2007年3月30日 (金)
2007年3月27日 (火)
シルヴィア王妃CD
スウェーデン国王&王妃が来日してますねえ。っつっても、末端の庶民には全然関係ない話……でもないかもしれないのであった。チャリティCDを買ったら、キミもちょっとは関係者だぞ。
四年前のちょうど今頃、一度だけスウェーデン王室を目撃したことがあったのよね~。チューリヒ歌劇場でウェルザー・メスト指揮で『魔笛』をやった時。料金的にも中ランクの公演だったし、特別なことがあるとはまーーーーーったく想像しないで行ったら、何故か客がみんなブラックフォーマルな罠。高齢のご婦人がカラースーツなどお召しになっていただけで、ほんとーにブラックフォーマル一辺倒の世界。「ヨーロッパのオベラハウスなんて、みんな気軽に普段着で来るのよ。ドレスなんか着てくるのは何も知らない日本人くらいのものよ」とか、旅なれたオペラゴーアーの人とかが言ったりするけど、実際は「普段着」よりはもうちよっとちゃんとしたカッコだったりする(まあ日本だってそうじゃん)。しかし……これって一体……? 平土間なんか、みーんな顔見知りって感じでお喋りする妙に上品っぽい若者で埋め尽くされている。もちろん全員おめかし。チューリヒ・オペラはキャパ1200席というオペラハウスにあるまじき小ささなので(拡張するかどうか国民投票して否決されたというスイスっぽさ炸裂)、オペラグラスで見渡せば一人一人全員の顔も見られてしまうようなところ。なんか、観光客って私一人っぽい、と確認するのにさほど時間もかからず……。それにしても何なのこの状況? ちょっとトワイライトゾーン的な気持ちで二階の桟敷席にいたら。
隣のボックスの老婦人が「ちょっとそのオペラグラス、貸してくださる?」というではないか。舞台が始まってから、じゃなくて、今。な、何でだろう……と思いつつ手渡したら、ご婦人は前方のボックスを示しながら「スウェーデンの王室が来てるのよ~!」と嬉しそうに言ったのであった。
そう、御前演奏会だったのですね。
私以外は全員スイスの上流社交界の人たち。
知らんで来ちゃったよ(汗)。
そういや何故かこの日はネットのチケット販売システムが機能してなくて、どうしようもないんで友達のコネで劇場のえらいひとにチケットを取ってもらったんだけど……。フツウにチケット取れたじゃん、と今まで思ってたけど、さっき初めて気がついたよ、そういうルートだからチケットが取れちゃったのであって、本当はフツウには販売してなかったのかもしれない。知らないって怖いな……。知っててコネで入っちゃった~、とかだったらちょっとは自慢になるかもしれないけど、危うくMr.ビーン化するところだったじゃん(冷汗)。
まあフランスだったらちょっと冷たくされたかもしれないけど、スイスはさすがに観光客には優しかったです、ハイ。
で、その時売っていたのがこのCD。シルヴィア王妃は、主に発展途上国の困難な状況にある子供たち(children at risk)をサポートするWorld Childhood Foundationの創立者で、このCDはそのチャリティのためのものなのであった。中身はグラモフォン系のコンピ(オペラアリアが中心)。シューベルトの「シルヴィアに」なんかも入ってて、選曲した人は選曲者冥利に尽きたでしょうなあ。しかし! 北欧ものはシベリウス一曲だけでいいんですかー? もしもしー?! グラモフォンの中の人ー?!
