものの、今回は演出より音楽を取って正解でしょう。ビックリしたのは、二台のハープ(どちらもさすがにトラ)、を指揮台の両側に配置してあったこと(第二楽章終了後撤去)。ここだけ妙にエンターテイメント。オケは、ウィーン配置どころかウィーンフィル配置。最初はハイドンのためだけにやってるのかと思ったけど、このまま「幻想」もやりました。

根性入ってるなあと思ったのは、チューブラーベルズで済ませることも多い第五楽章の鐘がホンモノの鐘だっとこと。BPOやらCSOやらの録音ならともかく、アマオケでスコア指定通りが実現できるとは…… いったい何処から借りてきたのやら……

と思ったら、なんと、あれは自前だそうです。あの鐘はチューニングできるようなものではないので、はっきり言って「幻想」にしか使えないシロモノ(強いて使いまわしするなら「1812年序曲」に混ぜるという手もあるか)。それを自前で持ってるアマオケって……。ふっ、ソニー……さすがだぜ、ちくしょ~、お金持ちめ(笑)。

と、ただの金持ちサークルだったらそれで終わりだが、その鐘がちゃんと生きるだけのレベルの演奏をしてしまうところがまた小面憎いではないか。

うちに帰ってから確認したら、何故かゲルギエフ&VPO、レヴァイン&BPO、オーマンディ&フィラデルフィアのCDしか発掘できなかった。アバド(80年代のまだ良かった頃)とか、デュトワとか持ってるはずなんだけど……さ、探しときます さすがにどこもいい鐘を使っているが、も、もしかしたらVPOとソニー・フィルの鐘は同じメーカーのものかもしれない…… BPOは破格のいいやつを使っていて、かえってちょっと音楽から浮いている。これ、ステージ用じゃなくてどっかの教会の鐘とか録音したのかと思わんでもない(少なくともオケと別録音なのは確実かと)。

「1812年序曲」同様、やっぱり鐘って大事なのよね。単なる効果音じゃない。「1812…」なんて、大砲はバスドラで充分、そんなにこだわる意味はない、勝負を決めるのは鐘だと私は思っている。「幻想」も、いわゆるDies irae部分2分ほどの間しか使わないものだけど、それでもやっぱり、オーケストレーション巧者のベルリオーズがこだわった意味がちゃんとあるのだ。

ソニー・フィル、次は9月にブル4だそうです。そういう難しいプログラムを持ち出してきても全然不思議ではないオケなのであった。いいなあ……

2010年2月22日 (月)

ついに『第九中隊』上映!

20100222 ここに来る検索語ベストテンに入るであろう『第九中隊』。いつまで経っても日本で上映されず、大勢の人々が悶々としている状態が長く続いておりますが、その情報を求めている人に届くことを祈って。

ついに日本語字幕つきで上映されます。とは言っても、大きいスクリーンでじゃなくて、ビデオプロジェクター使用の小規模な上映会ですが。

フョードル・ボンダルチュク監督作品『第九中隊』(2005年、ロシア・ウクライナ・フィンランド)上映会
日時: 2010年3月13日(土) 14:00 JST - 17:00
場所:
日ソ会館(東京ロシア語学院)2階(東京・経堂)
会費: 500円 (日本ユーラシア協会会員300円)

上映時間は賞味126分。日本語字幕つき(翻訳:井上徹)。

80年代のアフガン戦争の「3234高地の戦い」と呼ばれた悲劇的な結末の戦闘をベースに、徴兵されて戦場に送り込まれた若者たちの群像劇を描いた作品で、ロシア軍が全面協力しているので、登場する兵器は全て本物。「ロシアン・プラトーン」などと称されて、2005年度のロシア最大のヒット作となった。……のはいいんだけど、そのヒットで強気になったロシア側が権利金をやたらと高くつけちゃったので日本の配給会社が手を出す気にならなくなっちゃったのだ。まだちょっと「資本主義」が分かってないかもしれん、奴らは

