「じ」のTシャツ
池袋ハンズで「気」のペンダントを買った。その後渋谷で「塩」のTシャツを買いそうになり、突然気がついた(ちなみに「塩」Tは書体がイマイチだったので買わなかった)。
私は文字グッズに弱くないか。
それは今に始まったことではない。学部生の頃すでに「大入り」の巾着(茨城大学のオリジナルグッズ)をいつも持ち歩いていたし、初代のフランス語の辞書には「仏蘭西 与太郎」の千社札シールを貼っていた。この辞書はあまりにもボロくなったので代替わりさせたが、このシールは惜しかったなあ。もっと買っておけばよかった……orz ちなみにドイツ語の辞書に貼られた「伯林 健」のシールは健在。いかにドイツ語を勉強しなかったかバレバレですねorz
2年前の新撰組ブームのさ中にもらった「虎徹」Tシャツは前から見るとカッコイイのだが、裏がダサくて着られない。いっそ縫製をほどいて裏身頃を無地の黒Tシャツと取り替えちゃおうかなと思っているけど未だ実現に至らず。日記的用途に使っているノートは「大入」(でも発掘しないと出てこなくなった)。現役うちわは「祭」(ロフトで200円だった)。
去年の夏ハンズで見つけた「風林火山」の扇子は……うーん。色がイマイチ。紫色……。買うかどうか悩んでいるうちに夏が終わった。今年も見かけたが、また悩んでいるうちに商品入れ替え。あの色がなあ……。藍染めとかだったら即買いなのに。
これら文字グッズの最大の難点は、多用できないことですかね。「虎徹」Tシャツに「気」ベンダントではなんかわざとらしいし、そこに「風林火山」の扇子を入れるわけにはいくまい。
でもやっぱり来年も「風林火山」売ってたら悩むんだろうな。買うかもしれん。
有名な「アジアのいかしたTシャツ」というサイトがあったりするのだが、もしかして自分の英語やフランス語もこんなだったりして、と思うと、ちょっと笑えないかもだ。
ところでロシアつながりの友人Mがペテルブルクで見た「一番スゴイ漢字Tシャツ」は「千島」と書いてあったそうな。……これ、笑っていいの? でも漢字で書くのを認めたらロシアの負けじゃん。いいのか?
私はパリの郊外のフトン屋(マジ)で、筆文字ででっかく「畳」と書かれた掛け布団を見た。これは思いっきり間違えているのか。それとも信念に基づいているのか……
しかし最近、フランスではネットでそれ以上のものを売っていたらしい。赤い地に白抜きで「痔」と大書してあるという。友人の友人(日本人)が気づいて買おうとしたが(マジ?)、あっという間に売り切れたらしい。フランスの皆様には、信念に基づいてお召しになるか、一生事実を知らないままでいられるか、どちらかであることをお祈りしたい……
少なくとも、日本に着てくるのはやめてほしい……
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