フォト
2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月28日 (土)

ヴァイナル

私よりちょっと上の世代の友人は、子供たちがもう中学生とか高校生になっている。で、親が早くからデジタル化したおうちの子たちは、すでにほとんどデジタル・ネイティブだ。

当然、彼ら、彼女らが生まれた時には、音楽メディアはCDだった。

ある友人が、娘の友人たちが自宅に遊びに来た時、昔のレコード(DJブースの中の人たちがヴァイナルと呼ぶ、アレね)を聞きたいというので出してあげたら、みんな、その大きさや音溝に針を乗せるという構造より、「盤が黒い」というところにビックリしたそうな。

そうか! そっちか! 考えたことなかった……!

2009年3月24日 (火)

自分はつくづく日本人だなあと思う時

ふと気づくと、イチローの最後の打席を正座して見ていた時。

<WBC>日本、再び世界一 延長で韓国降す 松坂がMVP
3月24日19時51分配信 毎日新聞

ロサンゼルス村田隆和】日本が再び野球世界一の座に--野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は23日(日本時間24日)、当地のドジャースタジアムで決勝を行い、原辰徳監督率いる日本が韓国を延長十回、5-3で降し、2006年の第1回大会に続く2連覇を果たした。最優秀選手には今大会3勝の松坂大輔投手(レッドソックス)が選ばれた。

でも美味しいところは(インタビューも含めて)全部イチローが持って行きましたねえ。あの人はホントにネ申ですな。……いろんな意味で(笑)。

ご近所ベースボール・クラシックス

あーーーーっ! 結局、決勝戦は日本VS韓国ですかーーーーー!

なんで太平洋を越えた場所で何度も何度ご近所さんと試合を……(って、向こうもうんざりしてると思うけど)。全然ワールドじゃないじゃん。どうりで野球がオリンピックから外されるはずだ……orz

2009年3月18日 (水)

東京国際アニメフェア2009

東京国際アニメフェア2009なんていうのがあって、井上センセイと共にビッグサイト行ってきました。もっとも、今日(と明日)は地味な招待者ばっかりのビジネス・デイなので、コスプレしてたのはブースでチラシ配ってたスタッフだけです。20~21日の一般公開日のほうが絶対楽しいに決まってるでしょう。

Animefair20092 とはいえ、会場はこんなですよ! トトロやラスカルの巨大風船、森雪やハガレンのコスプレ、ケロロ軍曹の着ぐるみ、チェブラーシカの袋(右下に写ってるやつ)……なんだこの既視感はw ↑こういうものに反応する向きは行って損はないかも。その他、夏に上映される新作(萌え系)のプロモーションとか、台湾や中国の製作会社のブースなんかもあって、何か「知らないもの」を求めてる人にも面白いかも。でも、台湾、中国のアニメはやっぱり日本の後追いなのよねえ、どうしても。もっとも、彼ら独自のものを求めるんじゃなくて、今我々が知っている日本的なアニメとほぼ同じフィールドで「何か知らないもの」を見たいという人にはひとつの提案となるかもしれないですね。

商業的には儲かりにくいアートアニメ大国カナダは、国を挙げてブースを確保していたけど、今日は完全に商談モードで特に展示はなしorz なあんだ、期待したのに……。でも今、京橋のフィルムセンターで「カナダ・アニメーション映画名作選」なんていう企画をやっているので(「無声時代ソビエト映画ポスター展」第三期も開催中ですんでよろすく)、そのチラシは配っていた。おお……私がまた見たいと思ってた作品が一本もない……。言い換えればまだ見たことないものがたくさん見られるということではありますが。ていうか「ヘヴィメタル」やるじゃん! いつの間にこんなことに! 行かざるを得ないじゃないですか……

Animefair2009_2 で、今日、井上とここに来た目的は、チェコの人形アニメの巨匠、イジー・バルダの新作「屋根裏のポムネンカ」のジャパン・プレミアを見るためでありました。わざわざチェコからバルダ監督が来日しているのであった。