フョードル・ボンダルチュクは、この名前でピンときた向きもあろうかと思いますが、あの『戦争と平和』の監督、セルゲイ・ボンダルチュクの息子。ややナルシスティックな感じがしないでもないが、自分自身も俳優として出演している。しかし、伊達に出ているわけではない。ハリウッド映画の「キレイな」演技に慣れちゃった我々にはビックリするような迫真の演技を最後の最後で見せてくれる。

多分、当分は今回しかチャンスがないので、是非見に来てください。って、今までの検索しに来た人の数を見ると、人が来過ぎる可能性も無いではないんだけど。DVDだけでも出せばいいのに。

2010年2月20日 (土)

王者の負け犬の遠吠え

五輪=フィギュア銀のプルシェンコ、採点方法に不満あらわ

[バンクーバー 18日 ロイター] バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート男子で2位に終わったトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は、18日のメダリスト会見で、4回転ジャンプなしでも金メダルを取れる現行の採点方法に不満をあらわにした。

さらに、「採点方法を変えるべきだと思う。4回転ジャンプは4回転ジャンプ。オリンピックの覇者が4回転をやらないなんて、ちょっと分からない」と述べ、現行の採点方法を批判。今の男子フィギュアは、スケートでなくダンスになってしまったと付け加えた。

バカめ。

そもそも芸術面や構成力が採点の対象になっている競技で何を言ってるんだろうか。フィギュア・スケートが単なるテクニックのひけらかし以上のものであることに貢献してきたのは自分自身ではなかったのか? その今までの自分の貢献や業績を否定してまで言うほど価値のある負け惜しみか?

モーグルだってスノーボードだって、いや体操やシンクロナイズド・スイミング等の採点競技の全てで、「これをやったらすごい点になる」テクニックというのは確かに存在する。しかし、その他の技にも点数がつくのは何のためだと思っているのだろうか。「総合的なもの」の価値が薄いのだったら、採点競技の存在意義自体が揺らぐのが分からないのだろうか。

点数の高いテクニックをやることがそんなに重要なら、フィギュアスケートも衣装や音楽に凝ったり、表現力に悩んだりしなきゃええねん。そうしたら競技の魅力自体薄れて、存続できなくなるだろうけど。それ考えたら、フィギュア・スケートってそもそも何なのか見えてこないだろうか……

プルシェンコって、いろんな意味で尊敬してるし、好きな選手だけど、こういうウスッペライ面を時々さらけ出しちゃうところががっかりポイントなのよねえ。

小田はうつけ者だったかもしれないけど、少なくともみっともない負け惜しみや言い訳は言わなかった。信長様、やっぱりほめてあげて下さい。

王者のルーチンワーク

五輪=高橋が日本男子フィギュア初のメダル、織田と小塚も入賞

[18日 ロイター] バンクーバー冬季五輪は18日、フィギュアスケート男子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)で3位だった高橋大輔(23)が銅メダルに輝いた。日本が男子フィギュアでメダルを獲得するのはこれが初めて。このほか、織田信成(22)は7位、小塚崇彦(20)は8位に入り、共に入賞を果たした。

金メダルはエバン・ライサチェク(24、米国)が合計得点257.67で獲得し、米国に22年ぶりの同種目での金をもたらした。1位が確定した瞬間ライサチェクは飛び跳ねながら喜び、「これ以上は望んでも望めない。人生で最も大切な瞬間に自己最高を出すなんて夢のようだ」と述べた。

 トリノ五輪金メダリストでSPで1位だったエフゲニー・プルシェンコ(27、ロシア)は、フリーでも4回転ジャンプを成功させたが、他のジャンプでのミスが響き、合計得点256.36で銀メダルに終わった。高橋はフリーで156.98点をマークし、合計得点247.23だった

今日はフィギュア全部見て家事と雑用で一日終わってしまいました……

織田は、靴紐が切れていたことは承知の上で、応急処置だけして出ちゃったらしい。あんな、ものの一分程度で取り替えられるものなんだったら先に取り替えとこうよ……orz 信長様がもっとも嫌いそうな甘さではないか。ワタシ的にはあの三人の中では最も好きな選手なだけにバカヤローである。

