The Beatitudes
二度あることは三度ある。またアニメ・特撮系に負けましたorz もうこの賞に関してはこのパターンからは逃れられないような気がする……。今まで幾つかの賞にノミネートされてきましたが、未だに無冠
まあ、ジャルンは違うけどそのスジのえらいひとから「SF大賞の守備範囲の小説、アニメ、映画、マンガ、エッセイ、ノンフィクション、その他(かのバウリンガルとか)は膨大で、優れた作品も多いことを考えたら、ノミネート自体がひとつの文学賞に相当する。それは自覚するように」とクギを刺されてまして、確かにそれはそうでごもっともなのでございますが、あっちこっちでこう何度も続くとねえ……まだ動じないでいられるほど人間はできておりませんのです。ロシア語版に「日本SF大賞受賞!」という言葉を飾ってあげられないのが一番ツライ。
でも、賞そのもの云々とはまた別に、国内のみならず、私の愛するロシアに受賞を祈ってくれた友人たちがいることにも感謝。私が「この人に一番認めたもらいたい」と思っている人にいいお知らせができなかったのはとほほですが……。『赤い星』を書き始める前に、精神的に超ヤヴァイ時期があってですねえ……。最初『ムジカ・マキーナ』で始まったロシア語版の話も、さすがロシアと言うべきか遅々として進まず、身内からも関係者からも「実現したらいいね~」という程度の夢物語のように扱われていた頃、ロシアに一人だけ、それは現実的に対処すべき現実の問題と受け取ってくれた人がいまして、なんかあの時の一言で救われたようなものだったわけです。というか、実はその経緯が『赤い星』現実化の発端だったりするのであった。
その頃から考えると、今の状況は比較にならないくらい良いのですよ。あとはおろしや国での話がつつがなく進んでくれることを祈る……
せっかくですんで、ついでに前回のポチョムキン再演のエントリを見てってくらさいませ。ていうか、明後日、見に来てくださいな~。
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