壇上は右からミロスラフ・シュミットマイエル(プロデューサー)、ペトル・ホリー一等書記官(チェコ大使館)、イジー・バルダ監督(余計な話ですが、ホリー参事官がいつの間にかパンクな髪型にしててビックリだ。い、いいのか、外交官がこんなファッションで?)。

チェコといったら何と言っても、ゴーレム伝説とロボット発祥と人形アニメの国。バルダ監督によると、チェコの子供は五歳くらいで人形劇セットをもらうのはフツウだそうです。ううむ…… 「ポムネンカ」のストーリーは基本的に、悪い人にさらわれたかわいい女の子の人形を救うため、屋根裏のダラクタたちが活躍する話。いつの間にか屋根裏に置いてきてしまった子供の頃のおもちゃへのノスタルジー系。作品も特異な感じだし、本人の見た目も「いかにも芸術家」だけど、話してるところとか内容は意外なほどノーマルでした。

このあとゲストにいっこく堂が出てきたのであった。あの腹話術芸が始まると、バルダ監督は素で( ゚д゚)ポカーン状態。あ、そうですか、驚きましたか(笑)。

で、肝心の作品ですが、この写真を見ていただいたらお分かりの通り、明るい会場、小さい画面で、チェコアニメらしいダークな画面、日本語字幕、と、とてもちゃんと見られる状態ではありませんでした。公開は夏なので、それまでにまたちゃんとした試写をやるでしょう……。モノ自体についてはそれから書きます。

やたらと眺めばかりいい中華屋で坦々麺を食べて帰還。一般公開日はかなり混雑するらしいので、行かれる方は覚悟して行って下さい。まあコミケで慣れている人にはたいしたことないかもしれないけど。

コネタマ参加中: アニメフェアへの熱い想いを大募集!

2009年3月15日 (日)

70年代ソ連宇宙開発記念切手

Ussrspacestamps1 実家でこんなものを発掘。

1985年の科学万博@つくばのソ連館で買った宇宙開発記念切手セット。

ううううう……な、懐かしい……。すっかり忘れきっていた。そうかこんなものを買っていたのか。ソ連館では公式パンフとアラ・プガチョワの二枚組レコードを買った記憶はあったけど、こんなものも買っていたのね。っていうか、忘れていたのが不思議。っていうかもっと買っとけばよかった……

1974年から1981年の間の記念切手が25枚入っている。中には銅版画に彩色したものすごく手間がかかってると思しきものも。

Ussrspacestamps2_2 なかなかデザインがカッコイイのであった。レトロかっこいいというか、ダサカッコイイというか。

ていうかですね、今現在ロシアで出版されてるSF(英語圏SFの翻訳も含む)よりはるかにカッコイイんですけど。

これは火星探査機マルス計画で1973年に打ち上げられた4~7号機の記念切手。……でもよく考えたら全部ほぼ失敗のミッション(着陸したからよし、とするならマルス6号は成功か)。こういう表紙のペーパーバッグがあっても不思議ではないデザイン。何となく妙に気に入っている。


Ussrspacestamps3 これはアレですよ、アポロ・ソユーズ・ドッキング計画の記念切手(1975年)。左端の宇宙飛行士はかのアレクセイ・レオーノフですね。

左から右にレオーノフ、クバソフ、(以下アポロ側)スタッフォード、ブラント、スレイトン。

それはいいんだけど肝心の宇宙船が描かれてない罠(笑)。まあ、米ソ友好なところが最大のポイントだからいいのかな。切手としてはイマイチ面白みに欠けるけど。

Ussrspacestamps4 一番「これが入ってて嬉しい!」と思ったのが、ガガーリンによる有人宇宙飛行20周年記念切手(1981年)。これは嬉しいぞ。貴重といえば貴重だろうけど、数もたくさんあって、コレクション的価値としてはさほどではないかもしれないけど。

しかし、その後書かれたものをいろいろ読むと、ヴォストーク計画ってむちゃくちゃな計画でしたね。っていうか、60年代って、米ソ間の競争が激しかったから、アメリカの計画もソ連の計画もどっちもむちゃくちゃ。とはいえ、案外そういうギリギリで先例のない状況のほうがチャレンジできるかもしれないけど……