今回の「神が乗り移った瞬間」はライサチェクの演技全体と、小塚の4回転が決まりすぎなくらい決まった瞬間か。正直、ライサチェクは好みの選手じゃないのでどうでもよかったんだけど(<ヒドイ)、今日はさすがに「来た」と思いましたね。

ジョニー・ウィアーは失敗してもあんまりひどい失敗に見えないけど、成功しても「スゴイ!」って感じがしないので、正直、今までも印象薄かったけど、今日もやっぱりそんな感じ。意外と点数が伸びなくても、シロート目にも「そんなもんかもねえ」と思ってしまった。そういや彼は逆回転なのよね。でももしかしたら、私がフィギュアやってたら同じく右回転だったかもしれない。

プルシェンコは4回転飛ばなくても優勝できる今のシステムにえらく不満なご様子。でも、正直、今日は「どのくらいヤルキあるんだ……?」とちょっと疑問に思わずにはいられない出来だった気が。なんちうか、スピルバーグの中規模ヒット作、みたいな感じ。ルーチンワークっぽくても4回転は跳べるし、転倒もまったく無いってのはすごいのは分かるんだけど。

ところで、ウィアーが今期のフリーの中盤で使ってる曲、80年代半ばにNHKとフランス国営放送が共同で製作した『ルーブル美術館』シリーズのテーマ曲なのよねえ。作曲は大御所エンニオ・モリコーネ。懐かしい……。誰がどこで見つけてきたんだろう? アメリカだったらイメージに合った曲探しのエージェントとかありそうだけど。

いやしかし、決勝にロシアから二人しか残らないのに日本は三人全員が残り、しかも全員8位以内に入ってしまう、なんていう時代が来るなんて、いったい誰が想像したでしょうか。もうね、21世紀になっても宇宙ステーションが1コしかないの同レベルの驚きですよ、ワタシ的には

ともあれ、選手の皆様お疲れ様でした。改めて、怪我から復活して銅メダルにまで至った高橋選手、おめでとうございます。

2010年2月18日 (木)

国母問題とソ連のフリーダムな記憶

ルールと価値観

林譲二さんに教えてもらった、河野太郎氏のプログ。おおむね同意。でも、もし私の葬儀に腰パンの若者が来てお焼香してたら、私は平気だ。っていうか、チャラい格好した若者がきちんとお焼香して手を合わせてくれるんだったら、かえって嬉しいじゃん。

私が国母選手をリアルPants on the Groud(笑)と揶揄しながらも擁護するのは、私も彼の服装はだらしなかったなあとは思うものの、そういうユルいファッションなんて、別にさほど悪いと思ってないから。というか、誰もがきちんとしている世界がイヤだ。そしてその「きちんと」を守れ!と押し付けてくる世界がイヤだ。フェアか否か、というところ以外で「ルールを守れ!」と強制してくる世界がイヤだ。

国母選手くらいの人が「しょうがないな~w」とちょっと言われながらも容認されるくらいの世界がいいです。

80年代半ば、まだペレストロイカという言葉も出てきていないソ連で、モスクワの小学校の音楽の授業を見学しに行ったことがある。一番衝撃だったのは、みんな制服の着方が各自好き勝手だったこと。特別厳しいわけでもなければお嬢様学校だったわけでもないフツーの公立高校出身者の私の目には、「この規律の乱れ方はヤバイのではないか」と思ったほど(当時の10代の私だったら、国母選手は批判したと思う。何しろ田舎モンでしたんでね)。特に、ピオネール(青年共産主義同盟加盟のジュニアクラスのようなもの)の赤いスカーフを、「いちおう巻いてりゃいいんだろ~こんなもん」的な扱いで適当にしている子がいたり、単なるファッションアイテム的に扱っている子が多くてビックリ。制服の他のパーツはともかく、ピオネールのスカーフをそんなふうに扱ったりしたら大変なことになるのでは……と思ってたけど、先生たちもあの程度は「いいかげんに扱っている」と認識してさえいないようだった。私の公立中学校では、セーラー服の白いスカーフの襟からの出方とか、「きちんとしろ!」と何度も何度も言われましたが……

