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2008年6月27日 (金)

クリントンとプー様に幸せなキモチにしてもらおう

ダンナの方です。大統領時代の。

これ、いろいろ前置きがあったんだよね。でももうどうでもいいっす。このクリントンの笑いを見ているとなんか妙に幸せになりませんか?

あ、幸せにならない? じゃ、これを。

Putin on the Riz...ええ、元ネタはPuttin' on the Rizですね。気がついた人偉い! っていうか英語圏ではみんな気がつくもの?  それはまあ、ともかく、萌えて下さい(笑)。

Slave to the rhythm

Sttr "rhythm"ってもともとギリシャ語なのよねー。綴りが難しすぎる……

眼鏡男子アイドル西の正横綱トレヴァー・ホーン大先生(ツッコミを禁ずる)の、あの25周年ウェンブリーギグのDVD、やっと英国盤が出ましたね。ZTTからメールが来るまで気がつかなかったのは秘密だ。まだ手元にはないです……

収録内容は特典映像も含めて日本と同じ。しかし、もしかして英国盤は音質がトレヴァー先生クオリティだったりするのかなあ。やっぱりこっちも買うしかないじゃないですか。

それにしても、ジャケかっこいいよトレヴァー先生(ツッコミを禁ずる)。イギリスのDVDはPAL方式だけどリージョンは2なので、日本ではパソコンでフツウに見られます。Amazon.ukから買ったほうが1ポンドくらい安いけど、やっぱりここは直接ZTTから買いたいところです。だってあのZTTから直接ブツが届くんですぜ! 嬉しいじゃん。15年前はZTTに紙の手紙を書いて、一ヶ月以上かけて紙のカタログ(もろに業務用なモノクロのプリントアウト)をもらって喜んでいたものですが。インターネット恐るべしですよ。

トレヴァー先生本人は今現在、私の友達の友達の友達のレコーティングをしているらしい。今レコーディング、ってことは、リリースは来年の後半とかか(笑)。しかし、「人間、間に五人挟めば地球上の誰にでも行き着く」というけれど、ファン歴30年近く経っててもトレヴァー先生との距離は遠いままだなあ……(ため息)

2008年6月25日 (水)

ストラーニク・レポート紙版

強発売のSFマガジン2008年8月号に、ストラーニクのレポートを書きましたです。

大野が暴れたとか考えられないほど酒を飲んだとかの「大野伝説」については、本人的にはいろいろと言い訳があるようです。が、否定はしていないようです。というか、全然伝説じゃないじゃん。単なる事実じゃん(笑)。

2008年6月22日 (日)

ところであれは食べられるものなのでしょうか?

「オバマ大統領でもホワイトハウスか?」差別バッジも現れて…

「もし(黒人の)オバマが大統領になっても、そこをホワイトハウスと呼ぶのか…」。米メディアが20日までに伝えたところでは、今月中旬にテキサス州ヒューストンで開かれた州共和党大会の会場周辺で、民主党の大統領候補指名が確定しているオバマ上院議員に対する差別的な文言が印刷されたバッジが土産物として売られていた。

ま、どんな人種に生まれつこうが、どんな信条を持とうが、DNAレベルで言ったら、人間、六割がたはナメクジウオなんだけどね(笑)。KKKだろうと聖書原理主義者だろうと、君ら六割がたはナメクジウオなのよ。

それはともかく今夜はロシアを応援させていただきます。中継までは見ないと思うけど。日本にいるロシアのおじさん達は悲観しないでナショナルチームを応援してほしいもんです。まさかあんなに悲観的だとは。

2008年6月20日 (金)

「金色のガッシュ!!」

(株)小学館を提訴 (雷句誠氏本人ブログ)

友人と言えるほど親しい漫画家さんがいないので、作家の仲間を介した又聞きの形でしかこの世界のことは知らないんですが、最初のニュースから想像したのよりはるかにスゴイ状態でビックリ。

この提訴の件を「作者が自分を高く評価しすぎ」「金目当て」等と言う人たちもいましたけど、私は雷句さんの「後進のためでもある」の一言を信じてます。何しろ、「こちら」の世界も、自分だけがちょっとでも仕事をもらうために編集者に媚びへつらっていると、作家の扱いなんてそんなもんでいい、こいつより下の作家なんかはなおさら足蹴にしてもいい、という風潮ができちゃうことに変わりはないから。作家の仲間と時々情報交換をするとホントにそう思います。「ささやかではあるけど、我々がもうちょっと毅然とすることでジャンル全体や若手を守ることになる」という話は時々します。