ソ連の宇宙開発史も科学万博も懐かしい……。ちなみにあの時のソ連パヴィリオンは現在、筑波研究学園専門学校の2号館として現役使用中だそうです。今の学生たちは当時まだ生まれてないですね……。どうりでわしらが年を取るはずじゃ。げふがふごふ。

2009年3月12日 (木)

偶像崇拝

カーネルさん尻に虎の永久欠番「10」

10日に上半身が発見されたカーネル・サンダース像の右手と下半身が11日、大阪・道頓堀川で発見され、24年ぶりに上半身と合体した。カーネルは両足首がない状態で立ち続けるなど、いくつもの奇跡を起こしていたという。左手、両足首から先、メガネに関しては見つけるのが困難とみて捜査を打ち切ったが、“世紀を超える合体”を見届けた観衆からは「阪神日本一!!」と「のろい」からの解放を喜ぶ声が上がった。

カーネル・サンダース人形。

ビリケンさん。

くいだおれ太郎。

大阪は偶像崇拝に満ちている(笑)。

2009年3月 7日 (土)

徳間文芸賞贈賞式2009

6日、2008年度の徳間文芸賞の贈賞式と日本SF作家クラブの総会(今、「錯覚ラブ」って変換したぞ。しっかりしてくれ>パソコン)。総会はともかく、パーティとかレセプションとかニガテで、よほどのことがない限り行かないのだが、今回はいちおう「よほどのこと」状態なので(SF大賞の候補だった)、行ってきました。よろよろ。

徳間文芸賞贈賞式というのは、要するに大藪春彦賞と日本S大賞と日本SF新人賞の授与式をまとめてやっちゃおうというイベント。人が増えたのでSF大賞単独でやっていた時より辛いのだが、食べ物はその頃より格段に良くなりました(笑)。

今年は何故か、総会もパーティも例年になくたくさん人が来ました。総会で簡単に自己紹介ということを毎回やるのですが、これは本来新入会や初参加の方のためにやるんだけど、私のように目が悪くかつ人様の顔と名前が覚えられないかわいそうなヒトには大変ありがたいのであります。しかし、いつもはみんな名前を名乗るくらいのことしかしないのだが、今年はどういうわけかみんなよく喋り、なんかえらい時間がかかった。一巡する頃には私にはもう分かんなくなってる人もいるし。困ったもんだのう。人の顔を認識するのって、先天的に能力差があるそうだけど……

日本SF作家クラブで編纂したワールドコン2007のレポート「世界のSFがやって来た!!―ニッポンコン・ファイル2007」は予想以上に売れて何刷も重ねているそうです。確かにこれ、ワールドコン行った人にも行かなかった人にもけっこうな資料になるということに後になって気がつきましたね(<ヲイ)。Amazonのページになかなか乱暴なレビューがついてて、「ニッポンコンという言い方は無い」と書いてありますが、「ニッポンコン」というのは、ガイコク(主にアメリカ)で2007年のワールドコンをこう呼ぶようになっているのです。そこんとこ誤解のなきよう。Amazonってなんかヘンなレピューとかも残っちゃうので困ったもんです。

総会後、井上と合流してパーティへ。パーティがニガテ過ぎるので、オットがいてくれるのはありがたいです。それでもパーティはニガテなのであった。ぐんにゃり。受賞者の皆様、おめでとうございます。SF大賞特別賞の故・野田昌弘宇宙軍大元帥に栄光あれ。

そして何故か総会に引き続きパーティのご挨拶系もものすごく時間がかかり、一時間ほど使ってしまったのだった。18時から式が始まって、19時過ぎてからようやく乾杯となり、解き放たれたハイエナのように立食のテーブルに群がるワタシたち(笑)。参加者も例年になく多い。総会の時に挨拶できなかった人たちを探したけど見つかりませんでしたという件が何件も。それにもっと困るのは、お互い、うっすらと認識しながら「ど、どーも」で終わっちゃう同士が結構いること。みなさん、私には失礼とか思わないで名前聞いてください。出版社のパーティとか行かないヒトなので顔を覚えられていなくてもしょうがないのは分かってますんで~。

