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2006年7月28日 (金)

土浦○○○まつり

060728_185901月、実家の用で半分以上は土浦で過ごすことになり、そしたら荷物も多いのでオットに車で送ってもらおう、と考えた。そうすると、移動日あたりには土浦でお祭りがあるので、交通情報を確かめようと調べ始めたら……

ううっ、そうであった。土浦のお祭り、もとは七夕祭りだったんだけど、バブル末期に規模がどんどん縮小し、湖上祭りと合体して、得体の知れないお祭りになっちゃったのであった。大きな声では言えないが、っていうか小さな声でも言いたくないんだけど、ヨソの市町村の人に言われる前に言ってしまおう、それがあ~た、土浦キララまつりというのですよ(赤面)。フツウに七夕祭りだった頃はフツウに七夕な飾りつけをしてフツウにお祭りをしていたんだけど……って、いや、よく考えたら、盆踊りもやってたわ(笑)。そしてキララまつりになった今、さらに山車まで出ているらしい。水上安全祈願をして、七夕っぽい飾りつけの下でパレードとかやって、盆踊りして、山車が出て、名前がキララまつり。ああ……orz

そういや茨城には、何故かひらがなで「かすみがうら市」とか、住民の大反対の中いつの間にか可決されちゃった「つくばみらい市」とか、いかにも茨城ちっくなセンスで彩られるとほほなネーミングがけっこうあるのであった。まあ茨城は茨城なんだから「らしく」て結構なのかもしれないけど、でもなあ……

そういや昔はこういうお祭りでヤドカリ売ってたよね。でもこれも土浦周辺の人からしか同意が得られないのであった。

特にオチはないです。写真は茨城限定「納豆キティちゃん」。

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2006年7月24日 (月)

ぐるぐる尻尾の棲むところ

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以前、解像度もへったくれもないケータイ写真で紹介したぐるぐる尻尾猫ですが、ついにデジカメでの撮影に成功しました。デジカメ持ってる時に彼女の縄張りに行くとは限らず、行ったとしても見つかるとは限らないので、いつか撮ろう、と思ってからずいぶん経ってやっと実現。

まあ、撮ること自体には成功したけど、決して成功した写真とはいえず……。動物写真って難しい……

このコはかぎ尻尾どころか、尻尾が一回点半「ぐるぐる」しているので、うちでは勝手に「ぐるぐる」と呼んでいる。近所の人によると、元は飼い猫で、引越しの時に置いていかれたらしいのだ。触らせてくれない白黒一族と違い、彼女は人間が好きで触らせてくれる。それが何を物語っているのかは……(涙)。ぐるぐるもけっこうなお年で、「もう何十年もこのあたりで野良をやっている」(んなわけあるかい(笑))そうで、毛艶もよく、幸せそうにうにゃうにゃとしているけど、さすがに去年のような酷暑や今年のような厳冬に老体で野良をするのは厳しいんじゃないだろうか。今誰かがおうちに入れてくれたら、昔取った杵柄で飼い猫として幸せに過ごせるんじゃないか……などと、ぐるぐると妄想。うちはペット禁止賃貸だしなあ。そうでなかったとしても、大腐海と小腐海を擁しているので、動物と子供には危険な家だったりするし。

この日はやたら動き回り、私の足に体をこすりつけ、靴によだれをつけ、パンツのすそを噛み、めちゃめちゃ歓迎してくれたんだけど、猫だからしょーがないっちゅーか、全く相手にしてくれないこともある。いつまでいてくれるかなあ。あと何回会えるんだろうか。今年の真夏こそ、おうちに入れてくれる人が現れるといいなあ……

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2006年7月20日 (木)

やっぱり困るトラックバック……

トラックバック、別な意味でも困るなあ。要するにひとんちのブログにトラバ打つというのは、ヨソのお店で「うちにもきてねぇ~ん(はぁと)」といって源氏名の名刺を勝手に置いてくるようなものではないか(<発想がおっさん)。まあ名刺を置いていかれた店も捨てるという手段があるし、だいたい、置いていったからといって誰かが見てくれるわけでもない。ので、もっと気楽にやれば?とは言われているのだが、ううう……様子を見ながら、まずはオットとか友人のところに置いてこよう……

