フォト
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« Filmex 7日目 | トップページ | The Beatitudes »

2008年12月 1日 (月)

『戦艦ポチョムキン』メイド・イン・ジャパン

というわけで、手遅れにならないうちに告知しようっと。

12月4日に江戸東京博物館ホールでこんなイベントをやります。以下、企画書からがっつりコピペ。

『戦艦ポチョムキン』メイド・イン・ジャパン

日時:2008年12月4日(木)
   第1部(シンポジウム)16:00~
   第2部(活弁付き上映)18:30~

会場:江戸東京博物館ホール(東京・両国)

上映:『戦艦ポチョムキン』(1925年、エイゼンシュテイン監督)
   澤登翠さんの弁士と柳下美恵さんのピアノ生演奏付き

料金前売・予約2000円/当日2500円※予約は電子メール・電話にて承ります
お問合せエイゼンシュテイン・シネクラブ
ino@t.email.ne.jp

「『戦艦ポチョムキン』メイド・イン・ジャパン」と題して、エイゼンシュテイン生誕110年・没後60年、ロシア映画100年、ゴスフィルモフォンド(ロシア国立映画保存所)創立60年を記念し、澤登翠さんの活弁と柳下美恵さんのピアノ生演奏付き『戦艦ポチョムキン』の上映会を開催。

第1部シンポジウム「エイゼンシュテインとロシア映画100年」
ゲストウラジーミル・ドミトリエフ(ゴスフィルモフォンド(ロシア国立映画保存所)第一副所長)
司会山田和夫(エイゼンシュテイン・シネクラブ(日本)代表・映画評論家)
第2部活弁・伴奏付き映画上映
『戦艦ポチョムキン』(1925年、ソ連製作、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督)
活動弁士 澤登翠
ピアノ伴奏 柳下美恵

主催 エイゼンシュテイン・シネクラブ(日本)
助成 財団法人セゾン文化財団
協賛 アエロフロート・ロシア航空
後援 国際シネマ・ライブラリーゴスフィルモフォンド(ロシア国立映画保存所)、日本ユーラシア協会
協力 マツダ映画社、ベルモントホテル

企画意図
いま小林多喜二の『蟹工船』が空前のブーム。1953年の山村聰監督による映画化作品も再上映が始まっています。そして原作を読んだ人も、映画を見た人も、多くの人がそこに『戦艦ポチョムキン』のイメージが躍動していることに気づいたことでしょう。
事実、多喜二は『蟹工船』を書いた1929年、熱烈な映画愛好家で、チャップリンの喜劇や伊藤大輔の時代劇に熱い視線を注ぐとともにその多くが検閲で禁止されたソビエトの革命映画を“幻の名画”として渇望していました。その代表がエイゼンシュテインの『戦艦ポチョムキン』。「日本映画にも『戦艦ポチョムキン』を!」というアピールも書いています。その小説の映画化作品に『ポチョムキン』のイメージを見ることは必然です。
もし多喜二が80年前に『ポチョムキン』を日本で見られたとしたら……? その楽しい空想のなかから、今回の《『戦艦ポチョムキン』Made In Japan~活弁と伴奏つき~の夕べ》の企画が生まれました。
澤登翠さんの日本的伝統を継ぐ「活弁」と、いまサイレント映画の伴奏に尽力する柳下美恵さんのピアノに、ロシアからのゲストの講演を加え、『蟹工船』で甦る小林多喜二とともに、世界映画最高の古典『戦艦ポチョムキン』の感動を共有しましょう。
   エイゼンシュテイン・シネクラブ(日本)代表山田和夫

出演
ウラジーミル・ドミトリエフロシア・ゴスフィルモフォンド(ロシア国立映画保存所)第一副所長映画研究者。ロシアを代表するアーキヴィスト(映画保存の専門家)として世界的に知られ、モスクワ国際映画祭のプログラムディレクターなどを務める。1940年、モスクワ生まれ。1962年、全ソ国立映画大学(VGIK)映画研究学部卒業後、ゴスフィルモフォンドに勤務。1996年より現職。

澤登翠(さわとみどり) 活動弁士
故松田春翠門下。「伝統話芸・活弁」の継承者として“活弁”を現代のエンタテインメントとして甦らせ、全国各地の上映会や映画祭への出演に加え、海外でも多数の講演を行う。日本映画ペンクラブ賞、文化庁芸術最優秀賞ほか数々の賞を受賞。これまでに手がけた映画は500本を超える。著書に『活動弁士世界を駆ける』

柳下美恵(やなしたみえ) 無声映画伴奏者
欧米スタイルのピアノ伴奏で見せるサイレント映画上映会で活躍中。武蔵野音楽大学器楽科卒業後、会社勤務を経て、1995年、朝日新聞社の映画生誕100年祭記念上映会でデビュー。以来、国内外で公演し、手掛けた作品は400本近く。2006年度日本映画ペンクラブ奨励賞受賞。

まだブログというものがない時代、何処かのウェブ日記で、音楽つきのエイゼンシシュテインのDVDを軽蔑して「音を消し、当時の状態で見る」と嘯いてるのを読んでビックリしたことがあったなあ。「正しい当時の状態」を求めるのなら、生ピアノや弁士やら付きで見なくっちゃ。当然、その音楽や弁士のセリフのレベルはバラバラで、映画に合ってないことも多く、音楽なんかその時々の笑っちゃうような流行りものパクリだったりするのも覚悟しないとね。当然、おゲージュツとは程遠い状態だったりする罠(笑)。

まあそれはともかく。ってことは、我々が今、やりたいようにやっても「本来の姿」からは逸脱しないということでもある。資料を検証しまくれば当時の姿は垣間見られるだろうし、だからといってそれが「正しい」がどうかなんて分かりはしない。まあ古楽みたいなもんすね。

私個人としては、ペットショップボーイズが2004年11月にトラファルガー広場でやったあのポチョムキンを日本でもやって欲しいところです。ヨーロッパ各地ではけっこうPSBを招き地元のオケとジョイントして再演しているらしい。でも日本だとそこまでする人がいないのよねえ(スポンサーもいないかも)。でも、今できないことに文句言ってもしょうがないので、今はともかく実現した企画を応援したい。

« Filmex 7日目 | トップページ | The Beatitudes »

ロシア・ソ連」カテゴリの記事

コメント

「それって、あの人? この評論家?」とかいろいろ説が出ましたが、別にプロの評論家とかの日記じゃなかった記憶が。なんか、「すてきなおじさま」系みたいな感じの。いずれにしても、何年も前の話だし、もうネット上に残ってないんじゃないかなあ。

この記事へのコメントは終了しました。

« Filmex 7日目 | トップページ | The Beatitudes »