当然、授業後の質疑応答の時間には、日本人側から制服についての質問が出た。いちおう制服はあるけど、とりあえずそのパーツのどれか好きなものとピオネールのスカーフを身につけていれば別にいいそうだ。ブラウス・シャツの型は自由。女の子のタイツの色も決まっていない。むしろ、日本人の制服に対する考え方に驚かれてしまった。

外国人に公開するからには、ソ連の中でも特別に模範的な学校であるはず。それでもこれですかいっていうフリーダム。っていうか日本人の制服についての考え方って一体……?

あれから25年。

日本では、若者が街頭インタビューで国母選手を批判している……。君ら、そんなに規律が好きかい?

ところで、もし国母選手が「腰パンはスノーボードのルーツであるアフロアメリカン系ストリート文化への敬意を表し、ドレッドヘアは暑い国であるにも関わらず冬季オリンピックに参加しているジャマイカのオリンピック精神への賞賛を表しております」とか記者会見で言ってたら、スキー連盟の会長とか世間はどう反応しただろうね(笑)。

2010年2月15日 (月)

気分はオリンピック!

エストニア首相、札幌のスキー・マラソン出場

 首脳会談で来日したエストニアのアンドルス・アンシプ首相が14日、札幌市豊平区で行われた札幌国際スキーマラソン大会に出場した。

 アンシプ首相は白と青のウエアを着て「50キロ・メートル」の部に出場。スタート前には「90キロの大会にも出たことがある。調子は上々だ」と笑顔を浮かべるなど余裕たっぷり。レースではさっそうとした滑りを見せ、約3時間半で完走した。

周囲の一般参加者たちが普通のレジャー用のウェアを着ている中、アンシプ首相は優勝を狙うレベルのアスリート同様、身体にフィットした競技用のウェアを着用。しかもエストニアの国旗色。もしかしてあれ、オリンピック用の公式ウェアだったりするんじゃ……

スキーマラソン自体はオリンピック競技じゃないけど、正式競技であるクロスカントリーやる人はけっこうスキーマラソンもやるらしい。この時期! このウェア! 国際大会! ってことで気分はオリンピックだったんでしょうねえ。アンシプ首相は今日、東京で首脳会談だそうです。

とりあえずパンクーバー・オリンピック公式サイトで、エストニアとラトヴィアとリトアニアの「ファンになる」アイコンをクリックしてきました

2010年2月13日 (土)

リアルPants on the Gruond

スノボ国母を開会式に出席させず 服装問題で、競技には出場
 【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプ日本代表の国母和宏選手(21)が公式服装の乱れで批判されている問題で、日本選手団の橋本聖子団長は12日、国母選手の開会式(同日夜)への出席をやめさせると発表した。全日本スキー連盟は11日、国母選手の大会そのものへの出場を辞退させる意向を伝えたが、橋本団長の判断で競技には出場する

リアルPants on the Ground*ですねw

*Pants on the Ground 素人タレント発掘番組American Idolでアトランタ予選に出場した退役軍人Larry Platt(62)が披露したラップ。ストリート系ファッションに対して「パンツが地面につくまで下がってる! アホにしか見えん! パンツを上げろ! ベルトをしろ!」と延々とやる。予選落ちしたが審査員には激ウケ、You Tubeには直後からカヴァーやリミックスがあふれかえる。

スノボなんてストリート系の競技でしょ? 品格がどうのと言うんだったら、そもそもオリンピック競技になんか入れなきゃいいんでは? ヨソの国はどうなんだろう? スノボ選手はみんなお行儀いいんだろうか。それとも、ヨソの国では大目に見られているのか。

