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2006年10月 2日 (月)

ミイラとマグロ

ミイラと古代エジプト展(国立科学博物館 上野本館)

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2006/mummy/index.html

ミイラ祭りキターーーーーー!! (笑)

これ、二年前に大英博物館で見はぐったやつだよー! ぐやじー! 見たかった! と思っていたら、向こうから来てくれた(笑)。それどころか、日本独自の展示内容追加もあるそうだ。ラッキー!

しかし、喜びつつも微妙に躊躇するキモチがあるのも事実。なんたって、子供の頃から「怖い話」系の中で最もびびっていたのがミイラネタ。妖怪も吸血鬼も心の中で「でもやっぱり作ったくさいよね」と思ったりしてたけど、ミイラネタだけはダイレクトに怖かった。まあそりゃそうでしょう。ミイラという現物があるのは事実で、それが動いたり祟ったりするのかと思うと……ねえ。

ミイラが博物館から歩いて姿を消し……みたいなやが一番怖かったなあ。でも、今にして思えば、それって博物館員の誰かが闇マーケットに売っちゃったんだろうな(20世紀初頭でも、ミイラは「薬」としてけっこうマーケットがあった)。

……ということを考えていると、ちょっと思い出すのが葛西水族館。あそこって、開館当初はマグロが回遊する大水槽というのが売りで、行ってみたら本当にマグロの大群がぐるぐる回っててスゴイ!と思ったもんだけど、その五年後くらいに行ってみたらマグロは激減してて、回遊どころか一部で往復しているだけで……。それからさらに五年経った今、果たしてどうなっていることやら。

この話をすると誰もが一度は言う(そして私も水槽の前で思った)のは……ううう、ま、まさかそんなことはあるまいとは思うけど、でもね、ちょっと、どうしても思ってしまうんだけど……

まさか築地に流れてないよね?

そういや昨日、アマゾンに行ったら高野史緒著『ラー』をお薦めされちゃったよ(笑)。

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