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2006年7月18日 (火)

トラックバックをどうするか

お江戸、外は寒いよ~。昨日の昼から雨降りっぱなし。風邪ひくじゃん。お腹こわすじゃん。この傘雨が漏るじゃん。いいかげん寿命じゃん。

まあそれはともかく。

コメントよりトラックバックのほうが困りもんであることが徐々に明らかになってきた。鋭い人はもっと早くに気がつくんだろうけど。宇宙意識がどうのとかいうめんどくさいブログとか、アダルト系と思しきサイトからのトラックバックの削除作業がねぇ……。スパムはココログ側で対策を取っているとヘルプには書いてあるけど、ブロックし切れてないじゃん。それとも私が何か設定し忘れてるのかなあ……

どうしたらいいんだ……。ちまちまと日々削除するしかないのかなあ……

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ショスタコ4番

クラヲタの友人の日記。

http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2006/07/post_12bc.html

わー。チョン・ミュンフンって、もっと柔らかめのイメージがあったので、ショスタコーヴィチにおいては全然ノーマークだった。まぢですか。しかも4番。チェックせねば。要チェックCDは増えるばかり……

ショスタコと言えば、今年は生誕100周年なんですよねー。ワタシ的にもショスタコねたの短編が一つあるのですが……うーん。こういうのって、どこで発表すればよいのやら。ヤングアダルト人気の昨今、ちょっと行き場がねぇ……

高尚なおブンガクを名乗るのなら「低俗な世間に理解されない孤高の文士」と自分を位置づけることもできるかもしれないけど、エンターテイメントでそれをやったらアホですがな。別にヤングアダルトに人気が出ること自体をダメだと思っているわけではなくて、隙間家具的な作家の行き場はあってほしいと思うことです。

ショスタコの4番は初演直前に作曲者自身が中止を決めてスコアを引き上げてしまい、その後26年間演奏されなかったナゾの作品。政治的な理由であろうというのが一般的な見方だそうですが、「作品の質」と「時期」の問題についてはいろいろと考えさせられるところれすにゃ。いや、規模は全然違うわけですが。

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2006年7月16日 (日)

カチンスキ兄弟……

今朝テレビで見て、夫婦でのけぞった。

ポーランドの大統領が新首相を任命した、という、一見フツーのニュースだが、なんかヘン。画面に違和感を感じる……。似たような体型のおっさんが二人。それにしても同じ体型だな、ポーランド人ってみんなこうなのか?と思っていたら……

Wpol27b 

大統領と新首相は双子だそうだ。上の写真は子供の頃、子役として映画に出た時の写真。下が現在。似過ぎ(笑)! 大人の双子でここまで似てるのってアリか? 私と妹はDNA検査で証明されている一卵性双生児だけど、ここまでは似てないぞ! 

国民の中には「政治的なチェック機能が働くのか」と心配する声もあるようだけど、正直、いったんチェックが始まったらこれほどキビシイ相手は他にいないだろうな……

あ、ちなみに、どっちが首相でどっちが大統領かは不明(笑)。国会の時とか困るんじゃないの(笑)?

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2006年7月15日 (土)

ダ・ヴィンチ・コード

ぎゃはははははははははは(笑)。どーしてもトム・ハンクスは「いい人」でジャン・レノは「悪い人」なのね。見たまんまじゃん(笑)!

それはともかく。えーと、先に言っちゃおう、私はいろんな意味で「肯定派」でございます。原作はまだ読んでいないので、「あの小説」の映画化としてはいいのかどうかについては分かんないし、文句っぽいこともいろいろ書くけど、でも肯定派。理由は後ほど。

まずなんと言ってもたまげるのは、モナ・リザ、イエキ・キリスト、聖杯、テンプル騎士団、ニュートン、最後の晩餐etc.という異常なまでのメジャーさでしょうなあ(赤面)。みてるほうが恥ずかしくなるよう。なんちうか、エッフェル塔とポン・ヌフと凱旋門とサクレ・クール寺院をコラージュした絵葉書を観光客に売るみたいな路線というか(でもワールドカップの公式グッズだったりするとかえってウケ狙いで買っちゃうのだ(笑))。ロンドンで「墓を飾る球体」という言葉が出てきただけで「まさかアレじゃ……?」と思うと本当にアレだったりするorz 。作者、歴史に興味無いのかとさえ思っちゃうよ。タネ本が透けて見えるっぽいところもちらほら。衒学的な目で見たら、それこそツッコミどころは満載でしょう。それ考えると、『薔薇の名前』超肯定派には絶対お薦めできない。いや、ツッコんでいぢめたい衒学の徒にはかえってオススメか。

館長、そのハデな死に方とモナ・リザは必要ないのでは……。労力のわりには無意味。まあ冒頭をハデに飾るという意味では正解なのかなぁ……。でもなんかそういうのもハズカシイぞ。言い様にないハズカシさを感じる……

って、ううう、できれば気づきたくなかったけど、ディテールとか、歴史ネタの使い方とか、やってることとか、かなーり『架空の王国』とかぶってるので、自分の小説のトホホなところを暴き立てられてるみたいなキモチになっちゃうのだな(赤面)。誰かに『ダ・ヴィンチ・コード』と『架空の王国』の類似性を論じられたら共倒れで大恥になりそう……

あーゆーこととか、こーゆーこととかって、誰がやってもおなじよーなことになるのねっ(赤面)。

とかいって文句たれたれだが、それでも私は肯定派なのだった。これを見終わって残るのは、歴史や運命に翻弄されるだけの人間でもなければ、意志の力とやらで未来を切り開いちゃう手垢つきまくりの人間賛歌でもなく、歴史や個人の過去を背負いつつモその中でできる最良のことを探してゆく、極めて現実的で実寸大の人間がそこにいるという印象ではないのかな、と思う。そういう意味で、これは活字ではなく、実際に人間が演じて動いている「映画」という形で見るべき作品のような気がする。んなことを高尚なおブンガクの中で言われると「あ~ハイハイ偉い偉い」と流したくなるけど、単なる娯楽のつもりで見た映画だと、なんかただストーリーを追ってただけのはずなのにいつの間にかそんなことで感動させられちゃったりする。こういうところもエンターテイメントのスゴイところではないかとも思ったり。

『薔薇の名前』が中世史のプロをも満足させる「出来」であるにもかかわらず、見た後に残るのはちょっとした感傷と衒学的「おもしろさ」だけである一方、『ダ・ヴィンチ・コード』は絵葉書的こっぱずかし~メジャーさでそのスジの人たちからはいろいろ突っ込まれるだろうけど、以外に大きなものを残す。どっちのほうがいいかというと……うーん、20代の頃だったら前者だろうけど、今は後者だなあ。

というわけで、意外に評価は高いのだった。館長のハデな死に方は必要ないじゃんとか、モナ・リザも必要ないじゃんとか、まだまだツッコミどころは山盛りだけど(笑)。

めちゃめちゃメジャーな観光地なのでお気づきの方も多かろうと思いますが、ピラミッド口から入場しても逆ピラミッドは見えないし、子午線は逆ピラミッドの上を通ってないよん。どちらかというとクール・カレのほう。ここには中世のダンジョンの基底が残っているので、ここを「その場所」にしちゃっても良かったんじゃないかなあ。原作ではどうなっているのやら。やっぱり読まないとダメすかね。

むかーーーーし、大蔵省が入っていたリシュリュー翼に彫刻部門とかがこれから引っ越す、という頃、好奇心に負けて壁にかかったシートをぺらりとめくると、その向こうではダンジョンの発掘と展示用工事が最後の段階に入ってるところだったのを見てしまったことがある。あれはエキサイトしたなあ。でも今考えると、一般入館者が入り込めてしまう状態で発掘するのはどうなのよ、と思うけど。でも得したけど(笑)。もう15年以上前の話だ……。どうりでわしらが年を取るはずじゃ。げほがほごほ。

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ジダンの頭突きソング

スゴイことになっているようだ。

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081152849755.html

これは……! 聞いてみたい! ちうか輸入盤が入ってきたら買いそうだ(笑)。4年前のカーンの応援歌(日本語版つき)も持ってるぞ(笑)!

