6日、2008年度の徳間文芸賞の贈賞式と日本SF作家クラブの総会(今、「錯覚ラブ」って変換したぞ。しっかりしてくれ>パソコン)。総会はともかく、パーティとかレセプションとかニガテで、よほどのことがない限り行かないのだが、今回はいちおう「よほどのこと」状態なので(SF大賞の候補だった)、行ってきました。よろよろ。
徳間文芸賞贈賞式というのは、要するに大藪春彦賞と日本S大賞と日本SF新人賞の授与式をまとめてやっちゃおうというイベント。人が増えたのでSF大賞単独でやっていた時より辛いのだが、食べ物はその頃より格段に良くなりました(笑)。
今年は何故か、総会もパーティも例年になくたくさん人が来ました。総会で簡単に自己紹介ということを毎回やるのですが、これは本来新入会や初参加の方のためにやるんだけど、私のように目が悪くかつ人様の顔と名前が覚えられないかわいそうなヒトには大変ありがたいのであります。しかし、いつもはみんな名前を名乗るくらいのことしかしないのだが、今年はどういうわけかみんなよく喋り、なんかえらい時間がかかった。一巡する頃には私にはもう分かんなくなってる人もいるし。困ったもんだのう。人の顔を認識するのって、先天的に能力差があるそうだけど……
日本SF作家クラブで編纂したワールドコン2007のレポート「世界のSFがやって来た!!―ニッポンコン・ファイル2007」は予想以上に売れて何刷も重ねているそうです。確かにこれ、ワールドコン行った人にも行かなかった人にもけっこうな資料になるということに後になって気がつきましたね(<ヲイ)。Amazonのページになかなか乱暴なレビューがついてて、「ニッポンコンという言い方は無い」と書いてありますが、「ニッポンコン」というのは、ガイコク(主にアメリカ)で2007年のワールドコンをこう呼ぶようになっているのです。そこんとこ誤解のなきよう。Amazonってなんかヘンなレピューとかも残っちゃうので困ったもんです。
総会後、井上と合流してパーティへ。パーティがニガテ過ぎるので、オットがいてくれるのはありがたいです。それでもパーティはニガテなのであった。ぐんにゃり。受賞者の皆様、おめでとうございます。SF大賞特別賞の故・野田昌弘宇宙軍大元帥に栄光あれ。
そして何故か総会に引き続きパーティのご挨拶系もものすごく時間がかかり、一時間ほど使ってしまったのだった。18時から式が始まって、19時過ぎてからようやく乾杯となり、解き放たれたハイエナのように立食のテーブルに群がるワタシたち(笑)。参加者も例年になく多い。総会の時に挨拶できなかった人たちを探したけど見つかりませんでしたという件が何件も。それにもっと困るのは、お互い、うっすらと認識しながら「ど、どーも」で終わっちゃう同士が結構いること。みなさん、私には失礼とか思わないで名前聞いてください。出版社のパーティとか行かないヒトなので顔を覚えられていなくてもしょうがないのは分かってますんで~。
友人や、お話してみたかったけど今まで顔をあわせるチャンスがなかった方とかとお会いするのは嬉しいし、好きなんだけど、何故かパーティというくくりになるとやっぱりニガテなのであった。ぐらぐら。
体力がないので二次会は行かず。新城カズマさんと同時多発テロの約束をして(でも私の執筆速度が超遅いので「同時」にならないかもだ)、まだ生きているうちにオットに牽引してもらって帰宅。ぱーちーはニガテだ。ぐんにゃり。
それにしてもなんで今年はあんなに人が多く、みんな話が長かったんだろう。こういう時代なので、みんな、何となく人とコミュニケーションをとりたいキモチになってしまったのかなあ。
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