私もわりと「最近」に属する過去、かつて一緒に仕事をした某社に連絡を取った時(当時の編集者たちは担当者も含めて全員移動後)、もうね、「催促から返事までの時間の短さから考えて、多分全部は読んでないだろう(同社上級管理職推測)」という速度で三行ばかりのメールが来て、読むに値いしないクズ持ち込み原稿のような扱いを受けましたですよ。それにしてもあっぱれな切り捨てっぷりでした。この時の原稿はその後別なところでまっとうな扱いを受けることになったのですけど。しかしこの出版社でこういう目に遭っているのは一人や二人ではないことが最近判明。ベテラン作家の電話にも出ないって、スゴ過ぎですよ。

かつてその会社は、まだ出すかどうか分らない原稿に関しても、対面で担当者と部長と作家でいろいろと丁寧に検討したものです。新人賞経由でない無名の持ち込みをデビューさせて、その人はあっという間に業界の重鎮になっちゃったこともある(今や大御所)。いかにそこの名物編集者氏亡き後とて、ここまでとは……

というわけで、この件、全然「対岸の火事」じゃなく感じるのですよね。隣のうち燃えてるじゃん、みたいな。是非、雷句さん始めとして業界全体にプラスになる解決に達することを祈ります。

信頼できる編集者というのは、本当にかけがえのない財産、命で、バレエダンサーにとってのバレエマスターのようなもの。そういう素晴らしい編集者がダメ編集者に駆逐されてしまわないためにも、今のうちに「明るみに出しといたほうがいいこと」はいろいろあるんじゃないかとも思ってます。

私自身は今現在、さる信頼できる編集者と一緒に『赤い星』の最後の仕上げをやっております。よほどのことがない限り8月に出ます。

2008年6月14日 (土)

順調に遅れております

きゃ~

6月中旬スタートの予定だった出版芸術社の日本SF全集、「7月以降」に延期になってしまった……

「以降」っていつだよ「以降」って?!

2008年6月13日 (金)

ため息

誤解を避けるためにあえておマジメな表現をしますが。前エントリが「ネット検閲、市民相互監視の愚かさに対する批判」であることが理解できない人がいたようです。本当にアクセス数増加のためにやってると思ったみたい。少しは頭使おうよ……

【犯行予告】殺してやる!

アクセス数増加のための新ツールが開発されました!

予告.in

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」

「総務相が、ネット上の犯行予告を検知できるソフトの開発費を来年度予算の概算要求に盛り込むと発言した。費用は数億円」という報道を受け、開発者の矢野さとるさん(26)は、犯行予告収集サイトを1人で2時間で構築・公開した。

気持ちは分かる。無償で即決して実行したことも高く評価する。

でも結局、並んでいる項目を見ると、すでに面白半分かアダルト系誘導のツールとして使われているようですね。

ってことは、たとえお役所が何億円かけてこういうシステムを作り上げても、みんなそういう利用の仕方をするだろうし、「そういうもの」とみなされて、誰も真剣にはチェックしなくなるってことですよね。

ロマノフ朝300年祭までにニコライ二世を殺せ! 首相ストルイピンも殺せ! 爆弾、ピストル、毒薬、刃物、手段は問わない! 殺人予告だ! 絞殺だ! 銃殺だ! 虐殺だ! 人民よ立ち上がれ!

とか書いたら、私のサイトも載せてもらえるかしら(笑)。

収集されても、誰も見に来ないだろうな。もうすでにアダルトor面白半分エントリで埋め尽くされてるしね。

……あっ、しまった! 今調べてみたら、ストルイピンが暗殺されたのはロマノフ朝300年祭より二年も前でした(笑)。

俺の後ろに立つな!

リンクしたあげくこの内容では何なので、リンクはしませんが。

「見るだけで対人恐怖症が治る」みたいなDVDがあるようで。ちょいキレイな女の子が画面からこっちをジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと「見て」いるだけ、というDVD。ネットでサンプルも見られるけど、これが……正直、キモい。いや、登場する女の子たちはみなそれぞれキレイではあるんだけど、でも気持ち悪いのよね。他人のまったく無意味な視線にさらされるのって、これほど不快で不安なものか、と思う。それだったら、何か理由があってじろじろ見られるほうがマシだ。

ちょっとキモい、で済むならまだいいけど、これ、むしろ有害なんじゃないだろうか。対人関係で悩んでるような繊細な状態の人が見たら、かえって悪化するんじゃないだろうか。

というより、何でもない人でも、これを見ているうちに別種の恐怖症とか、特殊なフェチとかが誘発されちゃったりするかも。後ろからの視線やドアの隙間の向こうの気配を感じるのを楽しむとかね。そういう特殊用途として売ったほうが売れたりしたらやだな。いずれにせよ、対人恐怖の治療と銘打ってむしろ有害そうな映像で商売しようとするのって、やっぱり感心しない……

