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2019年6月10日 (月)

中国での日本SFアンソロジー追記

先日お知らせした中国での日本SFアンソロジーですが、日本では東方書店さんと内山書店さんでお取り扱いがあるそうです。

詳しくは下記のページにて。

『時光囚徒』 台海出版社

東方書店

内山書店

2019年5月25日 (土)

中国での日本SFアンソロジー

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中国で日本SFアンソロジーが出版されました。収録作家は(五十音順)高井信、高野史緒、立原透耶、林譲治、福田和代、藤井太洋、堀晃。私の作品は「舟歌」と「ハンノキのある島で」が収録されています。

もうね~、契約が大変で、立原さんと藤井さんにほぼ丸投げ状態でした。本当にありがとうございます!

2019年4月 5日 (金)

Get Old with PSB!

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4月1日、もう令和もエイプリール・フールも消し飛ぶ大イベントがあったのだった。

ペットショップボーイズの武道館公演だ。

単独公演は実に19年ぶりだそうで(サマソニ等では何度か来日)。私がこれまでPSBを生で聴いたのは15年前のトレヴァー・ホーン25周年コンサート@ウェンブリーの時だ。

私が本格的にPSBを聴き始めたのは1991年、コンピレーショカアルバム「Discography」以降。院生の頃ですね。一度は単独公演を聴きたいものだとその頃から思っていたのがついに実現。

4月1日のセットリストは以下の通り。

Inner Sanctum
Opportunities (Let’s Make Lots of Money)
The Pop Kids
In the Night
Burn
Love Is a Bourgeois Construct
New York City Boy
Se A Vida É (That’s The Way Life Is)
Love Comes Quickly
Love etc.
The Dictator Decides
Inside a Dream
West End Girls
Home and Dry
The Enigma
Vocal
The Sodom and Gomorrah Show
It’s a sin
Left to My Own Devices
Go West (Village People cover)

Encore:
Domino Dancing
Always on My Mind (Brenda Lee cover)
The Pop Kids

いやあもう最高でしたよ。感想とか評論とか無いよ。必要ないもん。ただただ最高。クリス・ロウは安定の置き物感でラップトップの前からほぼ動かず、ニール・テナント御年64歳は、ゲスシヴォーカルなしで1時間45分一人で歌いきってしまったよ。あの声もまったく衰えていない。

見ての通り懐メロ率高めw 客の年齢層も高めでしたけどねw だいたい30代〜50代って感じ。たま〜に混ざってる若い子はいったいどこからPSBのファンになったのやら。帰りがけに「なんか昔の曲だとみんなノリが違うよね〜w」と、ちょっとオールドファンを嗤うようなことを言ってる会話を小耳にはさんじゃったのだが、おいおい、当たり前だろ、と思う。ていうかPSBだってそういうオールドファンを思って選曲してくれてるんだと思うんだが。

我々は伊達に歳をとっちゃいないのだよ。デビュー当時から数えると30年以上にわたる蓄積があるのだ。我々にとってPSBの曲は、一緒に歳を取り、その時その時の思い出があるのだ。

五月にこのツアーと同じ内容でロンドンでやった公演のDVDが出る。もちろんもうポチってあるw 我々はこれからも、ニールとクリスが本当にジジイになって引退するまでPSBを聴き続けるのだ。

Get Old with PSB! あと10年も経てば、武道館でオールドファンをくさしてい若い子たちもこの時の我々の気持ちを知るであろう。

2019年2月25日 (月)

第39回日本SF大賞の結果

すでに昨日発表されましたが、第39回日本SF大賞の結果は以下の通りとなりました。

大賞
 『飛ぶ孔雀』山尾悠子(文藝春秋) 
 『文字渦』円城塔(新潮社)  

功績賞
  横田順彌 

ということで、受賞者の皆さま、おめでとうございます! 横田さんもきっと喜んでくださることと思います。 詳しい選考内容は、後日、日本SF作家クラブ公式サイトに掲載されます。鋭意執筆中。

私は選考委員は今年で最後ですが、今年も良い結果が残せたのではないかと思っております。それにしても、いや~、選考委員の方々の読み込みがスゴイ。小説を読む者としても、作家としても、ものすごく勉強になりました。会があったらまたやりたい(すぐにじゃないけどw)とさえ思ったことです。関係者の皆様、お疲れさまでした。

2019年1月13日 (日)

トーク&サイン会 鈴木輝一郎 出張小説講座 in 八重洲 3rd

鈴木揮一郎さん主宰の下記イベントに出演いたします。

鈴木輝一郎 出張小説講座 in 八重洲 3rd

全国屈指のプロデビュー率を誇る鈴木輝一郎小説講座の、一日公開講座&公開作品講評、大好評につき、八重洲で3度目の開催です!
今回は、自身も推理作家協会賞受賞作家である鈴木氏の「ミステリーの書き方」トークショー&公開講座です。長丁場ですが決して退屈はしません!作家を目指す方はもちろん、小説好きなら必ず楽しめるイベントです。ふるってご参加ください!