友人や、お話してみたかったけど今まで顔をあわせるチャンスがなかった方とかとお会いするのは嬉しいし、好きなんだけど、何故かパーティというくくりになるとやっぱりニガテなのであった。ぐらぐら。

体力がないので二次会は行かず。新城カズマさんと同時多発テロの約束をして(でも私の執筆速度が超遅いので「同時」にならないかもだ)、まだ生きているうちにオットに牽引してもらって帰宅。ぱーちーはニガテだ。ぐんにゃり。

それにしてもなんで今年はあんなに人が多く、みんな話が長かったんだろう。こういう時代なので、みんな、何となく人とコミュニケーションをとりたいキモチになってしまったのかなあ。

2009年3月 6日 (金)

Michael Jackson, the last king of pop

マイコーさーーーーーーーーーーーーーーん!

もうupされてる。ようつべ早! ロンドン時間で21時にはすでにあったそうだ。早!

マイケルがロンドンで緊急記者会見をする、という発表があった時、まさか「マイケル・ジャクソンが14人になります」とかだったらイヤだなとちらっと思ったけど(でもみんな思ったよね?)、おおかたのまともな予想通り、「最後の」ロンドン公演でしたね。

ロンドンの友達の友達が現場に行ったそうで、会場も超興奮状態、行った人も「マイケルにやられて支離滅裂化」しちゃって、「ケータイによる実況中継は失敗だった」とか。でも、そりゃそうでしょうなあ。ここんとこ、「もう自分では動けない」とか「肺を移植しないと死ぬ」とかいうニュースばかり流れていたので、自分で立って歩いて話をしているマイケルを見るだけでファンはそれはそれは熱狂するでしょう。ホンモノなら……。でもどうも手の形とか見てるとホンモノな気がします。

「どうしてfinalなのか。理由は……」と言って言葉を濁すあたり、演出はかなり入ってるけど、事実上の余命わずか宣言なのかな……

そんなにファンという意識はないけどどうしても気になるマイコーさん。何しろ我々は、人類が宇宙に行ったことがあるのが当たり前な世界に住んでいるのと同じくらい、マイケル・ジャクソンがいるのが当たり前な世界に住んでいるから。

冬樹蛉さんに倣うと、私が幼稚園児だった頃の大人たちは、今私が「スリラー」を思い出す感覚で太平洋戦争を思い出していたのかもしれない。……でも私の時間感覚はちょっとヘンなので(何もかも2、3年前のような気がする。さすがに80年代はもうちよっと前のような気がするようになってきたけど)、もしかしたら私にはマトモには把握できてないかも

いやしかし、本当にコンサートできるのかな、マイコーさん。また体調不良とかで流れたりして。いずれにしても、ムリはしないでほしいことです。

2009年3月 4日 (水)

教師たるもの……

女子生徒にメイド服強要、部活で“撮影会”…秋田・大館高教諭

秋田県立大館高校の芸術部顧問の男性教諭(51)が部活動中、3年の女子生徒(18)に「着なければ国語の単位をやらない」とメイド服の着用を強要し、ほかの生徒たちにカメラで撮影させていたことが分かった。

これはひどい。こんなことが教育の現場にあってもよいのか。いや断じて許してはいけないと思う。

師たるもの、いつでも、どんな場面でも、自らが範とならねばならぬというのに……

というわけで、まずその男性教諭@51歳がメ(以下自粛)





いやでも真面目な話、対象が女の子だと「実際着たら可愛いんだし、あんまり目くじら立てなくても」とか、「着た女の子のほうも、可愛いって見られたら本当はけっこう嬉しいんじゃないの?」とか言い出す人が必ず出てくるけど、こうやって考えたら、着せられたほうの屈辱感や嫌悪感も少しは分かるんじゃないかと思うんですけどね。

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »