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2008年11月 3日 (月)

本日のプレーリードッグ

Prairiedog1 都内のさるうらぶれたペットショップに、プレーリードッグがいる。売り物ではなくペットらしい。お店自体、もう内装もへったくれもない古いもので、「ペットショップ」というヨコ文字を当てるのも何だかなあという感じで、ちっこい魚の水槽が並んでいるのが見える程度。小鳥もいなくはないようだ(でも最近見かけてないかも)。「商売としてはもうとっくに成り立たなくなったけど、動物が好きだから店という形で何となく小動物を置いている(不動産からの不労所得がある)」とか、勝手に想像。

その中で異彩を放つのがプレーリードッグちゃんだ。

プレーリードッグ好きの友人によると、プレーリーちゃんは今は輸入できないらしい。アメリカも輸出を再開していないとか。農作物を食い荒らすプレーリーちゃんをバキュームーカーの要領でがしがし捕獲する装置とかテレビで見たけど、数的にはかなりいる様子。ってことはやっぱり輸出先の生態系に悪影響を与えるから輸出してないんだろうか。

だけど最近、そのペットショップのプレーリーちゃんが二匹になったのだ。

最近とは言っても、何ヶ月も見かけてなかったので、いつ来たのかは分らない。上のやつが新入りの個体で、下のは前からいる個体だと思う。ふーむ。てことは国内で繁殖させたコでしょうね。例によって売り物ではなさげだけど、一応、去年だったか一昨年だったかにプレーリーちゃんを亡くした件の友人に通報。

早くその友人が行って、その店の背景やプレーリーちゃんの出所とかのナゾを解明してくれないかなと思っている。知りたいんなら自分で行けよって話ですかそうですか失礼いたしました

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コメント

史緒さま
プレーリードッグが輸入禁止になったのは、
ロッキー山脈とその周辺に生息するげっ歯類が
ごくまれにペストに感染していることがあるからです。
もっとも、いまのペストは抗生物質でかんたんに
治療できるのですが。

ひょえ~! そうだったんですか! ありがとうございます。

抗生物質で対処できるとはいえ、現代人は何世代もペストの抗体を作らない生活をしてきたので(ていうか日本にいた我々の先祖はその経験自体がない)、もし感染者が出たらと思うとコワイですねえ。ヨーロッパにはHIVや天然痘、ペスト、コレラ等に対する耐性を持っている人がたまにいるそうですが、それは中世の感染症パンデミックの生き残りの子孫だからだそうです。

それにしても、海を越えてやってくるネズミは今でもノスフェラトゥの手先なんですねぇ……

大好きなプレーリードッグのお話が出ていたのでちょっと読ませていただいたものです。
プレーリードッグの輸入規制について触れられていますが、アメリカの輸出禁止措置は2008年の
8月に解除されています。
ただし、日本は輸入の再開には至っていませんが・・・
私は今年、飼っていたプレーリードッグが他界してしまい、今も悲しみにくれています。
国内繁殖のプレーリードッグが入手困難になっているのに加え、とんでもない値段になってしまっている昨今、安全管理を徹底しての輸入再開を望んでいます。

おお、ここにもプレーリードッグの愛好家が。私の友人にもプレーリードッグラブな友人がいますが、やはり国内繁殖りプレーリーたちが「高価な商品」になってしまっていることにたいへん心を痛めているそうです。プレーリーたち自体は、アメリカでは作物を食い荒らす「害獣」としてバキュームーカーみたいな道具で荒っぽく吸いだされて駆除されてたりするんですよね……(あれはあれでイヤ~ンな光景ですが)

数的には絶滅には程遠いくらい充分いて、検査の方法もあるわけですから、何とかして欲しいもんですよね~。

ここのブレーリーたちは大切にされている様子です。通りがかったおばちゃん達には「これ何かしらねえ。ねずみ?」とかいわれてますが(笑)。

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