ああ……ますますサッカーじゃないところに目が行ってしまうワールドカップ……

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2006年7月14日 (金)

エミール・ガレとドーム兄弟展オープニング

文字サイズを「大」にしてみました。これでどうでしょう? 

ココログにアクセスできない&メンテっている間に、ワールドカップも終わってしまったですよ、とうに。終わってみれば、覚えているのは近所のしょぼいにわかスポーツ・カフェとか、友達がネットを介して聞かせてくれた「ミラノの暴動のような優勝祝い」とか、ウズベキスタンの自転車おじさん達とか、頭突きとか、宮本のヘアバンドとか、そんなのばっかりだよ母ちゃん。ついにフォワードもミッドフィルダーもディフェンスも区別がつくようにならなかったよ父ちゃん。あ、ゴールキーパーは分かりますゴールキーパーは(笑)。……分かりますってば。何だその目つきは! 何を疑っているんだ!

それはともかく。

渋谷のBunkamuraミュージアムで「エミール・ガレとドーム兄弟展」ちうのが始まりましたですね。これは春に高松に上陸してお江戸に回ってきたやつです。来年までかけてけ、けっこう全国あちこちでやるようです。うちの相方が高松にブツを持ち込んだ時に手引きをした(搬入時に通訳をしたとも言う)関係で、うちにも内覧会&オープニング・レセプションの招待状が来ました。我々が行ったからとて別に向こうにとっちゃありがたいことも何もないだろうけど、物見高いので出かける。

ううむ……。なんだこれは……。レセプションって、特に誰かの挨拶があるわけでもなく、放置で飲み食いするのね……(汗)。グループにならずに一人、二人で、どうしたらいいんだという感じで料理を取っている人も多く(うちもだけど)、何かまとまったジャンルの人たちを呼んだというより、あっちこっちにバラバラに声をかけたパーティという印象。井上も関係者何人かと挨拶をし終わったら、特にすることがあるわけでもなく。ミハイル・ガルージンも来てたけどさっさと帰っちゃったらしい。つまんないの! まあ、テポドンは飛ぶわ、ペテルブルク・サミットは近いわで、そりゃ展覧会のオープニングどころではなかろう。

内覧会の時間があまり長くなかったので、展示自体は後日ゆっくり見ることにしてつまみ食い程度にしか見てないけど、これはスゴイよ。今まで、コレクターや美術館が買い集めてきたガレ・コレクションの展示とかは何度か見てるけど、なんちうか、そういうのとは次元が違うとさえ言える。特に献上品は、こんなものが地球上にあったのか!みたいなレベル。今なお市場で売り買いされるものとはやっぱり違うよね……。さらにスゴイと思うのは、こういうものが革命後にも残っていたということ。明らかに高価なものである宝物とか、「いかにも文化遺産!」な何百年も前のものだったら、そりゃ革命も関係なく残しておくだろうけど、まだ「貴族の贅沢品」という存在でしかなかったランプや花瓶なんかを、よく革命の時に破壊しなかったなあと思うわけです。帝国の国章が入った献上さえも無傷で残っている。外国に売り払ってカネに換えるという手もあっただろうけど、それもしていない。こういうことって指導部の一人、二人の判断でできることじゃないと思うなあ。ロシア革命の一側面の査証でもありましょう。見る人が、モノ自体の美しさだけではなく、そういうところにもちょっと思いをはせてくれたら、と思うことです。

というわけで、一通り飲み食いしたら東急ハンズにGo。あの頭が涼しくなる枕というのはどうなんですかねえ。本当にちょっとは涼しくなるのかなあ。

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2006年7月 7日 (金)

アレクセイ・ウチーチェリ監督講演

まだまだ続く露ネタ。

昨日はエイゼンシュテイン・シネクラブの例会で、ロシア・ソビエト映画祭のために来日中のアレクセイ・ウチーェリ監督の講演。うう、まだ『宇宙を夢見て』を見てませんすいませんすいません。

監督自身の作品と、現在のロシア映画制作の現場に関するお話。ロシアは意外と映画館というものが少なくて(最近増えつつあるけど)、テレビとの連携が多いとか。ハリウッドものがのさばってる現状はどこの国でも同じやねえ。ウチーチェリ監督は『ナイト・ウォッチ』は(控えめに言って)あまりお好きではないそうで……。すいませんすいません私は好きです(笑)。いや、我々日本人の目から見ると、『ナイト・ウォッチ』も充分芸術映画の要素を持って見えるんですが……

しかし、「文化」とか「芸術」とかの話になると、どこの国の人も自国の現状を憂える、という話になりますのう。日本人は日本の現状を憂い、ロシア人はロシアの、フランス人はフランスの……という具合に(だからといって、パーティの席で「今日は日本人とは話したくありませんから!」と言い放つ日本人はそうそういるもんでもあるまいげほがほごほ)。まあ、自分の国のことって、トホホな事例を目にしやすい一方、ヨソの国のことは人づてに聞く、あるいはお客さんとして見る、ということになるので、自分の国のほうがトホホだと思いやすいのは事実かな。映画や小説にしても、ヨソの国のものはそれなりに選別されて入ってくるから、ともすれば「日本より何もかもいい」ような錯覚に陥るし……。実際、他国でテレビなんか見てると、「日本じゃここまで下らない番組は作んないよ!!」というような番組やってたりするし、この世のものとは思えないほどダメな映画とか夜中にやってたりするしね。どうでもいいけど英国のテレビの人、家の中に池作るリフォーム番組はやめなはれ(笑)。

ま、何処の状態も一長一短、トホホなところもあるけど羨ましいところもある、いいとこ取りはできないってことかなあ。

それと、自分の作品がなかなか前に出られないことと、「自国の文化的ダメさ」を結びつけて考えないようにしないとなあ。これって、さして売れてない人間にとっては自尊心をくすぐられる、とっても魅力的な言い訳なんだけどね。でもこれはそれこそ罠で、いつ悪魔の刈り入れに遭うかわかんないわけで。

体調がヨレヨレだったので、懇親会は参加せずに帰宅。相方によると、ドームで巨人戦があって周囲の飲食店が込みまくり、チェーン店の居酒屋に行ったらしい。ううむ。でもまあ、これがクロサワでもミシマでもない生ニッポンということで勘弁したって下さい。

あ、そうそう、ブログのコメント機能ですが、どうせ書き込みなんてほとんどなくて人気がないのがバレるだろう、と思ってバックレてましたが、ちょっと試験的に「コメントを受け付ける」にしてみます。1.書き込みがなくて人気のなさを露呈 2.友人しか書き込まない 3.当意即妙、みたいな返事が書けなくて行き詰まる のどれかになるような気はしますが……

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2006年7月 5日 (水)

ロシア・ソビエト映画祭

今年は日露国交回復50周年ちうことで、ロシア文化フェスティバルin Japanなるイベントをやってて、ゲルギエフやフェドセーエフが来たりしているわけですが、その「目玉」の一つであるロシア・ソビエト映画祭(於・東京国立近代美術館フィルムセンター)が昨日から始まりましたですね。で、昨日はそのオープニングとして、シャフナザーロフ監督の最新作『死という名の騎士』の上映とシャフナザーロフ監督とウチーチェリ監督記者会見、レセプションが行われて、私も枯れ木も山の賑わいで混ざりこんでまいりました。体調的な絶不調がここ二週間ほどで回復してきて、ちょっともうそろそろデブ性もとい出不精も脱しないとなーというのもありまして。

ウチのセンセイはしばらく前から字幕製作やら解説書きやら通訳やらで忙しく、この日も朝からフィルムセンターへ。私は午後の記者会見から合流。

『死という名の騎士』のタイトルだけで「おお」と思われた方は、そーとーな露ヲタ……あ、いえ、その、文学通の知識人かと(笑)。私は爆弾を作っている女性の名前がエルナというところで気がついたけど、そう、ロープシンの『蒼ざめた馬』の映画化作品。テロリストを描くというと、人道主義っぽい告発になるか、あるいはテロにも一分の理があるのではと思わせるちょっと礼賛っぽい作品になるかのいずれかに陥りかねないものだけど、そのどちらでもない原作のほぼカンペキといっていい映画化では。爆弾テロ現場の衝撃、拳銃での暗殺のあっけなさ、命を賭けてやっているわりには徒労に終わる虚しさ……。最近テレビでもよく耳にする「一度目の殺人の後、二度目、三度目のハードルはどんどん低くなる」というまさにその言葉通り、大公暗殺の後、主人公ジョージが私的な決闘でプロの軍人よりも躊躇なく撃つシーンは暗殺シーンよりも衝撃的。ラストでは主人公の末路をロープシン自身の生涯と重ね合わせて描くことによって、むしろ原作より完璧さが増しているかも。革命前夜の時代の「コスプレ」も見どころ。このフィルムは今回の映画祭が終わったら返しちゃうプリントなので、今見とかないともう当分見られないよん。次回の上映はは7月22日予定。

記者会見は、そのスジでは有名な欧米至上主義者さんの自分語りで時間を使い切ってしまい、両監督への質問は実質的には行われず。ああ……唯一の記者会見の機会なのに……orz そんなに日本がイヤなら早く出て行けばいいのに。誰も止めないって。

パーティでは両監督に加え、栗原小巻さんや高野悦子さん、在日ロシア公使ミハイル・ガルージン氏等からもご挨拶が。ううむ……外交官の語学ってこういうものか……(汗)。完璧すぎて五千メートルくらいぶっ飛びましたですよ。

印象に残るのは、この文化祭に携わる人一人一人の、ロシアと日本の友好、文化的交流にかける思いの強さでしょうか。個人的に得られる名誉や利益が微々たるものであろうと、少しでも貢献できればという思いというか。ちょっと離れたところから見ると「エライ人」だったり「セレブ」だったりする人たちも、近くで見ると、個人的な思い入れや人知れぬ献身があるわけで、そういう彼らに対して「こっち側」から「エライ人」とひとくくりにして冷淡な目で見るのは良くないなあと思ったことです。

ロシア・ソビエト映画祭は7月30日まで、京橋のフィルムセンターで開催中。『戦争と平和』全編上映も、にゃんと二回やります! しかも1000円で見られちゃうぞ! 太っ腹(笑)。あれはやっぱり、DVDとかじゃなくてスクリーンで見ておくべき映画でしょうねえ。映画祭は8月以降はけっこう全国各地あちこちで展開。大阪のシネヌーヴォーではすでにスケジュールに組み込んであって、全作品上映したいという方向で調整中だそうです。

ロシア文化フェスティバル/ロシア・ソビエト映画祭非公式サイトを開設しました。

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2006年7月 3日 (月)

チェ・ブラーシカ

Pict20060701 例によって今年も井上はモスクワ映画祭に行ってきたのであった。モスクワは(少なくとも6月後半の時点では)東京より暑い、とのこと。冷房もへったくれもなくてそこそこ高級なホテルでも扇風機だそうなので、そら暑いだろ~。オープニングは相変わらずセレブも入り乱れての限りなく奪い合いな立食、映画祭本体はモスクワ中に散らばった上映会場間を奔走……。お疲れ様れす。あ、そういやグランプリってどうなったんだろう? 聞いてないや。数年前に宮沢りえ(私の世代はどうしても「りえちゃん」って言っちゃうんだよなあ)が受賞して以来、日本のマスコミではすっかり紹介されなくなっちゃってるけどねえ。

で、毎年ヘンなマトリョーシカ(SWとかテロリストとか)を買ってくるんだけど、今年は目ぼしいものがなかったそうで、こんなものを買ってきたのだった。チェ・ブラーシカTシャツ。メールに「チェブラーシカじゃないよ。チェ・ブラーシカだよ」と書いてきたので「チェブなゲバラか、ゲバラなチェブか、さあ、どっちだ?!」と思っていたら、チェブなゲバラだった(笑)。この写真だと見えにくいので、あとで白いほうを撮り直しておきます。

まだこのブログの使い方が今一つよく分かんないんだよなあ。特に、タイトルの頭が切れちゃうのはどうしたらいいのやら。この部分も画像にしちゃえばいいのかな。ま、追々試してみます。

これ以前の日記

6月 ワールドカップお宝(?)グッズ/カーン巡礼詳報(ただし、4月まで)/カーンを訪ねて三千里あるいはリアル・アブドラジャン

5月 新たなる絶望/太陽、昇るか?/高見の見物/ラジオに出演

さらにそれ以前の日記

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