M-1グランプリ2009
2009年M-1王者はパンクブーブー 紳助「楽な審査」と満場一致で完全優勝
結成10年以内の漫才コンビNo.1を決める『M-1グランプリ2009』が20日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、決勝戦初出場のパンクブーブーが満場一致で優勝した。
いやあ、今年はレベル高かったですね。特にファイナルの三組は異論なし。パンクブーブーの優勝も異論なし。
個人的にはナイツが好みなんだけど、やっぱりあのしれっとしたボケと激しくないツッコミは、ああいう「競う」という場では不利か。今日の出来ももう一つかなあと思うし(私のナイツに対する要求水準はきわめて高い)。敗者復活は是非、U字工事に勝ち上がって欲しかったけど叶わず。
南海キャンディーズはフリートークのほうが断然面白い(まあ最近、漫才自体全然見てませんが)。ハリセンボンは、いっつも思うんだけど、あの女同士コンビという利点をもっと生かせないかなあ。もどかしくてちょっと苛立ちさえする。特に近藤春菜が男前すぎて「非モテ」であることのハンデ感が薄いので、お笑いとしては損してるかもなあと思うことです。
笑い飯の「鳥人」はすごかった。サンドイッチマンが優勝した時とか、荒川静香が金メダル取った時とか同様、何か乗り移ってたよね。なのにファイナルで普通のスポーツネタ+下ネタで平凡な感じになっちゃったのが惜しい。石人だっけ?同じ傾向のネタもあったと言っていたけど、かぶるからとか思わないでやっちゃえばよかったのに。そこいくとNON STYLEは同じ傾向のネタを堂々とやっててエライ。お笑いというものがそもそも、マンネリを味方につけて「待ってました!」という要素が必要ということが分かっているからか、などと深読み。
そしてパンクブーブー。実は私はパンクブーブーって始めて見たのでした。よってノーマーク。こんなに面白いとは知らなかった。ファイナルの「これなら僕にも出来そう」とか「手をついてお願いする」とかツボ。特に「手をついて~」は激しくツボっただけではなく、なんかもう、あの瞬間、壁が見えたしね。
うん、今年はレベル高かった。すごく満足した。やっぱり、「人間が芸をする」っていうのはすごいことだ。
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