シルヴィア王妃は今、日本でも、認知症介護に関する講演などもしておられるそうで、もしかしたらそういうところでもこのCD売ってるかも。もちろんシルヴィア王妃及びWorld Childhood Foundation関連のイベントでしか手に入らない、カタログにも載ってないレア盤。もし機会があったら是非買ってくださいませ。って、なんでお前が関係者ヅラしてお願いしてるんだよって感じですが(笑)。
ホテルのフロントの人も云うてたけど、スウェーデン王室の人気はこの王妃様でもってるんだそうな。だろうなあ。憧れちゃいますね、飾り物じゃない王妃様。スウェーデンは決して「小国」じゃないけど。
いや、それにしてもあの時、ユニクロのピンクのセーターとか着て行かなくてよかった(笑)。黒のセーターに黒のスラックス、なんちゃってアンティーク・アクセサリー(自作)というナリだったので、忍者のように潜伏して、からくも悪目立ちだけは避けられました。セーター、ユニクロだったけど(笑)。ユニクロ万歳! ……そういう話か?
2007年3月23日 (金)
おおきくなったらなにになる?(哀愁の大人編)
第一生命が調査した全国の児童(保育園児、幼稚園児、小学生)に2004年に聞いた調査によると、男の子に人気の職業は、1位『野球選手』、2位『サッカー選手』、3位『学者・博士』という結果だそうです。現代っ子からはどんな回答が飛び出してくるかと思いきや、わりとスタンダードな結果ですね。逆に女の子に人気の職業は、1位『食べ物屋さん』、2位『保育園・幼稚園の先生』、3位『看護師さん』という結果に。
そして、注目の大人のアンケート結果。ライブドアリサーチを使って「もし叶うなら・・・あたなが今就きたい職業は?」というアンケートを行ったところ、1位『歌手・タレント』(12.8%)、2位『医者・看護師』(7.1%)、3位『学者・博士』(6.6%)、4位『パイロット』(4.7%)、以下、『宇宙飛行士』『野球選手』『漫画家』、『キャビンアテンダント』という結果に。
友達の日記からがめてきた記事。うーん。そういや自分が子供の頃なりたかった職業って何だろう? だいたいこんなところじゃなかったかと思う。
1.宇宙飛行士 2.天文学者 3.作家
1と2の区別はあまりついていなかったような気が。だいたい「宇宙関係のヒト」という認識だったかも。いずれにせよ表明はしにくく、小学校低学年の頃、文集の寄せ書きでは「お花やさん」とか大嘘をぶっこいていた暗い過去。ガキのくせに小心者。
じゃ、今だったら何か。ちょっと考えてみた。
1.歴史学者 2.もっと作家らしい作家 3.声楽家
をいをい、それは「夢」じゃないじゃん。過去のルサンチマンと現状の追認に他ならない。夢がないなー。これは夢だ。夢の話なのだ。もっと夢を語れ! ということで、自分の萌えや夢について語るのはこっ恥ずかしいが、あえて語ってみよう。
1.指揮者 2.絵画修復師 3.美術館の学芸員 4.オペラハウスの衣装製作者 5.カリスマ宝飾職人 6.動物行動学者
をを、ちゃんと夢らしくなったではないか。2については学部生の頃、真剣にフランスの学校のことを調べていたことがあった……けど、フツウに史学で留学するより敷居が高いことが判明orz 5はわりと最近の傾向である。アクセサリー自作系の(笑)。宝飾系の展覧会やおブランドもののジュエリーなどを見るのが好きだが、ああっ、こういうデザインの仕方があったか!とか、このパーツの量産版売ってくんないかな、とか考えちゃう(笑)。「ロシア皇帝の至宝展」の時も、「こういうのを着けてみたいわねえ」等と言っている女性はたくさんいたけど、私はどうせなれるんだったら、こういうものを作って皇族・王族をも含んだ社交界中の女達から「ああ、あの人が作ったジュエリーが欲しい!」と言われるようになりたいっす。6は唐突。唐突過ぎ(笑)。
さらに「むちゃくちゃヴァージョン」を考えてみる。