※講座終了後、鈴木輝一郎さん、ゲスト作家の皆さんのサイン会を開催します。
〈主任講師&司会〉 鈴木輝一郎
課題図書 『何がなんでもミステリー作家になりたい!』(河出書房新社 1月25日発売)
〈ゲスト講師〉
佐藤青南(『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞)
課題図書『たとえば、君という裏切り』(祥伝社文庫)

高野史緒(日本ファンタジーノベル大賞最終候補、江戸川乱歩賞受賞)
課題図書『翼竜館の宝石商人』(講談社)
似鳥鶏(鮎川哲也賞佳作入選)
課題図書『叙述トリック短編集』(講談社)

〈タイムスケジュール〉

14:00~15:00 トークショー 佐藤青南&鈴木輝一郎「恋愛ミステリー&お仕事ミステリー」

15:00~16:00  トークショー 高野史緒&似鳥鶏&鈴木輝一郎「歴史ミステリー&本格ミステリー」

16:00~16:30 公開作品講評 佐藤青南&鈴木輝一郎&受講生1名

16:30~17:00 サイン会

・サイン用書籍のご購入は、開催前とサイン会の時間に、会場前のカウンターで承ります。

作家志望者の方には必ず有意義な勉強になるかと思いますし、読者の方々にとっても楽しめるイベントではないかと思っております。

定員80名。お申し込みはリンク先の八重洲ブックセンターのサイトにて。

2018年11月11日 (日)

グラーフ・ツェッペリン 夏の飛行 (Kindle Single)

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遅くなりましたが、Amazon Single (Amazonの伝書籍リーダーKindleでしか販売しない本)から、グラーフ・ツェッペリン 夏の飛行」を発売いたしました。以下、Amazonからコピペ。

ある夏の夕、かの有名な飛行船「ツェッペリン号」が現代日本の空を悠然と航行する――ありそうもないおとぎ話を、精密且つ繊細に描いてみせるSF中編。

女子高校生・夏紀は、母親の生まれ故郷である土浦を訪れた。約90年前の1929年8月、当時、世界最大の飛行船だった「グラーフ・ツェッペリン号」は史上初の世界一周飛行の途中、ここ土浦にある霞ヶ浦海軍航空隊基地に寄港した。

ところが、夏紀には小学生の頃、祖母の葬儀のために来た当地で、確かに巨大な飛行船を見た記憶があった。その話を聞いた従兄の登志夫は、量子コンピュータに接続した拡張現実装置を夏紀に装着させ、もう一度現れるはずのツェッペリン号を追跡しようとするが……

時間はまっすぐに流れるのか? 真実は常にひとつなのか? 刺激的な思索に満ちた野心作。

土浦が舞台の小説は、もしかしたら連城三紀彦の「戻り川心中」以来かも(私は「戻り川心中」土浦説をとっています)。ややラノベ寄りで今までの私の作品とはちょっとイメージが違うかもしれませんが、これも私の一面です。

よろしくお願いいたしますです。

2018年11月 1日 (木)

鈴木揮一郎小説講座

10月27日に、鈴木揮一郎小説講座のゲスト講師(電話参加)をいたしました。

以下、一般公開分のまとめです。

SFを書きたい人に

ファンタスチカを書きたい人に

作家に必要な才能とは?

喉の手術の後遺症でちっょと滑舌が悪くて申し訳ない。

早い話、「勉強しよう」ということと、「読者を見下すな!」という話。

しかし、鈴木さんによると、視聴した人たちの反応として、「勉強しよう」という発言に対しては賛否両論なんですって!

これはびっくり。鈴木さんと「小説書くための勉強、そんなにしたくないのか(笑)。ていうかほんとに小説書きたいんかその人たち(笑)」という話になりました。

私が知る限り、いや、私よりはるかに顔が広い鈴木さんが知る限り、プロであり続けている人で、何らかの形で勉強し続けていない人なんて一人もいない。一方、一発アイディアとか感性だけで勝負しようとした人たちはみんなどこかに行ってしまった……。中には「勉強なんてバカバカしいw 遊んで暮らしてますよ」っていうポーズを取っている作家は確かにいる。だけど、その水面下の水かきがどうなのか、今一度よく考えてみて欲しい。小説書くために歴史なり法律なり科学なり、何かしらの勉強するのって、当たり前すぎて、講義でわざわざ言ってもいいのかな、誰にとっても言わずもがな、そんな当然のことを聞かされるなんて、講義受ける意味ないじゃんって思われないかな、と心配してたくらいなのに……

作家を志す方々は、あなたの好きなあの作家、あなたが尊敬するあの作家がどうしているか、今一度よく考えてみてほしいです。そして、ほかの誰でもない自分自身のために何をしてあげられるのか、よーーーく考えてほしいです。

2018年9月 1日 (土)

『翼竜館の宝石商人』発売

51sswpiclglこちらでのちょっと遅くなりましたが、『翼竜館の宝石商人』(講談社)が発売になりました。

以下、帯より

1662年晩夏のアムステルダム。宝石商人ホーへフェーンがペストで死んだ。
しかし遺体が埋葬された翌日、厳重に人の出入りが管理された館の、
鉄格子がはまった部屋で、ホーへフェーンに瓜二つの男が意識不明で発見される。
画家レンブラントの息子ティトゥスと記憶を失った男ナンドは、ひょんなことから
事態に巻き込まれ、謎の解明に乗り出す。

ペストの恐怖。蘇った死体。二重密室。
17世紀ネーデルラントの濃い闇の中から浮かび上がる真相とは。

というわけで、今回は謎解き以外のことはほぼやっておりません。この間あるインタビューで、何とかお高い社会派イメージに仕立て上げられそうになってゲラでめっちゃ抵抗しましたが、果たしてどこまで直してくれたことやら……。直ってなかったらここで晒して赤を入れます(笑)。

私としては「こう読んでほしい」とか「こういうメッセージが」みたいなことはいっさい言いません。それは個々の読者の「読む才能」の発揮しどころなので、作者でさえ口出しできる領域ではないと思うので。ただ、気づいてほしいとすれば、さる大御所ミステリ作家が言った「三大〇〇〇〇」をいっぺんにクリアしているというところでしょうか。そこに「このミス」の投票者とかが気づいてくれたら嬉しいですねえ。そのうちどこかでネタバレ読書会とかやりたいところです。

というわけで、どうかよろしくお願いいたします。

2018年8月 6日 (月)

中傷禁止でお願いします

特定の文筆家に対する中傷の書き込み数件と、その発端となった書き込み一件を削除しました。

ひとんちでよその人の悪口言うのやめてね。私は乗りませんから。よからぬ書き込みは見つけ次第削除します。あまりにひどいようならコメント欄を閉鎖します。

2018年8月 5日 (日)

その女アレックスたち

フランスで自分がセクハラと暴力を受けた時の映像を公開してたたえられている女性がいるけど、フランスのそういう#me too運動を見ていると、フランスも変わってきていると実感する。

ミステリ作家ながらゴンクール賞を受賞して話題になったピエール・ルメートルの一作、『その女アレックス』は、最初から最後までショッキングな小説だけど、中でもとりわけ生々しくショッキングだったのは、性的暴力を受けた女性に対してほかの女性が「そんなのよくあることでしょ。そのくらい受け流せなくちゃ大人じゃないわ」的な発言をする下り。

フランスって、ほんとこういうところあるのよね~。私がフランスには住めないなと思った理由の一つでもある。女の価値は男に誘惑されてナンボで、女同士でマウンティグし合うところ。そして、性的な経験をすべて勲章にしてしまう女が上位に行くというか。

でも、そんなにどっぷりとフランスに関わっているわけではない私にも、最近、変わってきていると感じられる。私にとって、『その女アレックス』はその象徴といえる。

フランスに行くと、80年代に比べて女性同士で助け合う場面が増えたようにも感じる。90年代くらいまでは、「助けを求めるなら異性に」って感じだったからなあ。変わってきたと感じるのは、私が「娘」のカテゴリーじゃなくなったからだけではないはずだ。フランスはこういう面でのダメさは絶対変わらないだろうと思ってたけど。だから、日本だって、日本のダメなところを変えていくことはできるはずだと信じている。

その女アレックス「たち」がそう教えてくれていると、私は思っている。

TwitterもFacebookも世の中のダメなところをあげつらう書き込みであふれているけど、それよりも、いいことをした人を褒めたたえる書き込みをするようにすれば、日本ももっと良くなるんじゃなかろうかと私は思っている。って、これ自体、ネットのダメなところをあげつらってるって言われちゃうかもだが。

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