2008年6月10日 (火)

違いの分かりにくい男たち@ネスカフェ

いやー、先週後半は三谷幸喜がありとあらゆる番組に出まくってましたね。フジ系じゃない番組にも。早朝の番組で「明日も来ます!」とか言って本当に来たり。洗濯や掃除しながらテレビをつけっ放しにしといて、ふと画面を見ると、番組は変わってるのに三谷幸喜だけはまだ居たり(笑)。美脚のツボを押したり、わざびを鼻に突っ込んだり、鼻で縦笛吹いたり。「選挙演説のような『ロマンスの神様』を歌ってた」なんてこともあったらしい。ちょっと見たかったかも。

と、ここでふと不安に襲われるのであった。

まさか、映画より本人の方が面白いんじゃ……?

それを確かめるにはやっぱり『ザ・マジックアワー』見に行かないとダメですか。そうか、そういう戦略か(違)。

ところで、今放送されてるネスカフェ「ゴールドブレンド」のCM、遠藤周作と唐沢寿明が合成で競演してますが、ここに三谷幸喜も混ぜちゃったらどうでしょう? 以前、唐沢寿明と三谷幸喜が競演してるCMでも、これは絵的にもかなりおもしろいぞと思ったもんですが。ついでにペ・ヨンジュンも混ぜちゃったらどうでしょう? ……だめ?

ところで、検索してると、「遠藤周作という人と合成で……」とか、「何故今頃遠藤周作?」とか書いてる人いるのね……。まあ、「違いの分かる男」といって通用しない世代が育ってきてるのは当然としても、「遠藤周作という人」にはさすがに凍りついた。

2008年6月 8日 (日)

ストラーニク2008

やれやれ。やっとSFマガジンにレポートを書きました。今回はレポートを書く人としてはもっとも頼りない人が一人で行っちゃったので、レポートもなんちゅうか隔靴掻痒の趣きですすんません。

ストラーニク(ロシア幻想文学作家会議)というのは、ペテルブルクのSF専門出版社(最近は一般文芸、料理などの写真印刷を重視した本なども手がけている)が主催しているSF系イベント。「遍歴者賞」の授与とプロ作家同士の交流、ファンとの交流が活動のメインで(あとは飲み会ね)、サイン会とか、科学の講演とか、いつだったかはアーサー・C・クラークと衛星回線を通じての意見交換とかをやったりしている。ワールドコンや日本のSF大会みたいに参加者自身が自分で企画を立ててバネルをやるとか、そういうイベントではないのが分かりにくいところ。

2005年には日本から過去最大の4人(大野典宏、宮風耕治、井上徹、高野史緒)が参加して、「日本との出会い」と題して、我々が会場からの質疑を交えてのインタビューを受ける企画なんかもあったのだけど(2005年のレポートはSFM2006年2月号に掲載)……あの時はねえ、何をやったらいいのか全く知らされてなくて、こっちでいろいろ考えていたんだけど、開始数分前にテラファン社長のユータノフに「じゃ、インタビュー形式で」とか言われて、全部チャラになったのであった。もっとも、ロシアは「結局何だかんだ言って何となく帳尻が合ってしまう」ところと言われているだけあって、なんかちゃんとできてしまったんだけどね。

たいてい9月から11月に開催されていたんだけど、今年からは書籍見本市に合わせて4月末開催ということに。

Strannik1 今年の公式プログラムは4月24日から26日、メイン会場と宿泊は前にも書いた通り、ワタシにとっては運命のオクチャーブリスカヤ・ホテル。いまだに「都市英雄レニングラード」とか書いてあるし(でもこれは大祖国戦争を体験した人もしなかった人も含めて、地元の人からしたら絶対外せないよね……)

初日はホテル5階のホールで行われた各種の講演と討論。今回の講演のメインテーマは「ナノテク」ということで、それ系のプロの研究者が演台に立つことに。しかし、これ、演目が9つもあって、30分足らずの休憩を挟んだだけで午後一杯講演をやるというむちゃくちゃなスケジュールだったのだ。ナノテク講演はそのうち5つを占める……。でもこれ系の講義はどうもファンタスチカ作家たちの席を暖めなかったようなのよね。あとは、何故かテラファンの人たちが大好きな碁の講義(モスクワにある碁の学校からなかなか男前な先生が来ていたのであった)、スマート・ドラッグについては講演後の質疑で議論白熱。現地参加のGさんの通訳によれば、「病気を治すのが『薬』ならば、病気を防いだりよりいっそうの健康を追求する薬物が『スマート・ドラッグ』とのこと」だそうで。

さすがに途中でザセツしてGとさんと脱走して茶をしばきに行く。なんかもう「セルフサービスじゃないスタバ」みたいなカフェが出来ててびっくりでした……

2日目はワシリエフスキー島西端のレンエクスポ(レニングラード見本市)でサイン会と、「遍歴者賞」の一般参加者投票、「剣」の授与式。このブックフェアのことは以前も書いた通り。

Strannik2 最後に入り口脇のステージで、ストラーニク参加者でない人たちにも公開された形で「剣」の授与式。この「剣」というのは、そもそもはクラスノヤルスクのSF大会で2年に1度行われていたジャンル賞で、それがストラーニクに統合されて現在に至っているものだそうです。何故か正統派シェイクスピア劇のような衣装に身を包んだお姉さんたちの司会進行。今回の受賞は以下の通り。

ジャンル賞「剣」受賞作

「ルマタの剣」賞(ヒロイック・ロマンチック冒険ファンタスチカ)
 ヴェーラ・カムシャ『冬の破壊』(長編)
「月の剣」賞(神秘、ホラー)
 マリーナ&セルゲイ・ジャーチェンコ『Vita nostra(われらの生活)』(長編)
「石の中の剣」賞(ファンタジー)
 ミハイル・ウスペンスキー『金の袋を持った無垢な少女』(長編)
「鏡の中の剣」賞(歴史改編ファンタスチカ・パラレルワールドファンタスチカ)
 アレクサンドル・グローモフ『アイスランドの地図』『ロシアの投げ縄』(長編)

(訳:井上徹)

作品についてなーーーーんにも語れないのが申し訳ない。

3日目はオクチャーブリスカヤの小会議室での会議、討論が中心。午前中は作家やイラストレーター等クリエイターと出版社、映像製作会社等との間でのミーティング、午後にはファンタスチカ系ネットコミュニティの円卓会議。どっちも興味はあったけど、さすがに全部ロシア語ではねえ…… あとはこの日が友人宅を訪問する唯一のチャンスだったたので、ばっくれてそっちに行ってしまいました。でもこの友人宅では、伝統的なやり方で作った復活祭の卵をもらったり、「いかにもガイコクから来た特別な人をもてなすため」という感じではなく、近所から「ゴハン食べに来てよ」って言われて行った、という感じのお昼ごはんを出してもらったりして感激しましたね。そういう意味ではストラーニクをバックレても全然後悔してないっす。レポート的には役立たずですんませんけど。

ロシア時間でテキトウにオクチャーブリスカヤに戻ると、もう「遍歴者賞」授賞式に行くバスが出るところだという。まあ予定よりはけっこう遅れているので、そっちだってロシア時間じゃんとは思ったけど、前日までの経験で、19時に出発と言ったら本当に19時出発だろうと思ったので、慌てて部屋に戻って着替える。そしたらやっぱり19時ちょうどに出発しました。ひょえ~。本当にここはロシアか……?

Strannik3 授賞式とパーティの会場は、オクチャーブリスカヤからそう遠くない高級ホテル、グランド・ホテル・エメラルド。ここはね~、ソ連時代を知っている者にとっては想像を絶する場所ですよ。2003年に開業したばかりの新しいホテルで、パリの高級ホテルの設備を全て新品にしたような、もろに「西側」という感じのホテルなのでありますよ。授賞式の場所はコンサート用ホール。準備ができるまでさらに待たされたけど、ここでも出るお酒はシャンパンのみ。みんな「適度に」飲んでます。静かです。これは友達に撮ってもらった「その場にいた証拠写真」。

トロフィーも以前はずっしりとした「遍歴者」像だったけど、今回からは遍歴者像のホログラフを額装したものになってしまった。授賞式というのはこの本体が見える状態で渡すのが普通だけど、舞台上で紙袋をホイと渡していたのには笑ってしまいました(笑)。。もっとも、ツッコミどころはこの程度で、授賞式は(ロシアのイベントでありがちな、途中で何故か音楽の生演奏が始まってしまうところも含めて)つつがなく進行し、一時間ほどで終了。今年の受賞者は以下の通り。

「ストラーニク遍歴者賞」受賞作

「宇宙ファンタスチカ」賞
 アレクサンドル・ゾーリチ『明日は戦争』(長編)
「技術ファンタスチカ」賞
 ワシーリー・ズヴャーギンツェフ『オデュッセウス、イタカを去る』(長編)
「科学ファンタジー」賞
 イーゴリ・プローニン『鏡像たち』(長編)
「ユーモアSF」賞
 エヴゲーニー・ルキーン「穴だらけの実存」(中編)

(訳:井上徹)

Strannik4 この後、吹き抜けになったパーティ会場に移動して打ち上げ。この会場というのがですねー、建物の中庭にガラスの天井をつけて「屋内」にしちゃったような場所で(まあ、大英博物館の図書館旧館を移築したあの中庭を小規模にしたみたいなもんです)、周りには客室の窓が並んでいるのであります。外のような、中のような雰囲気るこれ考えた人はすごいなあ、と思うことです。友人の通訳を頼りにして多少交流はしましたが、もともとぱーちーってニガテなもんで……その上、ちょっと体調的に限界でした。受賞式での写真も、なんだか覇気のない顔してますねぇ。飲んだくれている人がいなかった話は前回書いた通り。いやー、ロシアの人の適応力ってすごいなあ……

来年もブックフェアに合わせて4月末にやるそうです。やっぱりレポート的にはロシア語ができる人がいかないとダメっすね。でも、たとえこの程度でも交流を保っておくことって大事だなあ、とつくづく思ったことです。ロシアでは有名なイベントでも、報告する人がいなかったら、日本では無名イベント扱いになってしまうわけだし……。もっとも、ロシアの作品自体が日本でもっとちゃんと紹介されない限り、ごく一部の人間がこういうところに出入りしていても、「真の交流」が確立されたとは言えないんですけどね。というわけで、どなたかロシア語やってらっしゃる方で、実はロシアのファンタスチカを訳してみたい、と思っている方がおられましたらご一報を。「もう大野あたりの独占下で、新規参入の余地なんかないのでは」と誤解してらっしゃる方がけっこういるんですけど、そんなの全然事実じゃなくて、むしろ人手足りてないんで、まずは短編のリーディングとレジュメだけでも名乗りを上げてくだされは幸いです。

2008年6月 6日 (金)

一目惚れ

スーパードルフィー たえ

あっヤバイ。こっち方面の趣味はないのに この道はいったん入っちゃったら抜けられなくなるよね……

それにしてもかわいい。見れば見るほどかわいい……。、手に入らない限定品でよかった(笑)。でもさっそくヤフオクに出しやがった人がいるのね……鬼畜ですね。

自分では着られなくなった振袖とか着せたいな……とかいろいろ妄想。いや、私は振袖着たことないのよ……。親が積み立てていた成人式の振袖用の貯金は、私が二十歳になる前にソ連行きの資金に流用してしまいましたもので(笑)。

それはともかく。それにしてもかわいい……壁紙にできる画像だけでもいいから欲しい……

ヘッドは「アナイス」だそうですが……う、やっぱり好みだわ。

2008年6月 2日 (月)

♪タンポポのマンボ う!

セーラー服おじさんこと安穂野香、「あらびき団」で話題になったところまでは知っていたけど、ついにメジャーデビューしちゃったらしい。

ううむ……。この人普段何やってるんだろう……? 実は市役所の中間管理職でした、とかでもおかしくはない(もちろんセーラー服を着ていない状態で想像)。近所の薬局とかの店先にセーラー服で立っていたらびっくりするとは思うけど、慣れちゃったらどうってことないような。このまま衆院選とか出られたらびっくりするとは思うけど、それも慣れちゃったら……あ、でもこの格好で国会はNGかなあ。

調べてみたところ、少なくともネットで分かる範囲では、「昔は中学校の音楽教師だった」ということとか、「32歳の頃、登山中に天啓を受けてセーラー服で歌い始めた」「奥さん(今は故人)とユニットを組んでいた」とか、そのくらい。安穂野香公式サイトもあるよ。ビデオメッセージすごいよ。基本のコンセプトは「山とセーラー服と音楽の融合」だそうだ。

不思議とイヤな感じはしない。というか、奥さんが理解を示して一緒に活動していたというのもなんとな~く分かる気がしないでもないかもしれないけどどうでしょう? でも、思うに、もし自分の夫や恋人が女装趣味だったとしても、実は私はあんまり抵抗ない。というか、協力するんじゃないかと思う。もしあの人とかこの人とかが「実は私は女装がシュミで……」などと打ち明けてきたのが私だけだったりしたら嬉しいね(笑)。ま、もしウチのセンセイが言い出したら、まず痩せろよと思うけど(笑)。

うーん。でも、前にも書いたけど、服装の「線引き」って、自分の中でもどこにあるのかよく分からない。構造主義的なもんだろうとは思うけど……

いずれにせよ、この人の歌、一度聞くと覚えちゃって頭の中でぐるぐるしますね……。健闘を祈る!

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