1.小国の王妃 2.超能力捜査官 3.スナフキン
1はあくまでも小国なところがミソ。完全な立憲君主制じゃなくて、王にもそれなりに実権があるのだ。自分は特に何者にならなくても、そういう重責を背負った人のサポートに徹する人生って悪くないんじゃないかなあ、とか思うのよね。でも自分で立候補して選挙活動する政治家はいやん。ヴァリアントとしてチューリヒ・オペラとクリーヴランド管の音楽監督を兼任するような指揮者の妻、とかいうのもありか(笑)。いずれにせよ、陰でサポートするのはいいけど社交の場に出なきゃならないのは嫌だなあ。
2は……特別な能力を持つが故に異形の人生を送らざるを得ず、時にインチキと罵られ、時に陰惨な事件に心を痛ませつつも、私は世のため人のために尽くすのであった……超能力で(笑)。3は「職業」じゃないだろうというツッコミもありましょう。何にしても1と真逆。真逆過ぎ(笑)。
さらに、「時代も国も無視ヴァージョン」を考える。
1.フランス革命前夜の女義賊 2.幕末の外交官 3.タイムパトロール
1は「ラ・セーヌの星」じゃん。いやまあ、カラオケに行ったら必ず歌いますが。2は、ううう、ワールドコンを前の年から心配しているような人間には、いずれにせよ外交の仕事は無理だね。3は反則。反則過ぎ(笑)。
ま、現実問題としては、小説を書き、ワールドコンの準備をして民間外交に貢献しつつ、4月のコンサートの練習をして近所の猫を観察する、ってところでしょうか……でも「宇宙」が入ってないよう。どうしても「宇宙」は含まれないのか。悔しいなあ。
下記の記事で、C.G.W.さんが、クレムリン博物館のガガーリナ館長はガガーリンの娘だと教えてくれました。うわー! 超羨ましい! 「宇宙」入ってるし!
2007年3月20日 (火)
ロシア皇帝の至宝展オープニング
今日から江戸東京博物館で「ロシア皇帝の至宝展」なんていうスゴイ特別展が始まるのであった。というわけで昨日、開会に先立って内覧会があったので、井上にくっついて行く。ちょこっと主催者側の挨拶があるくらいで放置内覧会・放置立食だろうと思って高をくくっていたら、ロシア大使臨席でえらいひと系の挨拶のある立派なセレモニーをホールでやったのであった。
写真はいつの間にか着任していた(失礼な!)新大使ミハイル・ベールイ閣下(『ペテルブルク』の作者と血縁かどうかは不明)。右側の来賓席左端の女性はクレムリン博物館のエレーナ・ガガーリナ館長(宇宙飛行士と血縁かどうかは不明)。新任大使は男前、館長は美人な上に声が可愛らしいのであった。図版の写真より実物のほうがずっとキレイだよん。そういうところばかり見ていていいのか(こちらにベールイ大使のもっと良く撮れた写真upしました)。
展示は、バブル時代のようにぶったまげるほどではないかもしれないけど(いやもうああいう時代は来ないでしょう)、よく貸してくれたなあ、というものばかり。クレムリンの宝物庫は見学かけっこう面倒なんだよね。ツアーでもコースに含まれないのがフツウで、そうそう見られるもんでもないので、もう今見ておくのが吉かと。
やっぱり驚くのは宝石類の大きさと貴金属の厚みかなあ……。どんだけ人民を搾取していたことやら……。さっさと革命が起こっちゃったフランスの比でさえ無い。しかも宝石類は18世紀になっても、とても18世紀とは思えない古いスタイルのカットで、カット自体もわりと大雑把。いやロシアの皇族・貴族から見たら、小さな宝石を可能な限り輝かせようとしていたアムステルダムの職人たちの努力はいじましいと思ったかも……。あくまでも大きさで勝負か(笑)。なんか贅沢のケタが違うって感じ。
いつの間にか泰西ナイズドされた我々の眼には、そういう方向性はかなり神秘的に映りますね。私のような露ヲタの人はそれなりに見慣れているけど、それでも、やっぱり敷居高いな……という気がしないでもないです(汗)。
特にイコン飾りや聖具は日本ではなかなか見られないだけに、これだけ見に来ても充分価値あり。内覧会には正教の東京主教猊下(だと思う)も来ておられて、武具とか肖像画とかの俗世のものには見向きもしないのに、十字架や香炉などの聖具には食い入るように見入ってて他の人に説明しまくってましたねえ。テレビ局も来てました。来月、TBSで特番やるそうです。
展示はええねんけど、解説文がちょっと不安。専門用語をカタカナ語で丸投げし過ぎ。多少生硬になっても、漢字化したほうが日本人には意味が取れるけどねえ。図版に関わっているのは美術関係の人だけなのかなあ。これまでの史学的、文献学的な蓄積が生きてない感じ。よけい敷居を高くしてしまうと思うんだが……
ピロシキと紅茶等を飲み食いして帰還。ナマで西本智実さまが拝めたりしてラッキー。展覧会の関連イベントとしてコンサートもやるそうです。いいなあ。
展覧会の会期は3月20日から6月17日まで。その後7月10日から9月17日まで、大阪の国立国際美術館に巡回。売店で売ってるTシャツの「マトリョーシカ」の綴りがお約束で間違ってるそうなのがちょっとなあ。買うならそのへんは覚悟してね。
しかし、江戸東京博物館なんていう場所でロシアものの特別展をやるなんて、まるで私にもっと仕事しろと言っているような……。いや去年から書いていると何度も云うてる「ボリス・ゴドゥノフ」ネタの長編(書き直しが多くてなかなか進みませんが)というのがですね、実は江戸とロシアを行き来するような話で……。最初はもっとまともな企画だったんですが、いったんアレ化すると止めようがなくて……。『ムジカ・マキーナ』路線をお望みの方々には満足していただけるかと……。え、ええ、も、もちろん書いております書いてますってば。
2007年3月18日 (日)
釣られてみる? 僕に
「俺に無断で良太郎の体を使うな!」
「釣られてみる? 僕に」
「俺の欲求不満はクライマックスだぜ!」
「卑怯だぞ!」(敵に卑怯と言われる正義の味方って(笑))
「怖かったんだ……。怪物も、お姉さんも」
いや~、毎回、数々の名台詞を世に送り出す『仮面ライダー電王』ですが、単に面白いだけじゃなくて、おおきなおともだちの潜在的801脳に訴えるものが(笑)。
今日は地味だな、と思っていたら、最後に来ましたねえ。
「(はあはあ)すごかったね……モモタロス。ウラタロスも……」
(笑)!
それにしても、自分ってつくづく20世紀生まれだなあ、と思うポイントは、西暦の数値が2000を越えているのに「過去」だというこの違和感! いや、日常生活では感じないんですけどねえ……
来週から「キンタロス」が登場の様子。やっぱりキンタロスか! あと一人は誰だ? ある友人は「ついにストーリーの最後まで寝たままの『三年ネタロス』だったり」と言うけど……
ま、まさかね(汗)。
とりあえず、キンタロスのセリフに注目!
2007年3月17日 (土)
君の名はマリア(に非ず)
相変わらず領土問題が解決しない白黒猫一族とぐるぐる尻尾ですが……
ちょっと衝撃の事実が発覚。
いざとなったら警告無し爪出し猫パンチという荒業をも繰り出す白黒一族ですが、彼らはやはりと言うべきか、眼光が鋭く、強面なのであった。私は柄によって勝手に「分け目ヒットラーちゃん」「一」「牛」等と勝手に呼んでいたんだけど(それにしても勝手過ぎるネーミング)、彼らは強面であるばかりかぐるぐるに対して敵対的なのだ。見たまんま、というか。
しかし中に一匹だけ、可愛らしい容姿のコがいるんですね。しかもそのコは、落ち着いている時は餌を差し出すわけでもない私にも触らせてくれる優しいコなのだった。まるでギャング団シャークスに咲く一輪の可憐な花、マリアのように……
この写真だと分かりにくいけど、背中にハートの柄があったりするので、可愛さ倍増。ぐるぐるに対しても国交を平和的に維持しようとする姿勢が見られ、もしかしてマリアがいなかったらジェッツとシャークスは大変なことになっているのではないだろうか、とさえ思えるのであった。
が、しかし!
自転車を止めて彼らを見ていた人(よく来るらしい。全員避妊済みとか、猫缶をもらっている等の事情も熟知していた)によれば、何と、強面で攻撃的なのはみんな女の子で、「マリア」は男の子だというではないか! 「雌同士は相性が悪くて……」って……
ううっ。そ、そうですか(汗)。ちょっとショック。
何にしても、犠牲が出ないうちにジェッツもシャークスも仲良くして欲しいもんである。何処かに僕らのための場所がある。平和で、静かで、風通しのいい場所が。僕は君をそこに連れて行くんだ……(って、ところで『ウエストサイド・ストーリー』のCD、オペラ歌手が歌ってるのもミュージカル歌手が歌ってるのもそれはそれで不満なんですが、なんかいいCDないっすかねえ)。
とはいえ、問題が解決しようがしまいが、マリア君(仮名)はワタシのものにはならないのよね……(涙)。やっぱり遠くから見ているのがせいぜいか。いちおう私の存在は認識してくれているようだけど。
2007年3月16日 (金)
ロシア皇帝の密約
このタイトルも懐かしいなあ。
【ローマ海保真人】ロシアのプーチン大統領は13日、ローマ法王庁(バチカン)で法王ベネディクト16世と初めて会談した。ANSA通信によると、2人は長年対立しているカトリック教会とロシア正教会の関係修復についても話し合った。
25分間の会談は「非常に前向きな雰囲気」(バチカン)で行われ、プーチン大統領はロシア正教会総主教のアレクシー2世からのあいさつも伝えた。2人は中東情勢のほか、懸案となっている両教会の対話促進について協議したが、詳細は明らかでない。
いや~、本当はね、大統領なんてそんな俗権にこんな話をする権限はないのだ。
けど。
ロシア正教は事実上、皇帝の下部組織みたいなものなのよね。皇帝が崩御する直前に剃髪させる時だけ権限を発揮するけど。それ以外はほんっとに「手下」。
ちうことは。
やっぱりプーチンって皇帝だったのね。って、今さらって感じですか。
三選は無い、と断言しているというけど、直前までメドベージェフとイワノフ(とフラトコフ?)を競わせるための方便だったりして。でもって、任期切れ直前に改憲して……
戴冠したりして(笑)。
それにしてもこの写真、怖過ぎ!
2007年3月15日 (木)
マルコ・ポーロの冒険
はい、分かる人には分かりましたね。ある一定の世代以上のごくごく一部にピンポイント的にしかヒットしないとは思いますが……。前回のタイトルはアレです。幻のNHKアニメ『マルコ・ポーロの冒険』(1979~80)の「中国編」のエンディングですね。書いているうちに何となくこのタイトルを思い出したので、その場の思いつきでつけてみただけでございます。
あの時代のNHKアニメで唯一再放送もDVD化もされていない幻の作品……になっちゃってますが(何でだろう? 著作権とかで問題があるとかいう話は一度も聞いたことないのに……)、翌年から放送が始まった『シルクロード』とリンクした実写をフィーチャーし、アニメも毎回非常に高い水準で安定していた名作。なのに……。何故衛星だけででも再放送しないNHK?! 家庭用ビデオなんてものが存在しないも同然だった時期に一度だけしか放送していないので、「ビデオなら取ってあるよ」という人さえ見たことがないという……
映像はさっぱり手に入らないわりに、小椋佳のサントラは手に入る罠。これ、79年に私が最初に買った時はカセットテープだったんだよなあ……(遠い目)。あれからもう28年……。28年っすよ! まだ聴いてるよ!
しかしこの永遠の名作サントラにもまた罠があって、発売されたのがアニメ放送開始直後なので、後半の「中国編」のエンディング「それが夢ならば」が入っていないのだ。そしていつまで経っても再放送されないアニメ……。いやもう四半世紀近く聴きたいなあと思い続けましたですよ。そしたら! 2003年の秋、何気なくネット巡回してた先で、小椋佳の初期のシングル・コレクションCDが発売になる、その中に「それが夢ならば」が入っている、間もなく発売、というではないか! 当然、予約して即ゲット。
いや~、20数年ぶりに聴きましたよ。でもそれがね……私の記憶の中でむちゃくちゃ美化されちゃっていたのであったorz。ワタシ的には、女子十二楽房風というか、サントラの「キシェラック ヤイラック」のようなエスニック系のアレンジで、コード進行ももっとアジアン・エスニックっぽいことになっていたのだが、実物はアレンジもコードも、まあフツウの70年代末ポップス風……。歌詞自体、曲自体はいいんだけど、なんちゅーか……ううう……愕然としちゃったのであった。
ううっ……「夢」のままにしといたほうがよかったのだろうか……。でも、何十年かぶりに聴いたけど、やっぱりこの曲/この演奏最高~!ってことはよくあるけど、愕然としたのはこの一曲だけなのよねえ……
それはいい。もういいことにしよう。だけどNHKよ、『マルコ・ポーロの冒険』をDVD化してくれ。あれは今見ても絶対幻滅しないと確信できる。せめて何でDVD化しないのか教えてぇ~!
2007年3月10日 (土)
それが夢ならば
昨日、伴奏者の尾崎貴幸さんと伴奏合わせをした時(表サイトのニュースには書きましたが、もうそろそろこちらでも告知しようかな~とは思っておりました。4月末にこういうことをやりますです。確定した曲目はこちら)、「わしらの『シゴト』って一体何やねん。他の人たちがもっとちゃんとした『世の中のためになる仕事』をしてるというのに、わしらってアウトプットのわりにインプットの手間がかかることばかりしていて、しかもそのインプットが遊んでるっぽく見られるし、自分でもけっこう罪悪感を感じるorz」という話をした。理想論な結論は幾らでもあると思うけど、心情的に「わしらのシゴトって……」という漠とした落ち込み感はどうしても拭いきれないものが。
という時、タイムリーにこういう話題が出現。
うっ……
(しばしフリーズ)
愛・蔵太さんがマイナー言語文芸や俳壇・歌壇の世界を貶める意図を以ってこれを書いたとは思っていない。けど。
私は大野さんのこちら側の考えに共感するのであります。
「ロシアSFとの関わりは、「必要」だと思っているから続けている。確かに出版は「産業」であるので、売れなければ仕方がないし、そもそも会社としてはやって行けない。しかし、同時に「本」というのは文化でもある。商業的なことも考えなければならないのだが、文化的な価値を考えて「これは必要だ」と思ったら、動かなければならないこともある。と思う」
「「どれだけ売れるか」というのは、商業的には絶対に忘れてはいけない考えだ。しかし、「数の理論」に屈していけない一線も、世の中には必ずあると信じている」
そして去年のロシア文化フェスティバルのクロージング・パーティでのガルージン公使のスピーチを思い出すのであった。
「この公演で日本とロシアの芸術家たちが共に働き、素晴らしい舞台を作り上げているのを見て、私は自分の外交官としての夢が実現しているのを見た思いです。政治や経済の分野でも、芸術をみならって是非こうありたい」
これは実は今の私にとってはかなりの支えになっている概念なのであった。こういうことを云うてくれる人がいないと、ホンマくじけまっせ。同種同業の者同士で言い合ってるとウソくさくてかえって落ち込むしね。
ちょっと前まで、自分が責任を負い、お仕えしているのは自分の作品とその読み手だけだと思っていたし、それで充分だとも思っていた。しかしここ数年のスランプというか、自分の方向性の見えなさの原因の大部分がここに起因するのではないかとも最近分かってきた次第。やはり年齢的なものもあると思うけど、自分の存在意義が(たとえマイナーであっても)社会的な意味を持っていないかもしれない、というのはものすごく辛いと思うようになってきたというか……
大規模な経済効果があるもの、国家規模の影響力のあるもの、「多数」に対して今すぐはっきり分かる貢献をしているもののほうが大事に見えるのは当然だろうと思う。しかし、そういう規模の大きいカネになるものを運営してゆくために、お互いの心理的なつながり、信頼感などは必要なんではないかとも思う。それを培うのは何か。そう考えた時、たとえマイナーでも小規模でも、芸術や文化、個人的な付き合いといったようなものの必要性は非常に大きいのではないか、と。
というわけで、愛・蔵太さんをはじめとして、同系統の疑問、不安を持っている方々にもマイナー文化ジャンルの存在意義にこういう側面があるということを知ってほしいのでありました。
ま、悩むにしても夢を見るにしても落ち込むにしても、原稿書いてからにしろよって話ですね。はいはい今書いてます書いてます今出ますってば(汗)。
2007年3月 7日 (水)
さくらん
結局、見る。
『さゆり』や『ラスト・サムライ』は見ないけど、『キル・ビル』や『さくらん』は見るワタシ(笑)。
いやあ、たいそう美しい映画でございました。かんざしから猫、着物からお菓子を包む紙に至るまで、見るものがいっぱいございます。俺は最初からクライマックスだぜ!な映像の数々。土屋アンナはいい女ですのう。あの低音の声もいい。折檻されて上げる声が「きゃ~」とかじゃなくてドスのきいた「うっ」だったりするところも(笑)。見る前は映像さえ見られればいいや、くらいにとか期待してなかったけど、意外と満足感がありましたですね。でも疲れた。やっぱり画面が濃ゆいからですかね。
物語も潔くストレートで、ヘタに高尚ぶって掘り下げた人物像を作ったりしていないからなお良し、なのかもしれない。見る者が入り込む余地があるからね。それにしても、清次って男……意外と泣かされそうな気がするのはワタシだけ? 私だったら倉之助様の誠意に賭けますが……。惣次郎はアレですね、アナトリー・クラーギン(笑)。『戦争と平和』の(笑)。
公式サイトはこちら。コラボの香水ジューシィ・ジュエルは、エクラ・ド・ラルページュをカジュアルに使い易くした感じでありんした。
2007年3月 6日 (火)
Crazy from the Heat
いやあ、昨日、今日とあったかくてビックリしましたがな。昨日、都内でも気温は20℃に達し、九州は夏日だったとか。夏日だよ、夏日! 3月初旬なのに!
寒気が流れ込んできたとかでさすがに今はうっすらと寒くなりつつありますが。
毎年初夏に、暑くなってくるとみょ~に聴きたくなるこのCD(買った当初はレコードだった!)、デイヴ・リー・ロスの「クレイジー・フロム・ザ・ヒート」。1985年、ヴァン・ヘイレンを辞めて最初に出したミニ・アルバムがコレ。全曲(4曲しかないけど)がカヴァーで、「カリフォルニア・ガールズ」なんかを歌っちゃってるやつ。
暑くなるとこれがどうしても聴きたくなるんだよねー。「下品」の魅力、デイヴ・リー・ロス(笑)。
しかし最近、5月とか6月とかにも聴くようになっているということに昨日気づく。しかも、昨日も聴いちゃったよ。まだ3月初旬なのに! まさしく暑さから来る狂気以外の何物でもございませんでしょう。怖いなあ。地球温暖化の影響がこんなところにも!
デイヴは今現在もテンション高くて、救急車とかERのボランティアなんかも相変わらずやっているらしい(修羅場好き(笑))。またこういうフザケたアルバム出してくれないかなあ。いや、暑さとか関係なく聴けるものにしてほしいです。怖いから……
2007年3月 4日 (日)
SF大賞(というか徳間文芸賞)
2日、久しぶりに徳間文芸賞の授賞式とSF作家クラブの総会に出る。ここ数年、病院ネタ満載でバックレていたのだが、今年の病院ネタはそれでもまだマシなほうだったのでやっと出席できたのだった。
授賞式&パーティはいつもの如く。しかしよく考えたら、最近はSF関係のバーティでもロシア関係のパーティでも、井上と一緒にすでに知っている人にどーもどーもと言って飲み食いして終わっちゃってるなあ。こういう機会に新規に挨拶しておくべき人もいるとは思うんだけど。
以前、SF大賞だけで授賞式をやっていた時と大藪春彦賞と合体した今との最大の違いは、やはりなんと言っても、銀座とか新橋から来ていると思しき着飾ったねえちゃん達がいるってことかな。センス的には疑問だが高価そう、というドレスを着てて、オッパイが作り物の。彼女たちは決してカレーの前には並ばないのであった(笑)。
手がコレなので立食ぱーちーは地獄だ。井上に食べるものを取って来てもらって餌付け状態(笑)。出かけると何だかんだ言って右手も動かしちゃうし、かばいながら行動するので疲れるし(手でさえこうなんだから、足を骨折した人とかどんだけ大変なことか!)、正直、だんだん縫ってあるところが痛くなってきたので(いや酒は飲んでませんが)早く帰りたかった。実際早く帰ってしまった。井上はレム・コレクション関係の飲み会に流れる。まあそんだけのことでございます。日記のネタとしてはいまいちですね。
しかし話題にすべきは総会で取り上げられたワールドコン関係でありましょう。すでに海外からの正式登録1000人、予備登録も1000人近く、国内の正式登録も1200人くらい、といったかな。ううっ、予想以上だ(って、失礼なことを言ってるかもしれないけど)。90歳を越えているアッカーマンも、医師や秘書(?)たちの協力を得て来日の準備をすでに始めているそうです。すげえ。日本で生アッカーマンが見られる超レアなチャンス。一度は諦めかけたロシア企画も実現の方向で動きます。フォースの加護のあらんことを。
2007年3月 2日 (金)
こんな国防相はイヤだ!
【オタワ28日】地球の気候変動を食い止めるため、宇宙人の先進テクノロジーを利用すべきだ―。28日付のカナダ紙オタワ・シティズンは、同国のポール・ヘリヤー元国防相(83)がこんな見解を示したと伝えた。
同紙によれば、ヘリヤー氏は「宇宙人の乗り物は途方もない遠くから地球に飛来したと思われる。先進的な推進システムを装備あるいは特別な燃料を使用しているに違いない。そうしたテクノロジーは人類に対し、化石燃料の代替物を提示するかもしれない」と述べ、「化石燃料を燃やすことを一世代以内に終わらせ、この惑星を救う手段となり得る(宇宙人の)テクノロジーがあるのか知りたい」と語った。
その上でヘリヤー氏は、1947年に米ニューメキシコ州ロズウェルで起きたとされる未確認飛行物体(UFO)墜落事件を挙げ、世界中の国々の政府に対して、同事件で知り得た宇宙人のテクノロジーを公開し、利用するよう訴えた。
ヘリヤー氏は1960年代にピアソン内閣の国防相を務めたが、2005年9月、UFOを目撃したことがあると公言してカナダ国民を驚かせている。
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……………………。
友達のブログで発見。
最初は気心の知れた記者たちと冗談を言っていたら本気にする人が出てきてそういう記事を書かれちゃった、とか、そういう話かと思ったんだけど……
> ヘリヤー氏は1960年代にピアソン内閣の国防相を務めたが、2005年9月、UFOを目撃したことがあると公言してカナダ国民を驚かせている。
……………………。
マジかも。
そういやX Filesはシーズン7あたりまではカナダで撮影してたんだよねー(笑)。いやー、だから何だってこたぁないですがー。
ヨソの国のことだからネタにして笑ってもいられるけど、自分の国の国防相がコレだったらヤだな。「元」なのがせめてもの救いか。現役だったらこえーよ。もし核保有国の現大統領とかがこんなだったら……



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