『赤い星』星雲賞ノミネート
さっきやっと気がついたんですが、『赤い星』が星雲賞の日本長編部門にノミネートされておりました。
日本長編部門
a 『新世界より』 貴志祐介 講談社
b 『神獣聖戦 Perfect Edition』 山田正紀 徳間書店
c 『ハーモニー』 伊藤計劃 早川書房
d 『赤い星』 高野史緒 早川書房
e 『神様のパラドックス』 機本伸司 角川春樹事務所
f 『屍竜戦記Ⅱ 全てを呪う詩』 片理誠 徳間書店
g 『レイコちゃんと蒲鉾工場』 北野勇作 光文社
y 棄権
z その他
ああ……
これは……
要するに「勝てる気がしねぇ!」ってやつですね。ま、わたしゃいつでもどこでも弱気ですが……
何の賞も取らずにロシア語版出しちゃうのも申し訳ないんで、なんか一つくらい栄誉があるといいな、とは思っていますが、それで星雲賞ってのも高望みか…… まあ、ロシアの中の人たちは、「あの」SF大賞と「あの」星雲賞の両方にノミネートされた!というだけで充分と言ってくれてはおりますが……
『赤い星』ロシア語版が多少なりともロシアの読者の目に留まれば、今後、日本の活字ファンタスチカ(SF、ファンタジー、幻想小説)のロシアへの紹介がもっと活性化する希望が出てきますので、そのためにも、応援していただければ幸いです。
いや~、このトシになると、何て言うか、いかにも芸術家然とした「自分のためだけにがんばる」みたいなのって、できなくなってきますね……。自分のためにもなるし、誰かほかの人たちのためにもなってるんだ、という実感がないと虚しくて頑張れないというか……。これが年を取るっていうことなのかもしんないですな。
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コメント
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先生、お久しぶりでーす(=゜ω゜)ノ
どうせ鳥居みゆきぽいのなら、いっそ、星雲賞取ったら授賞式でヒットエンドラーンやっちゃってください。
投稿: ピンキー | 2009年4月22日 (水) 14時48分
ども~。
それはいいですね。やりましょう(笑)。
投稿: ふみお | 2009年4月22日 (水) 18時58分