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2008年9月 7日 (日)

ゴスロリは禁止なのですぅ!(って言うこと自体、別な意味、禁止?)

9月7日で終わっちゃうので、井上とともに慌てて鳩山会館に行く。

「トルストイ名作映画を飾ったコスチュームとエスキース・ポスター展」なんていうのをやっているので。

いやあ、母校とも音羽系出版社ともご無沙汰なので、護国寺なんて行ったの何万年ぶりだろう。意外と変わってない。というか、私が在学してた頃にあった飲食店がまだたくさん残ってる。豆大福の「群林堂」も、15年前(!)とまったく同じ佇まいで営業中。……いや、当時は群林堂が入ってるマンション、前に駐車場があって、もうちょっと道路から引っ込んだところに建っていたような気がしないでもない。というか多分そうだ。建て直したってことか

激暑い中、山登りしてたどり着いた旧鳩山邸は、「いかにもな昔の政治家の御邸宅」。無料のお茶サーバーなんかがあって助かる。しかも昔のままの応接室やサンルームで休憩できるのであった。

展示は映画版『戦争と平和』、『復活』、『アンナ・カレーニナ』で実際に使われた衣装と、映画の公開当時のソ連や日本、ヨーロッパでのポスター(の複製)。こういうカネのかかった映画の衣装は、また別な映画で使うことを前提としているので、非常に綿密かつ丈夫に作るのだそうで。そういや『エルミタージュ幻想』でも使ってたのがあるはず。映画って、スクリーンに映すと実物の何倍もの大きさで映っちゃうので、「実際程度に綿密」に作っても見栄えがしないのよね。だから、正教の祭服なんかは、美術館や実際の教会で見られるものよりはるかに細密に作ってあるのだった。

でもドレスの肩にかけられているショールはみんな「最近のロシアでは屋台の土産物屋でも売ってないよー!」っていうくらいいい加減なソ連的プリント生地だったりする。なんでやねん。これだったらショールなんかかけないで衣装を全部見せて欲しいなあ。

井上はモスクワのモスフィルムの倉庫でもっとたくさん見ているそうだけど、やっぱり「倉庫に収納してある」のと「上流階級的洋館に展示してある」のとでは見栄えが全然違う(笑)、だそうで。そりゃそうでしょう。展示されていた点数はさほどではないだけに、やっぱり展示する場所も重要でしょう。

で、鳩山会館には、そういう上流階級的洋館であるが故の悩みもあるらしい。

というのも、「館内で着替えてからの記念撮影禁止」、「踵の尖った靴を着用の方は床面保護のためスリッパに履き替えて」等、事実上「ゴスロリお断り」のご案内が入り口に貼ってあるのだった。東京都庭園美術館とか、小笠原伯爵邸とか(どっちも最近行ってない)も、今はそういうことになってるのかなあ。どっちのキモチも分るけどねえ。

帰りに群林堂で豆大福買って帰ろうと思ってたら、すでに閉店だったorz そう、ここは主力商品の豆大福が売り切れたら店じまいなのよね。わざわざ豆大福のために護国寺に来ることはないと思うので、また音羽系の出版社と縁が出来ない限り、食べることはないであろう。ああ……

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コメント

早速、買いました(Amazonでですが)。未だ、積ん読状態ですが、そのうちに読みます。読み出すと
途中で止められないので、体力を貯めてからでしょうか・・・・。

それはそうと、高野先生が、ゴスロリですか!! うーん、どのイベントにいくと、見れるのでしょうか?
熟女ゴスロリもグッドですね

私はやりませんてば~ やるわけないれすよ
撮影したい人たちのキモチも分る、と思っただけで。

そもそも見た目関係のことは地味にしかやっておりません。そっち方面に労力費やしても労力に見合った結果にはなりませんのでね……

>私はやりませんてば~ 
    ↑
  そうなんですか? 

初めてお姿をSFマガジンの上で拝見した時、最初の感想が、
『あ、この方、クリスティーナ・リッチそっくり。アダムス・ファミリーのウェンズデーの
 コスプレ、似合いそう・・・』というものでした。我ながら、妙齢のご夫人を見てのリアクション
 としては、相当恥ずかしいとは思うのですが、そう外れてはいないと思います。今からでも、
 大丈夫。ほんの、ちょっとした線を超えるだけのはずだと思うのですが、如何でしょうか?


ところで、全然関係ないのですが、ウェルザー・メスト、次期ウィーン国立歌劇場音楽総監督では
ないですか!! いつのまに。ウィーン・フィルのブルックナー・チクルス・・・・ちょっと辛いか。

いつの間に、どころじゃありませんがな。去年の夏に決まって、クラシック関係ではかなり話題になりました。2012年までクリーヴランドと兼任……。ハード過ぎる。大丈夫なのか

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