まあ注意する委員会の気持ちももちろん分かる。だけど、式典の時だけでもちょっとおとなしめのカッコしてよ、くらいでいいのでは。ここまで大事になるのは理解できない。

ところでようつべに上がってるPants on the Gruondのカヴァー&リミックス、ドラムンベース系のリミックスに傑作が多い。American Idolで一人で歌ってるのだけ聞いてるとなんか調子っぱずれのように聞こえるけど、実は意外と音程もコード進行もちゃんとしてるのが分かって二度ビックリ。

私的にはこのリミックスがお気に入り。これカッコイイ。超カッコイイ。

2010年2月11日 (木)

ロシアン・スターバックス

20100207_2 「ある」という話はなんとな~く聞いていたけど、本当にあったのか……

先日、モスクワの映画祭に行っていた井上が帰ってまいりました。映画祭とは言っても、国立映画保存所で専門家だけピンポイントに呼んでやってる超マイナーなイベントなので、スターを招いてパーティとか、レッドカーペットとか、そういう華やかなのじゃないです。映画見る→食う→映画見る→食う→映画見る→ウォッカ飲む→寝る、みたいなやつw

モスクワのイベントは相変わらず時間ぐだぐだで、飲み会はウォッカ飲みまくりだったそうですが……。ペテルブルクと全然違う…… まあ井上に言わせると、私が行ったのはどこかの平行世界のニセモノのロシアだそうですが。

で、観光的なことができたのは一日だけ。おみやげといって、こういうものを買ってきました。

スタバのタンブラー……

マトリョーシカ柄……

相変わらずダメ写真ですみません……

もうモスクワには30軒くらいスタバあるらしい。価格的にはやや高(ただし、井上が入ったのはシェレメチェヴォ空港店だったので、空港価格だった可能性あり)。

それにしても、旧東欧諸国のまじめさと悲壮感に比べると、ロシアの開き直りっぷりがスゴイ。相変わらず観光地ではKGBグッズとかスターリン・チョコレートとか売ってるし、チェ・ブラーシカTシャツはヴァージョンアップしてるし。

ペテルブルクにはスタバできて欲しくない気もするけど……でも、旧参謀本部のアーチの下とかにあったら絶対入っちゃうw まあ、もうすでにネフスキー大通りにKFCがあるので、スタバができるのはむしろマシって気もしますが……

このマトリョーシカ・タンブラーは人気で、「見たら即買い必至」だそうです。多分、空港店では集中的に売ってるでしょう。

2010年2月 5日 (金)

【SF大会2010】今年は早々と参加表明

2010年8月7~8日に東京で行われるSF大会、「TOKON2010」に参加いたしますです。

去年はロシア側との調整もあって、ギリギリまで参加するかどうかはっきりしなかったんですが、今年はもう早々と決定。まだ正式発表には至ってませんが、ある大型計画の関連企画をやりたいので。

あと、チェコの60年代のレトロ萌えなコメディSFの上映ができればなあ、と思っております。もうね、夢モニタ装置とか、犯重力怪力手袋とか、西側のセクシー美女みたいにスレてない東側セクシー美女とか、スーパーマンもどき筋肉バカとか、たまらんのですよ。是非日本のSFファンに見せたいです。

その他、何か協力できることがあればご連絡ください。井上徹も参加します。なんか映画関係とかの企画でご入用ならお声をおかけください。

2010年2月 1日 (月)

【承前】チェコの穴続々報 The Lifehack of Diplomacy

20100201 で、チェコ外務省のカレンダーですが……

結局、友人(旧東側出身者ではない)の発案により、「目玉クリップ+ヒモ」という方法で解決。そう、穴とか見た目とかにこだわらなければよいのである。これなら月が変わっても簡単にめくれるしね!

もしかしたら旧東側諸国の外務省とかはみーーーんな何の疑問も感じずにこうやって解決しているのかもしれない……

ものすごくビンボ臭い写真ですが、こんな感じです……。でもカレンダー自体はカッコイイでしょ?

【承前】チェコの穴続報

例のチェコ外務省のカレンダーですが……

もうすでに穴は破綻しました。

いよいよニ穴パンチとビニール紐の出番かしらwww

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »