フォト
2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月29日 (木)

シベリア横断ウルトラクイズ出発ならず

北方領土への訪問船引き返す、官房長官が露対応を批判

 北方領土に人道支援物資を届けようとした日本の訪問団が、ロシア当局から出入国カードの記入を求められ、支援を中止した問題で、河村官房長官は29日午前の記者会見で、「理解できない。ロシア側に対して、(カード提出要求の)撤回と同時に、人道支援ができるよう強く求めている」と述べ、ロシアの対応を批判した。(中略)

一方で、「ロシア側の意図が明確でない」との戸惑いもある。メドベージェフ大統領が24日、麻生首相に2月中旬にサハリンで首脳会談を行うことを提案。領土問題解決に前向きと取れる発言をしていたからだ。政府内では、「ロシア側が領土問題を非常に意識している表れ。トップ同士が前向きな発言をしても、現場レベルではそう簡単には行かないというアピールではないか」(首相周辺)との見方がある。

(2009年1月29日14時16分  読売新聞)

北方領土の訪問団問題、露側が声明「政治化は非生産的」

 【モスクワ=瀬口利一】北方領土に人道支援物資を届けようとした日本の訪問団が、ロシア当局から出入国カードの記入を求められ、支援を中止した問題で、ロシア外務省は28日、声明を発表し、「問題を政治化しようとする非生産的な試み」と、領土主権を理由に記入を拒否した日本側の対応を批判した。「政治的な理由で人道支援を中止するのなら、支援の真の狙いは何だったのかとの疑問が生じる」とも主張した。

(2009年1月29日14時18分  読売新聞)

「(島の国境警備隊レベルの)現場の勇み足であって、大統領・閣僚レベルからはお叱りが来るのでは」なんていうお気楽な日記を書いてる人がいてビックリ 当然だけどこういう続報が出ましたね。

そもそも、大統領、首相が「解決に前向き」というのを「返還の可能性」と受け取ること自体が甘い。そもそもロシアは今の事態が全く変わらなくても損はしない。領土問題が未解決だろうと、平和条約がなかろうと、経済交流は年々進んでて(日露貿易の規模は昨年で3兆円で、2月からのサハリンLNG輸入が始まれば、中露貿易4兆円を超えて首位に!)、ロシア的には正直、ここさえ押さえておけば平和条約とかなくてもいいのよね。

去年、リーマン破綻前に、早稲田の浦田秀次郎氏がある経済誌で「ロシアのように資源に依存していて製造業が育っていない国はわりとすぐに立ち行かなくなる」というようなことを言っててなんか妙に印象に残ってたのですが、リーマン破綻後、その分析どおりだなあというようなことが次から次へと起こってるんですよね(ロシアの株価、去年のピーク5月時点から比べたら今は「8割減」すよ! 「8割になった」でも驚くのに、「8割」っすよ!)。日本に付け入る隙があるのならこういう製造業方面での経済協力をちらつかせることかもしれないけど、いかんせん、不況なのはロシアだけじゃないわけで…… 本当にココが今、日本の優位の足がかりになるのかどうか分かんないすよね。

いずれにしても今回の点で私が「島にいる国境警備隊レベルでの判断じゃないな」と思ったのは、ロシア側が「2006年に改正した法に基づき」なんていうことを今さら持ち出してきたところ。2006年て…… 法改正してから今日まで、ビザなし入国カードなし渡航してきたじゃん。そこを今さらきっちりしようとしてきたということは……えーと、これはあくまでも個人レベルの推測ですが、去年秋の人事で対アジア外交の要職に日本との領土問題に関しては強硬派といわれている人がついたのと関係があるんではないかと。その人の体制が省内で出来てきたってことかも、とちょっと思ったりしています。だとしたら相当やっかいですよ。「政治的な理由で人道支援を中止するのなら、支援の真の狙いは何だったのかとの疑問が生じる」という着眼点自体、向こうはかなーり理論武装した上でこういうことを始めた兆候に思えますです。

領土問題に関して、日本国内にある最大の「つまずきの石」は無関心と感情論ではないかと私は思っています。ロシアでも、一般国民の中の最大の問題は「無関心」だそうだし。でもロシアの政府・議会・官庁・軍の各グループにおいて、「実効支配している土地を日本に物理的に引き渡すこと」と、「いったん(国際的にも)自国の領土と認めたことを覆す」ことのどっちがより重大な問題なのかとか、そういうところが知りたいですね。面子の問題なのか、資源採掘権の問題なのか、住民の問題なのか。ロシアにとっては何が一番重要なんだろう?

シロウトはシロウトなりに、飛び道具的解決案があります(麻生さんが前に言った面積二分割みたいなやつぢゃないですよ)。ま、ムリだろうから小説のネタにでもしちゃおうかな……。何にしても今回のこのニュース、シロウトはシロウトなりに頭イタイっす。

2009年1月28日 (水)

ソビエト映画ポスター展 ギャラリートーク予告

ええとー。承前のソビエト映画ポスター展@フィルムセンターで31日にやります、と予告した井上徹によるギャラリー・トークですが、スタートはだいたい14時45分とか50分とか、そのくらいだそうです。

※申込不要、参加無料(展示室の観覧券は必要です)。
※当日の企画上映チケットの半券をご提示いただくと、割引が適用されます。
日程: 2009年1月31日(土)
時間: 2:45pm-

ゲスト:井上徹氏(映画史・ユーラシア文化研究者)
テーマ:ソビエト無声映画の黄金時代とポスター・デザイン

何故そんな微妙な時間スタートなのかというと、要するに、大ホールで上映する『透明人間現わる』が終わってから、そっちから流れてくる人が間に合うくらいの設定だそうで。

うん。少なくとも数人はその設定に該当する人いそうだ(笑)。

何を喋るか……はまだ具体的には決まってないかも。聞けない雰囲気 井上は今、スターリンがどうの、KGBがどうのというドキュメンタリー映画の字幕付けに追われているので…… 私はSFマガジン5月号(だよね?)のスターリン時代ネタの短編の仕上げに追われています。何だこのスターリン濃度の高さは!

というありさまですが、31日、皆様どうぞいらしてくださいませ~。私もいますが別に何もしません。ただの観客ですw

2009年1月25日 (日)

鳥居みゆき『告別式』『みみずひめ』イベント

24日、タワーレコード主催で渋谷BOXXで行なわれた『故 鳥居みゆき告別式~狂宴封鎖的世界~』『みみずひめ』DVD発売記念イベントに行ってきました。すでに東京近辺のコアな鳥みーファンはコミュニティ化しているので、コアな人たちが集まるところでビビらないだろうか自分、とすでにビビってましたが、そのスジではすでに有名になってるぶるちゃんに連れてってもらったので、何とかビビらずに見てこられましたです。

17時半開場18時スタートの予定で、主催者側は「あんまり早く来るな」と言っていたものの、16時過ぎに行ってみたらすでに長蛇の列……。朝10時には来ていたという先頭集団はやはりぶるちゃんのお友達筋。さすがだ…… 17時ちょっと前くらいになってくると突然気温が下がり、おおこれはちょっとヤバイかも、と思いつつも、旧ソ連の買い物客のようにひたすらガマンして粛々と並ぶ。脳内に流れるショスタコーヴィチの『バビ・ヤール』。気温3℃。でも風が結構強かったので、体感温度はそれ以下。

17時に、DVD購入時の整理券をさらに整理番号つき整理券に引き換えるとのことだったので、おお、それが終わったらちょっとは壁と屋根があるところに避難できる、と思ってたのに、番号つき整理券を持って軍隊のように整列して再び並ばされる。気温2℃。何のための番号つき整理券……。どうやら、入り口でカメラチェックをするための管理用だった様子。番号で管理するか、現場に整列してる状態で管理するか、どっちかにして欲しいね。正直、心象はかなり悪いっす。鳥みーのせいじゃないのに。

Torimi20090124 中に入るとこのような紙が配布される。これ自体が全て手書きという罠w 会場はオールスタンディングなので、私のようなミクロな人にはツライ。ぶるちゃんと「見える?」「いや~、こりゃダメだわ~」という会話をしていたら、周囲の人たちがちょっと前に出してくれて、おかげで前列の人たちの間から鳥みーのご尊顔を拝することができました。ありがとう、ありがとう。

それからぶるちゃんやそのお友達とダラダラおしゃべりをしていると、ほぼ18時ちょうどに司会者が登場。司会者……TAIZOでした! TAIZOが登場したという事実だけでウケる客席。一般的な注意事項の後、TAIZOがいったん引っ込むと、ショパンの『雨だれ』が流れ……。そう、ネタが今となっては超レアな「堕天使」だったのですよ! 黒のワンピースに白ファーの輪っかと羽を装着し、大きな十字架を下げ、左腕に無造作に包帯を巻いて多毛症を抱いた鳥みー登場。優しく微笑みながらブラックな小ネタを展開し、私のお友達といって多毛症を紹介して「かわいぃ~ かわいぃ~」と撫でくったかと思うと突然絶叫して多毛症をマジ引きちぎり、胴体をぶん投げる。ひ~ いったん「森重久弥を迎えに行く」ために退場すると再びTAIZOの出番。R-1で緊張してしゃべれなくなったとか、普段から鳥居みゆきにいじられてるとかいう話でつなぐ(もちろん「なんでな~ん!」もやらされる)も、鳥みーがなかなか現れず。

やっと出てきたかと思うと顔も全身も覆ったバイオハザードな防護服! 普通こういうイベントでもっとも力を入れるDVDそのものの話は一言、二言で「終わり!」とぶっちぎられ、袖から「堕天使」の衣装のままのホンモノの鳥みーが登場。あ…… 防護服の中の人は特に種明かしも紹介もその後のからみもなくスルーw ホンモノはキャンペーンで全国回る話からまさかの北方領土ネタ。『赤い星』の著者としては、「鳥居みゆきに頭の中から考えを抜かれた!」としか言いようがないです……。あ、いや、でも正直、一瞬ホントに怖かった……マジで……

かつては「堕天使」の時はキティちゃんの縫いぐるみを引きちぎって客席の子どもに投げつけたりしてたそうです。「その子怖がって泣いちゃったんですよねえ」とTAIZOが言うと、「いえ、吐いちゃったんですよう」と。本当かもね じゃんけんで「あいこだった人が生き残る」方法でプレゼントの当選者を決め、そしてステージ上にプレゼントの品々として運び込まれたものが、全てTAIZOの私物w 当選者はTAIZO本人に「本当に、ほんっと~に欲しいんですか?」と確認されながらTAIZOの昔の写真をもらってました。まあ確かに、ある意味欲しいっちゃ欲しいですよねw

という、TAIZOが出てる時間が一番長くて、TAIZOのしゃべりのほうが長く、TAIZOいじりに終始し、TAIZOの私物をプレゼントするというイベントが終了。去年の『ハッピーマンデー』イベントの結婚宣言の件があるので、皆、何となく何かを期待する雰囲気の中、去り際に突然

「皆さんご存知かと思いますが、私、子どもが……

































嫌いです!」

と。

さすがだ

出口では鳥みー本人が、参加者一人一人と握手してのお見送り。……マジックハンドでw ぶるちゃんは掴まれてなかなか放してもらえず、私は「えへへへへへへ」と笑われました。ひ~ こわいようこわいよう。

渋谷でぶるちゃんと泡般若を飲んで帰宅。うちに帰ってオットに例の紙を見せびらかしたら、よかったねえ、と生暖かく微笑まれました。ふん、本当は羨ましいんぢゃないのか?

DVDには隠しコマンドの映像がやっぱり仕込まれているそうです。ネットに情報が出回ったらチェックしよう……

2009年1月21日 (水)

大統領就任式の陰で

オバマ次期大統領の殺害予告をネットに、容疑者逮捕

 【ワシントン=宮崎健雄】ロイター通信によると、米司法当局は16日、オバマ次期大統領の殺害予告をインターネット上に投稿したとして、ウィスコンシン州のスティーブン・クリストファー容疑者をミシシッピ州で逮捕した。

 同容疑者は、未確認飛行物体(UFO)や宇宙人に関するウェブサイトに「米国にとって良いことだからやる」「殺害するのは人種差別主義者だからではない」などと、ワシントンでのオバマ氏殺害計画を3度投稿した疑い。

(2009年1月17日18時43分  読売新聞)

クロエ俺だ! 犯人の身辺では行方不明事件や飛行機事故などが多発していることが判明した! どれも超常現象を伴った不可解な未解決事件で、既存のテログループとデータが一致しない! 情報をFBIの端末に送っといてくれ! Xファイル課だ! モルダー捜査官、このような件に君を巻き込んでしまったことを……ふっ……すまないと思う。

#私のジャック・バウアーに関する知識の大半は「どきどきキャンプ」経由であることをお断りしておきますw 

2009年1月20日 (火)

アメリカ大統領就任式

つい、ジッャク・バウアーやリーサル・ウェポン、ロボコップ等々が警備してるところを想像。FBIのXファイル課が必要にならないことを祈る。

2009年1月18日 (日)

で、やっぱり天地人を見てしまうわけですが

そのスジの者ではないので偉そうなことは言えないのですが、小さな声で。

やっぱり、景勝×兼続というより兼続×景勝ですかね……

2009年1月12日 (月)

NHK「マルコ・ポーロの冒険」

まだ未確認情報ですが、あの「マルコ・ポーロの冒険」のマスターテープがヨーロッパ某所に存在する可能性があるようです。

先走っちゃイカンと思いつつ、期待は暴走。ああ……

2009年1月 7日 (水)

まさかこれが実現するとは。いや、停戦そのもののこととじゃなくて。

ガザ紛争、エジプトが調停案…即時停戦・人道ルート確保 

【カイロ=加藤賢治、ニューヨーク=白川義和】エジプトのムバラク大統領は6日夜、パレスチナ自治区ガザ情勢に関し、即時停戦や、人道支援ルートの確保などを骨子とする調停案を示した。

    暫 大 統 領

無声時代ソビエト映画ポスター展と怪獣・SF映画特集

Exhb_144 2009年1月8日から京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター「無声時代ソビエト映画ポスター展 Soviet Film Posters in the Silent Era 東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵《袋一平コレクション》より」という展覧会をやりますです。

井上徹が図版や展示の解説・監修をしております。この仕事、当然日本にはなんの資料もない映画も多くて、結構作業量がスゴイことに……。苦労した甲斐はあったようです。

それにしても、やっぱりこの時期のソ連のポスターデザインはかっこええわ~。図版は買いです、買い。とにかくカッコイイ。エレンブルク兄弟とか、もう超カッコイイ。たまんないです。

会期は3月29日までですが、途中で展示換えがあるので、展示内容はちょっとずつ変わるそうで。

第1期 1月8日(木)~2月1日(日)
第2期 2月3日(火)~3月1日(日)
第3期 3月3日(火)~3月29日(日)

ううむ。全部見に来るぞ!という人はそうはおるまい。でもね、ふふふふふ、実は1月6日~2月22日の間は大ホールのほうで「日本映画史横断③ 怪獣・SF映画特集」なんていうのをやっているのですよ。『ガス人間第1号』とか『妖星ゴラス』とか初代『モスラ』なんかを上映しちゃうのですよ。これなら何度か通っちゃう人がいるでしょうねえ。まあ、そのおついでにソ連ポスターのほうも展示換えになったらまた見にきておくんなさいまし。

会期中は井上や早稲田の貝澤哉さんによるギャラリー・トークなどの予定も。って、もう井上の回は日程が決まってるのにフィルムセンターのサイトが更新されてないじゃないすか 井上の日は1月31日。時間等はまた後日お知らせいたしますです。

2009年1月 5日 (月)

天地人

去年、篤姫ブームに乗りはぐってくやしいので、とりあえず第一回は見る。

おおお……

すでにして801の香りがw

阿部寛演じる輝虎(上杉謙信)が、登場の仕方からしてすでにキャプテン・ハーロックだった。かっけーーーーーーー! 輝虎が出る限りは見ようっとw

でも実は戦国武将の相関関係が未だに全く分かっていないワタシ。ついてゆけるのか……?

2009年1月 1日 (木)

謹賀新年

今年も皆様よろしゅうお願い申し上げます。

皆様にもよいお年でありますように。

そして衝撃の告白



















































年賀状作ってません……

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »